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記事:学歴別死亡率、中卒は大卒以上の1.4倍 「喫煙など影響」―がんセンター初推計(時事ドットコム)

国勢調査と人口動態統計のデータを分析したところ、中卒は大卒以上の1.4倍の死亡率だったという話。

 国立がん研究センターは28日付で、国勢調査と人口動態統計を基にした学歴別の全死因による死亡率を初めて推計し発表した。就学期間が短い集団ほど年齢のばらつきを調整した「年齢調整死亡率」が高く、中卒者の死亡率は大卒者などの約1.4倍に上った。同センターは「教育歴が死亡率に直接影響しているわけではなく、喫煙や塩分過多などリスク要因が教育歴によって異なることが差につながっている」と推察している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024032800007&g=soc

国立がん研究センターのプレスリリースはこちらですね。

「わが国でも教育歴により喫煙率が大きく異なることが報告されており(教育歴が短い群で喫煙率が高い)、欧米など諸外国と同様に、喫煙や塩分過多などの既知のリスク要因の分布が社会経済状態により異なることで、死亡率の差につながっている可能性が示されました。」とのこと。教育歴が短い群で喫煙率が高い、というのは肌感覚では何となくわかる気がします。私の出身は東北の田舎ですが、進学で都心部に出るということがなく、地元に残った同級生たちはほぼ喫煙者だった印象。

「塩分過多」について、東北の人間にはピンと来る(だから短命)のですが、他の地域にも当てはまるんですかね。高所得層の方が健康に気を遣う、といったところから来るんでしょうか。

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