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無くして得るもの

健康を崩したり、失恋したり、仲違いをしたり、倒産したり、生きていると色んな事が起きて、色んなものを失って、そこで初めて気づく事って多いよなと、ふと思ったのです。

どうも、今日はちょっとおセンチなsawa_komaです。

ストレスフリーで生きていく!!と心に誓い、ストレスから逃避するために、日々自律神経を意識して生きていると、なんだか時々「すんっ」となって、妙にすべてを客観視しだす癖があると、新たな発見をしたところです。

「無くす」はネガティブなのか

人生の中で、一番大きな「無くしもの」って何ですか!?と聞かれて、何と応えるでしょうか。
ちょっと前の私ならば、無くしたものなんて山の様にあるよ!!と様々なものを口にしていたと思います。結果、問題転換をして、延々と現状の愚痴となる…というパターンが目に浮かびます。

今までも、「自立神経」には気を遣って生きてきて、それなりに交感神経と副交感神経の均衡を保っていたつもりだったのですが、noteを書き出して、自分自身を整理する事ができ始めたら、今までのは何だったんだ、と思うほどに色々なものが見え始めました。

・ 無いものに目を向けずに在るものに目を向けよう
・ 当たり前は当たり前じゃ無い事に感謝をする
・ なんでも楽しみながらやる

といった言葉を、我が家にある何冊もの本たちは、繰り返し伝えてくれていたのですが、ようやく今になって、この言葉を自分バージョンとして受け入れ、反芻して、納得して落とし込む事ができるようになってきました。

無くすものを無くす

どうやってやったの!?と聞かれて応えられるのは、「削ぎ落した」という言葉。自分自身の中にある、今まで持ち続けていたけれど、自分が喜ばないものを、1つずつ排除していきました。

まず、固定概念で凝り固まった頭をたたき割った(物騒だな)所からがスタート。
・ どんな仕事でも一生懸命やらなければいけない
・ 生きるのに苦しさが伴うのは当然
・ 頑張らないといけない
・ 自分ができる事は誰でもできる事
・ 努力しないと理想の自分は手に入らない
くっ…苦しい!!!!!!
自分で書いているだけでも苦しい笑

正直、自分が持ち続けてきた考え方の癖を、捨てたり変えたりするのは一筋縄ではいきません。何ならそれを発掘する段階でさまよう事もしばしば。でも諦めず、何度も何度も自分に問いかけて、凝り固まった自分の頭をほぐしていきました。

諦めずにこれをやった一番の収穫は、「無くすものが無くなった」という点です。
固定概念にがんじがらめになっていた頃は、人から評価されなければ、人から求められなければ、自分がやっている事の意味なんて無いと思っていました。その評価や求められるものが大きければ大きいほど、自分自身が認められていると思っていたのです。

盛者必衰

でも、その考え方の怖い点は、評価したり求めたりする人の気が変わってしまったら、自分自身の存在意義を見出す事ができなくなる点です。
世の中にも自分自身にも波って絶対あって、寄せる波の時はそれでも良いのですが、返す波が去った後に、気が付いたら何も残っていない、という事がしばしば発生します。

そこに自分自身が無かったから

返す波が去った後に残るのが、削ぎ落した後の自分なのだと、今感じています。本当に自分が喜ぶもの、本当に自分が大切にしたいものだけを持っているので、何かがあってもぶれない強さと耐久性があります。

騙されてみれば良い

なんだか小難し事をつらつら書いてしまったのですが、要するに、自分が得た情報でピンときたら、とにかく騙されたと思ってやってみれば良い!!という事です。

何かを始める時って、何も知らないから、間違ったり遠回りしたりすることが多くて、年齢を重ねるごとにその積み重ねがあるので、いかに効率的に目的や目標を達成するかに執着してしまいます。

でも、どれだけ経験を積んでも、年齢を重ねても、はじめましてにトライする時は、赤ちゃんです。赤ちゃんに因数分解の公式を教えたところで、使いこなせない以前に理解できないのと同じ。
ずりばいから始めて、つかまり立ちできるようになって初めて見える景色があり、そこで初めて、自分自身はこうやったら立てるんだなと、心と頭と体で理解できる本物の結果がついてくるのです。

では早速私も、我が家にある本の背表紙を見返して、ピンとくるものを手に取って読んでみる事とします。そしてピンとくる部分があれば、今すぐトライです!!

トライの結果がどうであれ、1つ確実なのは、良い結果に動いたら自分の「ピンと」のアンテナが研ぎ澄まされている証拠。良くない結果に動いたのであれば、「ピンと」が鈍っている証拠。鈍っている「ピンと」を研ぎ澄ますために、自分の喜ばないものを1つ手放す作業をしてみてください。

良くない結果のために、自分の大事な時間を浪費したと思うのか、自分のアンテナが鈍っている事に気づけて、喜ばないものを手放すきっかけを作れた有意義な時間にできたと思うのかは、自分次第です。

今日も多くの人が、美しく健康的にたくましく活き活きと生きられますように!!



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