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『レインマン』(2018年7月22日)

 先週のブログを予告なくお休みしてしまいました。現在、自分の生涯の中でも何回目かの大きな挑戦をしています。時間の割り振りや一度にあれもこれもというのがあまり得意ではない私にとって、挑戦が終わるまでの期間(いつになるか不明)、何度か予告なしのお休みがあるかもしれません。どうかご了承ください。

 連日の猛暑、挑戦も途上、そんな状況の中、ずいぶん前にチケットを予約購入していた『レインマン』の舞台が今日でした。他の人に譲ることも考えたのですが、いろいろあって私が行かないわけにもいかず、とにかく行って観てすぐ帰ればいいと決めて行きました。

 『レインマン』は、30年前の映画のリバイバルです。映画を観たことがるという方も多いのではないでしょうか。

【ストーリー】
事業に失敗して破産寸前のチャーリーのもとに、絶縁状態だった父親からの訃報が届く。帰郷した彼は、父の遺産が匿名の受益者に贈られると聞きショックを受ける。その受益者とはチャーリーがその存在さえ知らなかった自閉症の兄レイモンドだった……。

【ポイント】
●1988年アカデミー賞主要4部門受賞(作品賞/監督賞/主演男優賞:ダスティン・ホフマン/オリジナル脚本賞)
●トム・クルーズ×ダスティン・ホフマンの豪華共演で放つ、珠玉のロード・ムービー。
(Amazonの作品説明より引用)

 今回の舞台は、チャーリーが藤原竜也さん、レイモンドが椎名桔平さんで上演されました。映画のような軽快な展開ではなかったのですが、その分、チャーリーとレイモンドの距離がだんだんと縮まっていくのが皮膚感覚で伝わってきました。

 30年前の映画がこうして違う表現方法で生き返るというのは新鮮な体験でした。

 最近はTVや映画など確かにリバイバルが多いのですが、〝娯楽〟とされる分野でもよいものは良いものであり、何度でも命を吹き込むことができるのだと実感しました。『レインマン』上映当時の私は高校生でした。その頃に良いと思ったいわゆる〝娯楽〟とされたものを振り返ってみて、生徒たちと共有してみるのも楽しいかもしれないと思いました。


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