見出し画像

ケアマネと利用者の関係性について

こんばんは創です。
他包括の主任ケアマネと研修に行った際にこんな話がありました。

長年担当していた利用者よりずっと担当でいて欲しいと言われていたけれど要介護の認定になってしまい担当を変更した。すごいがっかりされ、変わった直後、入浴中に亡くなってしまった。そのことが印象に残っていてずっと担当を継続できないなら包括で担当すべきじゃないと思っている。
特に困難ケースは居宅支援事業所で担当してもらうようにスタッフにも話している。

同じ主任ケアマネで管理者ですが、私は全く違う考えです。
私のことを良いと言ってくれる利用者さんも今までにはありました。が、そう言ってくれる方って、ケアマネとして何かを成し遂げてそう言ってもらえている訳ではなく、話しやすいとか相性が良いとかいう理由なんですよね。
円滑に仕事を行うためにはそれも大事なことだとは思うのですが、ケアマネの業務として見た場合、その方の生活を別の視点でアセスメントするのは良いことなのかと思っています。
過去、ケアマネの中に独居の高齢者のお宅で「お茶は私が入れるから、いいよ。座ってなって」と娘のように立ち回り、本人にも喜ばれている人がいたのですが、こういう気に入られ方ってケアマネとして正しい?と思ったりします。
それで言うと、いくら本人が話しを聞いてもらいたがる人でも、契約やサービス担当者会議でもないのに長時間拘束されてしまうのはプロとしてどうなのかという考えです。
同じ相談を生業としている弁護士やカウンセラーは時間あたりの相談でお金をもらっていますよね。
同じように時間でお金をもらえるようにしてもらいたいとは思ってませんが意識の上でプロでありたい。単なる雑談にずるずると付き合わされて虚しく時間を消費しただけ。にはならないようにしたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?