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強制終了に慣れてきた(note書き下ろし)

 昨日は、GW中の断捨離の話をしましたが、断捨離とも連動して、10年くらい前から〝強制終了〟を何度も経験しています。

 昨日の記事はこちらになります。

 最大の〝強制終了〟は、3年前に22年間続けた仕事を辞めたことですが、自分で望んだことではありませんでした。しかしながら、強制終了後の3年間でこれまで持っていた価値観を徐々に手放すことになり、たくさんの〝出会い〟に恵まれました。

 ところがここへきて、その3年間で得たさまざまな居場所や人間関係にも強制終了の時が訪れたようです。3年前の最大の強制終了時は、何年もかかって(あらためて考えてみると、その始まりはもっと前にあって、6~7年かけての)〝抵抗〟と〝諦め〟のくり返しであったと思い至ります。

 しかし今は、強制終了の兆しに最初は戸惑いながらも、後から後から追い込まれるように何かが起こるので、抵抗はせずに諦めるようになっています(ただ、少しためらったりしていると、ダメ押しはきますね…)。

 すぐに諦められるようになった理由は簡単です。最大の強制終了後には、まだ見ぬ世界が待っていて、それは強制終了前よりも楽しく、また、おおいに自分の可能性を開くものであったからです。そして、縁のある物や人は、時を経てまた手元に戻って来ることも経験しました。

 だから、執着する必要はないのです。安心して、次のステップに進めばいいと思います。ーー私自身いつしか、将来の不安から経済的な安定ばかりを求めるようになっていましたが、本当はそんなひとところに落ち着けるような人間ではないのですね。〝まだ見ぬ世界を見てみたい!〟という好奇心で落ち着かない子どもでしたから…。

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