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現状の有様に繋がる、本当の地球史と思われるもの

ここでは、1947年7月7日のロズウェル事件時、米国に墜落した船に搭乗していた3人のうち、ただ1人生き残った乗組員であったグレイ型ヒューマノイドのエアルが、地上人であるマチルダ・オードネル・マックエルロイに向けてテレパシーで話した内容を記録したものである『エイリアンインタビュー』をベースに、昨今、地球規模で見られる動きについて、適当な仮説を模索していくことを目的としたい。
また、これを達成するにあたっては、我々地上人が把握しているよりも遥かに遠い昔の、地球とその周辺で起きた事柄との歴史や、その経緯を知っている必要があるように思える。
そこで、現在は地球の地下2kmから8kmの間に存在する洞窟群を棲家にする地球原産の爬虫類人(レプティリアン)のうちの一人であるラケルタと、地上人であるスウェーデンの青年との間で、1998年に行われた交流の記録である『ラケルタファイル』を主に参考とする形で歴史年表を組み立てて行き、年代順に沿うように、私の仮説をまとめることにした。

主として『エイリアンインタビュー』と『ラケルタファイル』との内容が軸になってはいるが、これらの他に、『アクァッホスレ』『バリエラという地底人の話』『元アトランティス人アルの話』『茶太郎スレ』『2062年から来た未来人スレ』『アポロ計画の暴露話』などもヒントにしている。
気が向けば、竹内文書やオアスペ、日月神事やデーヴィッド・アイクの書籍、ウィリアム・トンプキンスの話も参照する予定。

尚、『エイリアンインタビュー』を知らない場合、以下の二本の動画を観れば、その要旨は十分に掴めるだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=li9BrHynRws
https://www.youtube.com/watch?v=EYfHQk2MO5M&t=3s

『ラケルタファイル』についても、以下の一連の動画を視聴すれば、そのすべてが把握できる。
https://www.youtube.com/watch?v=nn47wH8e7r4&list=PLEjxuudxZEv5u5kX4MWa5_m81RkNZhbFq

以下、本編。


物質宇宙と地球周辺との歴史

少なくとも4000兆年前、IS BEが物質的な宇宙を創造する。
昨今の量子力学の研究から、物質は我々のような意識体から認識されるときに実体化するものであり、認識されるまでは形の無い状態で存在することが分かっている。認識が実体化をもたらすこの現象を「収束」と呼ぶが、IS BEが物質的な宇宙を創造した方法は、この仕組みの延長にあるものだと思われる。

80兆年前、後にドメインを構成することになる文明が宇宙航行の技術を開発し、宇宙に遠征隊を派遣し始める。

64兆年前、後に旧帝国を構成することになる様々な文明がIS BEトラップを作成&設置し始める。

137億年前、この物質的宇宙が誕生した、ないしは切り離された。
なぜ切り離されたのかは分からないが、分からないなりに推測することはできるので、以下に私なりの仮説を綴っていく。

エアルによれば、我々地上人が生きているこの時空連続体としての四次元時空よりも低い次元は存在しない。
また、デーヴィッド・アイクによれば、この宇宙を支配しようとしているレプティリアンは、自分自身の態度によって四次元時空に囚われているとのこと。これは、バイブレーションや波動、周波数と呼ばれる現象から解釈できる内容であると思われる。そして、振動数と存在の次元とは連動関係にあるような話もよく聞く。

ここで、周波数と次元との関係性についての個人的な解釈と推論とを語ろうと思う。

私が思うに、欲望と呼ばれるものは2つに大別できる。それぞれを「支配欲」と「好奇心」と呼ぶことにしよう。
支配欲とは、言い換えると物質への所有欲のことである。物質に対する欲望は物とお金とに向いているものであり、要は「あれこれを所有&管理したい」という気持ちである。
お金を欲しがる理由も、突き詰めれば、ものを所有管理する欲望と結びついているので、結局は物質欲である。生活上の安心が欲しいという場合も、結局は衣食住に関する「もの」を揃えることに繋がるので、これも物質欲の現れ方のバリエーションに過ぎない。
こうした支配欲の危険なところは、物資界という限りある存在に向けられる欲望だからこそ、必ず競争による奪い合いを生ずるところにある。例えば、現在の貨幣経済社会がそうであるように。

これに対して、好奇心とは「知りたい」「理解したい」「分かり合いたい」「そのために一緒にいたい」などの類だ。好奇心は物資のような限りあるものに向けられてはいないため、どこまででも大きく広げて行けるところに特徴があると言える。

欲望の在り方がそのIS BEが何を認識するかを決め、何を認識するかがそのIS BEが身を置く世界を形にする。という量子論と認識論とを合わせたような視座に立脚するなら、支配欲の塊と思われる外来のレプティリアンは、好奇心による「非物質的な空間を収束させることができる認識」を持たないため、自分が身を置く場空間の座標を5次元時空以上に拡張することができないのだと考えられる。
また、仏陀が至ったとされる悟りの内容(大雑把に言えば、「宇宙はホログラムないし魂の娯楽としてのゲームステージであり、単に情報の密度にばらつきがあるだけ」というもの)や、苫米地英人氏の超情報場仮説を前提にするなら、「次元」という言い回しは便宜的なもので、正しくは「情報の抽象度」とすべきなのかもしれないが。

デーヴィッド・アイクが「最も愛を必要としているのは、当のレプティリアン自身である」と言っているが、ここでの「愛」とは、好奇心側に属する欲望のことではないだろうか。
好奇心を持つことで、非物資的なものに目を向けるようになると、物質に囚われないその無限性を伴った認識によって、自身が身を置く場空間の座標を、物質界の外側へとスライドさせることができ、このスライド先を地上人以外のIS BE達は「高次元」と呼んでいるのではないだろうか。
「周波数が低い」とは、支配欲から生まれる「物質的で限られた認識」しか持っていない状態であり、「周波数が高い」とは、好奇心から生まれる「非物質的で制限の無い認識」を持っている状態のことである。こう考えると、インターネットや地上人のチャネラ―を通じて現れる地上人以外のIS BEと思われる存在達が、周波数と次元とを並列させて語る傾向にある理由がわかるというもの。

外来レプティリアンは、好奇心を持たず且つ支配欲だけを持っている存在であるために、別宇宙ないし大元の宇宙で競争による奪い合いを起こし、テクノロジーの高さも相まって、その破壊的な影響が自分達をも破滅させることに気付いたため、対立するグループの内の幾つかが自発的に外宇宙に引っ越して、これ以って、敵対していた同族レプティリアンのグループとの関係を断ち、別の宇宙で独占的な支配体制を敷く計画に切り替えたのかもしれない。
彼らが下手に高度なテクノロジーなどを持っていなければ、好奇心を育てる方法で破滅を回避しようとしたかもしれないが、外宇宙に飛び立てる程のテクノロジーを持っていたがために、別宇宙で支配欲を満たす方針を選べたのだとしたら、被支配者にされた我々にとっては運の悪い話だ。
また、この仮説が正しいのだとしたら、こことは別の外宇宙においても、我々を支配しているのと同種の外来レプティリアンによる、同じような支配体制が敷かれている可能性がある。

ただし、137億年前にこの宇宙が単に「切り離された」のだとしたら、話はもっと単純だ。要するに、支配欲とテクノロジーの高さのために破壊的な影響を持つ外来レプティリアンを、わざわざこの宇宙に捨てたIS BEやそのグループが外宇宙にいるということだ。

アクァッホの介入とカンブリア爆発

5億4200万年前から5億3000万年前のカンブリア爆発の頃(?)、それ以前にも火星から地球を訪れていたアクァッホによる介入が激しくなり、地球に様々な生命体が発生する。

アクァッホスレによれば、火星にまだ文明と呼べるものが栄えていた頃、火星人達は頻繁に地球を訪れ、生命発生とその進化の実験を行なっていたらしい。中でも、彼らの介入が最も盛んだった特定の時期があり、その時期に多種多様な生命が地球上に発生したとのこと。
スレ内でも触れられているが、この説明から考えるに、恐らくはカンブリア爆発のことを指していると思われる。

最初の地球人?

6500万年前、地球での銅を主とした資源採掘を目的に、プロキオンからヒューマノイド型の異星人がやってきて、地球上で平和に暮らし始める。

アクァッホスレでは、地球を離れてAIと共に宇宙を旅するアクァッホグループの存在が語られている。ムーア達の一部が分かれてアクァッホになった(次元を落としているのでネガティブ転生?)当時、彼らがどこの星系に暮らしていたのかはわからないが、元々根無し草のような種族であったなら、このプロキオン人がアクァッホの一派である可能性もあるだろう。
そもそも、プロキオン人は資源採掘を目的に来訪しており、アクァッホによる地上人類の発生実験が、労働力の確保をその目的の一部に持っていた場合、地球上で生命の発生実験を行っていた存在と、発生させた生命体を労働力として採掘を行おうとしていた存在は同一と考えるのが自然である。よって、ひとまずプロキオン人とアクァッホとを同根存在に位置付けておく。

それから150年後、別の宇宙からやってきたレプティリアンがプロキオン人と同じ目的(銅を主とした資源採掘)で地球に来訪し、プロキオン人が友好的な接触を試みるが、上手く行かずに戦争となる。
恐らくは、レプティリアンが好戦的で支配的な種族であったことが原因だろう。

ラケルタによれば、宇宙というバブル間の壁を乗り越えて外宇宙に移動する方法には、素粒子技術によるものと精神力によるものとの2種類が挙げられるようだが、外宇宙産レプティリアンが宇宙間の壁を乗り越えてきた方法が、素粒子技術によるものなのか、IS BEとしての精神的な作用によるものなのかは不明。
しかし、先にも述べたように、もしも外来レプティリアンが支配的な種族だったなら、精神的な力による移動が可能だとはあまり思えないし、後にも述べるが、この物質宇宙で最もテクノロジーが進んでいる種族はアルファドラコニスであるという説があり、これが本当であり、尚且つ、プロキオン人と戦争をしたレプティリアンがアルファドラコニスだとしたら、テクノロジーのレベルから言っても、素粒子技術の方でバブルを乗り越えてきたと考えるのが自然である。
また、アルファドラコニスという星系については、同じものを指していると思われる名前が『エイリアンインタビュー』にも登場しており、「ドラコニス」や「竜座アルファ星」という呼称で旧帝国に属する惑星として説明されている。

戦争初期はプロキオン人が優勢だったが、これを覆すために、レプティリアンが宇宙空間から地球上の中央アメリカあたりに核融合爆弾を投下。海洋を爆破したために、水素との間に、レプティリアンが予期していなかった化学反応が発生。イリジウムを含む様々な物質が生まれて地上に落下した。
この核融合爆弾の投下によって、地球上に暮らしていたプロキオン人はほぼ全滅し、その後200年間に渡る「核の冬」によって、地球上の殆どの生命体も絶滅した。
ちなみに、ラケルタ曰く、恐竜の大量絶滅の原因は隕石の落下などではなく、この時の核爆発を原因とする地球環境の変化であるとのこと。6500万年前という年代も、地上の科学者が恐竜絶滅の時期とするタイミングと一致してはいる。

また、恐竜の絶滅の原因については、エアルも同じような証言をしている。彼女によれば、「7000万年以上前の恐竜の絶滅は、IS BE達による銀河戦争の結果である」とのこと。年代が少々ズレてはいるが、銀河戦争なるものの開始時期のことを7000万年前と言っているのかもしれない。

その後の数百万年の間に、理由は不明ながら、プロキオン人とレプティリアンとのどちらの種族も地球を去り、両者ともに今日(西暦2000年時点)まで地球に戻ってはいない。尚、レプティリアンが元いた宇宙が高速で移動した形跡が見られるため、彼らが元の宇宙に戻ることは物理的に不可能だったと思われる。とラケルタは語る。
このことからして、恐らく彼らは今もこの宇宙のどこかにいるのだろう。エアルが旧帝国所属の天体としてドラコニスや竜座アルファ星を挙げていることから考えれば、そこが彼らの拠点なのかもしれない。

ここで、アルファドラコニスについて、界隈でよく言われている説をまとめておきたい。

①一説によれば、この物質的宇宙で最もテクノロジーが進んでいる種族は、アルファドラコニスというレプティリアンであり、彼らの出自はこの宇宙の誰にもわかっていないので、恐らくは外宇宙からやってきた存在である。
②そして、地球を今現在も支配下に置いている種族も、外宇宙からやってきたレプティリアンだとされている。
③また、この宇宙が外宇宙にとってのゴミ捨て場であるという説もある。

これら3点が真実であるならば、以下の3つの推論が成り立つ。

①アルファドラコニスと地球を支配しているレプティリアンとは同一であり、彼らの出自がわかっていない理由は、この宇宙では誰も宇宙のバブルを乗り越えるテクノロジーを持ってはいないため、彼らの足跡を辿ることができていないから。そして、そのような「この宇宙の誰も持っていないテクノロジー」を引っ提げてやってきた存在だから、結果論的な必然として、この物質宇宙で最も技術的に進んでいる状態にある。

②地球産レプティリアン(ラプターとも呼ばれるらしい)によれば、6500万年前の戦争以降、外宇宙産レプティリアンは地球を去っているらしいが、実際にはスパイや残党を残していたり、エロヒムやアヌンナキ、アクァッホやグレイのような外来種のどれか、ないしは全てを使役する形で、間接的に地球に干渉し続けているのかもしれない。あるいは、これらの外来種の外見は、アルファドラコニスが見せたホログラムの姿であるか、彼らが元々外宇宙の存在であることを考慮するなら、地球に降り立つにあたって自分達を遺伝子操作して、この宇宙の環境に適応するように姿を変えたものである可能性もあり得る。また、地上人のチャネラ―などを通して、霊体として地上人にメッセージを届ける存在の正体の多くが、実は彼らドラコニスである可能性も否定できない。このような偽情報オペレーションを通じて、その実態が6500万年前に戦争を仕掛けた彼らと同一であることを悟られないように地球の支配を続けている。ということなのかもしれない。

③また、彼らが元いた宇宙が高速で移動して行ったのは、外宇宙の存在達が、ゴミ捨て場であるこの宇宙にアルファドラコニス達を捨て去るためであったとも考えられる。彼らが外宇宙から追い出されてこの宇宙に来たのか、それとも、彼らが自らの意思でこの宇宙に移動したタイミングを狙って、戻って来られないように内側から鍵を掛けられた形なのか、それはわからないが、出身の外宇宙においても、この宇宙で敷いている支配体制と同様の、ろくでもないことをやってきているのであろうことは想像に難くない。

旧帝国に所属する文明の成立が、この宇宙が誕生したとされる137億年前よりもはるか昔、64兆年前まで遡れることから言って、地球と月・火星に電子バリア発生装置を設置し、この天の川銀河一帯を牢獄として運用しているグループは外宇宙の出身と考えられる。この点から言っても、外宇宙由来のレプティリアンが旧帝国のメンバーである蓋然性は高いだろう。
そして、エアルが「ドメイン文明は『この宇宙』の4分の1を支配下に置いている」と言っているのは、要するに「この宇宙」以外が彼らの拠点であり、旧帝国と同様にドメインも元は外宇宙からやってきた存在ということだろう。ドメインもドメインで、宇宙航行の技術の開発を80兆年前と言っているので、間違いなくこの宇宙に由来する存在ではない。そして、旧帝国が滅亡済みの外宇宙では、4分の1どころではない領域を支配下に置いているということでもあるのだろう。

地球産レプティリアンの誕生

6500万年前の戦争の後、生き残っていた地球産の爬虫類達から、2000万年を掛けた進化によって、27種類の知的生命体の亜種が生まれたが、気候変動や亜種間での戦争により、最終的に3種類まで減った。
気候変動での絶滅については、心身の未発達により、変温動物だった彼らは体温維持ができなかったためだと考えられている模様。

更に3000万年後(今から1500万年前?)、交配や遺伝子工学によって、3種の亜種は一種に統合され、地球産レプティリアンは一つにまとまることとなった。こうして、彼らは1000万年前には今の状態に完成され、その後、進化による肉体的な変化はほとんど見られない。
この知的な進化のきっかけが自然なものなのか、それとも6500万年前の核融合爆弾投下に伴う放射線による突然変異なのか、その辺りは彼ら自身にもわかっていないとのこと。

エアルが言うには、IS BEによる介入無しに生命体が自然発生することは無い。なぜなら、生命体とはIS BEがテクノロジーによって作り上げた肉体に、IS BEが憑依したり閉じ込められたりするか、IS BEが生命エネルギーを吹き込むまでは、活動するためのエネルギーそれ自体を持たないから。
地上の様々な人類創造の伝承において、「神は人間の身体を土から作り、そこに息を吹き込むと生命体となった」的な話が共通しているわけだが、つまりはこのエピソードが、IS BEが閉じ込められた瞬間ないしは、IS BEが生命エネルギーを吹き込んだ瞬間を表しているのだろう。
また、進化についてもエアルは否定しており、全ての生命体はIS BEによってデザインされているらしいので、一見すると進化によって生じたように見える生命体も、IS BEが設計したデザインの通りに変容しているだけだと考えることができる。よって、ラケルタ達の種族も何者かによって生み出されたことは間違いなさそうである。

アクァッホスレでは、アクァッホによる人類創造実験の結果、四種類の人類が生まれており、その中でも、身長が2m半もあったトカゲ顔の人類が、アクァッホに最も近い種族として誕生したと説明されている。彼らは火星の再建のため、すぐに宇宙船に連れていかれて、アクァッホと共に宇宙に旅立って行ったとのことだが、この時、地球上に残された者たちの子孫が、ラケルタ達なのではないだろうか。
この四種族が創造された話は、カンブリア爆発(5億4200万年前から5億3000万年前)と思われる、アクァッホによる地球への介入が最も激しかったとされる時期の話の延長で語られており、具体的な年代がはっきりしないのが残念ではある。

ラケルタは、6500万年前から150万年前のエロヒム来訪までの間には、外来種の地球訪問がなかったかのように語っているが、ラケルタの祖先が高度なテクノロジーを発達させるまでは、来訪があっても気付けなかった可能性は十分にあると考えられる筈。にも関わらず、150万年前のエロヒムの来訪を、6500万年前以来初のように言い切っているのは、何者かによる入れ知恵があるからに思える。彼女と同種と思われるバリエラという地底人は、地上人が精神的に成長して、自分たちと共に高次元へと進めるタイミングを待っているようなことを語っているが、地上にも蔓延っているこの「人生は魂の成長のための修行」的な考え方が、旧帝国によってもたらされた発想なのだとしたら、ラケルタやバリエラ達地底人類も、我々地上人と同様に、地球に幽閉されたIS BEなのかもしれない。
ただし、およそ200年前から、土星の周辺で活動する葉巻型の物体が観測されており、近年はそれが土星の衛星から土星に向かっていることも判明している。更には、どうやら土星の輪はこの物体の活動の副産物だとの予測もある。ラケルタの話では、彼らのコロニーは地球と月、火星の他に、木星と土星との衛星にも存在している。そして、彼らが使用する宇宙船のほとんどが葉巻型だとも言っていることから、前述の物体は彼らの船である蓋然性が高い。
この推測が正しい前提で考えるに、4つの可能性が出てくる。
①電子バリアのカバー範囲は太陽系全体に及んでいる。
②電子バリアのカバー範囲は地球周辺のみであり、地球生まれでありながら他惑星で活動できているラケルタ達は、旧帝国の残存勢力である。
③たとえ地球に幽閉されているIS BEであっても、肉体ごとであればバリアの領域外に出られる。
④エアルの話が嘘。
後に説明する『アミ 小さな宇宙人』への解釈もあり、個人的には③が正解だと考えている。

ところで、アクァッホスレの内容が真実であるなら、地球には繰り返し火星からの訪問者があった筈であり、その火星には旧帝国のバリア装置がある。一口にアクァッホと言っても、地球を戦争でぐちゃぐちゃにしたグループもいれば、火星を離れて遠いどこかで活動しているグループもいて、決して一枚岩ではないことが分かる。そもそも、エロヒムもアクァッホも、無意味な人類発生実験を止めるために同種間で戦争したり、二種類の人類それぞれの後ろ盾になって戦争したり、構成員の全てが我々の敵というわけではなさそうである。
また、エアルが言うには、地球をIS BEのゴミ捨て場にしているのは、旧帝国の中でも秘密組織に分類されるグループで、旧帝国の中央政府からも隠れて活動しているらしいので、このことからも、アクァッホそのものが我々地球のIS BEの敵とは言い切れないだろう。

エロヒムの来訪と月の登場

150万年前、アルデバランからエロヒムと呼ばれる、ブロンドヘアで白い肌のヒューマノイド型の異星人が地球にやってくる。
外見の描写から推測するに、コーカソイド(白人)の原種だろうか。
彼らが来訪した「150万年前」という年代が、月面上で見つかったとされる150万年前の宇宙船のそれと一致するので、当時のエロヒムはこうした船を拠点に活動していたか、月そのものが母船だと思われる。

月がいつから物質宇宙に存在するのかは謎だが、紀元前3000年頃に起こったとされる洪水伝説以前には、地上人に月という天体は認識されていない。この点から言って、少なくとも、月が地球の衛星軌道上に運ばれてきたのは、この頃(紀元前3000年前後)だろうと予想できる。
また、洪水の仕組みは、元々月にあった大量の水を地球上に移動させることによるものであるか、月の重力ないし重力制御装置を使って地球上の水の配置に偏りを作って起こした津波であったか、そのどちらかだと思われる。

アメリカ大陸の先住民であり、現時点で8つの預言の的中率が100%とも言われる、ホピ族の9番目の預言においては、「天上にある天国の居住施設が地球に落下し衝突する。その時には青い星が現れて、その後ホピ族の儀式は幕引きとなる」とされているが、これを「月が落下して地球上の全ての大陸が海に沈む。その結果、地球は海に覆われた青い星となって第四文明が滅ぶため、ホピ族の役割が終了する」と訳すなら、やはり月が洪水の仕組みの要だと言える。

そもそも、月は以下に挙げる様々な不自然な特徴を持っている。

・場所によって密度に偏りがあり、特定の面が地球の引力に強く引き付けられるようになっているため、地球からは裏側が観測できない。
・直径が太陽の四百分の一。地球との距離が、地球と太陽との距離の四百分の一。この関係によって、地球から観測すると、ちょうど太陽と同じサイズに見える。
・5000年前の洪水伝説以前には、存在が認識されていない。
・探査機を月面に衝突させて起こした振動が数時間継続したことから、内部の一部が空洞になっていると考えられている。
・地球と比べて密度が三分の二程度しかないため、空洞説と併せて考えると、地球と似たような成分で出来ていた場合、三分の一程度が空洞であると考えられる。
・月面には多くのクレーターが残っているが、地上人による四百年に渡る観測の間、あのようなクレーターを作る隕石の衝突が起きていないため、元々は隕石が飛び交う別の場所にあったと考えられる。
・表面がチタンで覆われているらしく、クレーターの直径にかかわらず穴は浅い。

また、ウィリアム・トンプキンスなどによるアポロ計画の暴露話では、クレーターの内部に着陸した調査隊を、巨大な船を伴った爬虫類型の異星人集団が取り囲んだ話や、月には既に異星人の基地が建設されていた話が伝わっている。
インゴ・スワンという超能力者によるリモートビューイング(遠隔透視)でも、月の裏側には都市のようなものがあり、そこで採掘作業に従事するヒューマノイドの存在も確認されているらしい。
これらの話から言って、ホピの第9の預言の「天国の居住施設」とは、月のことを指している蓋然性が高く、洪水伝説の時と同じく、月を利用した津波による破壊工作のことでも意味しているのだろう。

ちなみに、月面上で調査隊を取り囲んだレプティリアンは、恐らくラケルタと同じ地球産のレプティリアンだろう。
月は元々エロヒムの宇宙船だと考えられるわけだが、そのエロヒムは洪水伝説の年代である5000年前には地球を去っており、ラケルタ達はこれを以って戦争終結としている。また、ラケルタによれば、彼らは7つのコロニーを持っており、それは地球と月、火星、土星と木星の衛星に存在していると言っていることから、エロヒムを追い出した後、現在の月は彼らの管理下にあると考えられる。
よって、月面で遭遇したレプティリアンは、地球産のレプティリアンと考えるのが自然である。
その一方で、ホピの予言における「天国の居住施設」が月を指しているとしたら、自分達の故郷の惑星にあの巨大な衛星を衝突させるとは思えないので、月は地球産レプティリアンに制圧されてはいるものの、船としてのコントロールは未だにエロヒムが握っているのかもしれない。

ところで、この「エロヒム」という名称は、ヤハウェと同一の存在を指す言葉として、旧約聖書に数百回登場する。そして、旧約聖書の記述について、エアルは「旧帝国がIS BEを地球に幽閉する様子を描写している」と説明している。
1880年頃にアメリカ人であるジョン・ニューブローが、創造主ジェホビと交信して自動書記したオアスペや、宇宙創成についての記録から始まっている竹内文書にも、「宇宙から魂を集めて肉体を与え、彼らを天使として地球に派遣した」趣旨の話など、同様の記述があるようだが、地上人が知的生命体になる前の歴史を描いているこれらの記録は、人類以外の存在からの入れ知恵と考えるのが妥当である。そして、そもそも地球が旧帝国に管理された惑星である前提で考えれば、チャネラ―の多くが交信している高次元の存在や創造主を名乗る存在は、その殆どが旧帝国の工作員だろう。
少々こじつけにはなってはしまうが、ヤハウェ(エホバ)とジェホビとは語呂が似ており、どちらも地上人を通じて残した書物の中で同じようなことを述べていることからして、両者は同一の存在だと思われる。ユリウス・カエサルが英語読みだと「ジュリアス・シーザー」になるような違いで呼称が変化しているのかもしれない。
その上で、エアルがヤハウェを旧帝国の工作員に位置付けていることと、彼女の旧約聖書への見解とを併せて考えると、旧約聖書やオアスペ、竹内文書の地上人誕生物語は、本当のことを語っていながら、それを悪事ではなく善行のように意味づけているプロパガンダだと言えるだろう。要は、殺人鬼を英雄扱いするような描き方をしたものが、旧約聖書でありオアスペであり竹内文書なのだと考えられる。

ここで、個人的な気付きを紹介する。
ラケルタによれば、エロヒムはアルデバランからの訪問者であり、アルデバランと言えば牡牛座の星である。そして、先に述べたように、旧約聖書での扱いから、エロヒムはヤハウェと同一の存在だと推測できる。さらに、エロヒムやヤハウェの姿が描写される際には、頭から牛のような角が生えていたり、牛のツノがあしらわれた角冠と呼ばれる冠を被っていたりすることが多い。
ついでに言えば、シュメール神話に登場するアヌンナキ(シュメール語で「天より降り来たる者」の意)も、壁画などに残されたその姿には、多くの場合、角冠が描かれている。
当然ながら、旧約聖書での扱いにおけるヤハウェは異星人ではない。よって、彼らが牡牛座からやってきたアルデバラン人であることを知る者によって、角が生えた姿で描写されたわけでもない。なぜ彼らに角があるのかは謎だが、ラケルタの証言を参照すれば、エロヒムことヤハウェに角があることと、彼らが牡牛座のアルデバラン出身であることには、奇妙なつながりを感じられる。
もしかすると、ラケルタ達が祖先である爬虫類の蛇をシンボルとするように、エロヒムも祖先である哺乳類をシンボルとした結果、なんらかの理由で牛が選ばれたのかもしれない。
アクァッホスレによれば、アクァッホは哺乳類に近い生命体というか、地球上の哺乳類の祖先であるらしいので、この点も「エロヒム=アクァッホ=アヌンナキ」という関係性を支持している。

また、シュメール人が自らを「混ぜ合わされた者」と称していたことから察するに、彼らはアヌンナキと地上の霊長類との遺伝子を掛け合わせて生まれた存在だと考えられる。そして、ラケルタファイルでは、地上人はエロヒムによって七回創造されたとされ、その際には地上の霊長類をさらって行ったとのこと。
そのエロヒムが旧帝国の工作員ヤハウェと同根の存在であり、人体の極端に短い寿命や老化の仕組み、IS BEが出られない設計を組み込んだことから推測するに、エロヒムというのは、旧帝国の構成員たちの中でも、人体という牢獄の設計担当者たちの呼称なのだろう。

エロヒムとの戦争と人類創造実験

さて、エロヒムの目的は地球の鉱物資源ではなく、地球上の未発達の類人猿に知的な進化の手助けをして、戦争などで使える奴隷種族を生み出すことにあった。そのため、エロヒムにとって、これから動物園として運用しようとしている惑星の先住民である地球産レプティリアンは邪魔であり、先住民にとっても、自分達の居住惑星で勝手に知的生命体の誕生実験をして欲しくはないため、両者の間に戦争が勃発した。

人類発生実験のため、エロヒムは最初に1万から2万体の類人猿を母船に連れて行き、数百年後、より人間らしく進化した地上人を伴って地上に降り立ち、この進化した地上人を地球に残して再び姿を消した。
この時の地上人は、遺伝子工学と教育のお陰で、既に火や道具を使えるようになっていた。その後、2万3000年の間に、エロヒムは7回に渡って地上に降りてきて、その度に、この地上人の進化を加速させた。
この時期、地球産レプティリアンと地上人とは、地球上で並存してはいたが、エロヒムが「地球産レプティリアンは邪悪な存在である」との嘘を地上人に吹き込んでいたため、接触はしなかった。

それから数百年後、エロヒムは最初に作った人類を絶滅させて、人類進化実験の第二弾を開始した。こうした工程を6回繰り返して生まれた今の地上人は、8500年前に創造されたエロヒムの7番目の作品である。そして、エロヒムは6番目と7番目の人類の前にも神として姿を現し、地球産レプティリアンこと地底人を邪悪な種族だと吹き込んだ。

尚、言葉や技術を使う人類は、70万年前には誕生しており、ビミニ地域の海底遺跡は、1万6000年前に栄えた第6の文明の産物。ギザの大ピラミッドは、7万5000年前に5代目の人類が建造したものを、7代目の現生人類が発見&発掘したものであるとのこと。
また、エアルが言うには、一万年前に旧帝国のIS BEトートがピラミッドの建設を計画したらしい。その目的は、重く頑丈な岩でできた永続する強固な建造物を作ることで、「永遠」とは物質的なものに宿る特性であり、非物資的なものに宿るものではない。という思い込みを地上人のIS BEに刷り込み、実体のない意識体であるIS BEこそが永遠の体現者であることを忘れさせるためである。そもそものエジプト文明それ自体が、旧帝国が無意味な神秘と解けない謎をでっち上げて、地上人を混乱させる目的で発生させたものであるとのこと。
ピラミッドの完成時期については、エアルも4500年前頃だと説明しており、地上人の研究者も5000年前から4500年前あたりを古代エジプト文明の最盛期と見ているので、恐らくは、これが正しいのだろう。そうなると、果たしてラケルタの説明が何を指しているのか、わからないわけだが。
ひとまず、オアスペの内容に一定の真実が隠れされていると仮定するなら、同書では7万8000年前から

話は変わるが、アクァッホスレにおいては、以下のような記述がある。

①火星が繁栄していた頃の地球には、微生物と虫の祖先しかいなかったが、地球へのアクァッホ達の介入が最も激しかった頃(恐らく、5億4200万年前から5億3000万年前までの、カンブリア爆発の時期のこと)になると、地球にも様々な生物が現れた。
②地球で後に爬虫類や哺乳類になるものを発生させたのはアクァッホであり、火星と同じような進化過程を再現することが目的だった。
③月はアクァッホが地球をフォーマット(初期化)するために設置した人工物である。

これらの内容からして、アクァッホの地球来訪の目的は、明らかに地球上で生物進化の実験を行うことである。とすれば、「未発達の類人猿に知的な進化の手助けをして、戦争などで使える奴隷種族を生み出そうとした」とされるエロヒムとは、同一の存在だろう。
特に③の内容については、7回に及ぶ人類の進化実験では、何度も前の作品を地上から消し去る必要があった筈であり、この操作をフォーマットと呼んでいるのだとしたら、これを目的に月を設置したとされるアクァッホと、進化実験をおこなったとされるエロヒムは、同一の種族であるか協力関係にある種族同士でないとおかしい。
このことからも、両者が同一、少なくとも同根であることは確実だと考えられる。

地球で実験を繰り返していたエロヒムではあるが、彼らも一枚岩ではなく、無意味に繰り返し地上人を創造することに反対する者もいたため、エロヒム同士でも衝突が発生する。
恐らくはこの話が、『アクァッホスレ』における「2種類の人類がそれぞれにアクァッホを後ろ盾として戦った戦争(紀元前8000年から紀元前6000年頃)」のことだと思われる。このことからも、エロヒム(ヤハウェ)とアクァッホとは同一の存在と予想できる。

また、『エイリアンインタビュー』で、エアルは地球に罪人のIS BEが島流しされ始めた時期を40万年前と言っており、エロヒムが人類創造実験を行っていた時期に一応は重なっているので、エロヒムやアヌンナキと呼ばれる存在は、地球上の生命体に罪人のIS BEを憑依させ、そうして地球牢獄に閉じ込めたIS BEの動向を監視する役割を負った、旧帝国の工作員グループの一つであった可能性が考えられる。
何よりも、エアルは旧帝国に所属する具体的な天体の名称をいくつか挙げている。それが、シリウス、オリオン、アルデバラン、プレアデス、ドラコニスの五つである。ラケルタがエロヒムの来訪元であると語るアルデバランの名前がこの中にあることから言っても、エロヒムが旧帝国の工作員として、少なくとも我々地上人の肉体という牢獄の設計を請け負っていたことは間違いなさそうである。
また、エアルが「神秘を演出するためだけに作られた偽の文明」と説明しているエジプトのピラミッドの配置が、オリオン座の中心にある三つの星の並びに重なっていることも、決して偶然ではないのだろう。

5000年前、理由は不明ながら、エロヒムが地球を去ったので、この時を以って、戦争は地球産レプティリアンの勝利となる。シュメール人やマヤ人の前に姿を現し、神を名乗って地上人を監視していたエロヒムであったが、この時を最後に、現在まで地球に戻ってきてはいないらしい。
エアルによれば、5000年前という時期は、ドメインによる盛んな介入によって、古代エジプトを管理していた旧帝国のIS BEが「天に帰る」ことを余儀なくされたタイミングであり、これによって、それ以降は旧帝国に任命された地上人の神官がエジプトを統治することになったとのこと。であれば、エロヒムが去った理由は、まさしくこれだろう。

これは想像となるが、エロヒムは『ドラゴンボール』におけるフリーザのような「宇宙の地上げ屋」であり、生命体が居住する惑星を改造したり、遺伝子工学で改造した肉体にIS BEを閉じ込めたりして、奴隷のように無知で無力で従順な種族を作り、更には電子バリア装置で輪廻転生の終身刑システムを張り巡らせ、これを他の外来種に売り渡す存在ではないだろうか。
人類の寿命を100年程度に制限し、その上、老化現象まで付与して、高度な科学的思考に必要な知識を身に付ける頃には、肉体に消費期限が近付いて衰えているか、単に寿命で死滅するように設計したのは、他でもないエロヒムであることが、その傍証と言える。恐らく、6代目までの人類創造実験で、テクノロジーが発達し過ぎて輪廻転生終身刑システムに気付かれてしまわないための丁度いい寿命と、IS BEの能力へのちょうどいい制限レベルを探っており、その実験結果を生かす形で、今の7代目の人類を作ったのではないだろうか。
このように考えると、5000年前にエロヒムが去っているのにも関わらず、3300年前に帝国文明の工作員がヤハウェ(「匿名」の意)を名乗る神としてモーセの前に姿を現し、彼を騙くらかして地上人に一神教が流行るきっかけを作ったことにも説明が付く。つまり、ヤハウェを名乗ったIS BEは帝国文明のエロヒム以外のグループの一員であり、エロヒムはこのグループに地球を売ったと考えられるわけだ。
エロヒムやアヌンナキと呼ばれる存在が神々の「集団」として伝わっており、後に帝国文明の工作員が発生させるユダヤ教の「神は唯一無二であり人間ではない」との教えと一致しないことからも、エロヒムと3300年前の工作員とは、別のグループの存在であることが推察できる。
また、かぐや姫の物語が史実に基づく話だとしたら、月に暮らす存在が地球を流刑地として利用している様子が描かれていることから、先に挙げた150万年前の宇宙船が月にあり、それがエロヒムのものであると考えられることとの辻褄も合ってくる。

正直なところ、アヌンナキという集団が、地上人を導くためにドメインが遣わした勢力なのか、地上人の支配を盤石にするために旧帝国が遣わした勢力なのか、その判断はつかない。
よくある「人生は魂が高次元に上がるための修行である」説を採用するなら、寿命や霊性が制限された今の地上人の設計は、何らかの理由で修行には都合がよいものである可能性があるが、一方で、記憶を消すことの意味や、寿命の制限を目的として老化という現象を設定し、老化させるために食事が必要な仕組みを採用する意味も謎だ。
食事という仕組みに頼らなくても、遺伝子操作のみで寿命の制限はできそうなもの。わざわざ食事の必要性とそれに伴って老化するメカニズムを組み込んだのは、ユダヤがよく仕掛けるように、資源の奪い合いを理由とした戦争を起こせる条件が欲しかったからではないだろうか。
また、ラケルタが言うように、人間には霊的な防御能力が殆ど備わっておらず、おまけに、脳内に外部から干渉できるスイッチのような仕組みが備わっており、これを利用することで、地球産レプティリアンや外来種の多くが、人間の知覚を自在にコントロールできてしまう。
こんなものが必要な理由は、3300年前にモーセを洗脳したヤハウェだかエホバだかジェホビだかがやったように、地上人に幻覚を見せて嘘を吹き込み洗脳する計画が最初からあったからだとしか思えない。
そして、人体にこのような脆弱性をわざわざ組み込んだのがエロヒムことアヌンナキであることを考えるなら、やはり、彼らは旧帝国側の勢力なのだろう。

ちなみに、ラケルタやエアルの話を参照するに、宇宙航行できるタイプの船は、IS BEとしての精神的な力で操縦しているように受け取れる。とすれば、人類からこの能力を奪った理由は、宇宙空間に出さないためだとも考えられる。
地上人の宇宙進出を許してしまうと、火星や月に設置されたバリア発生装置に気付かれる可能性や、せっかく地球に閉じ込めたIS BEを物理的に天の川銀河の外に逃がしてしまうことにもなりかねないから。アミの話と連動させると、愛の温度が700度を超えているアトランティス人を助ける時に、肉体ごと連れて行っていることからして、肉体ごとなら脱出可能なのだろう。
エアルが直接的に言っているわけではないが、その口ぶりから察するに、彼女が乗っていた宇宙船が地球に墜落した理由には、宇宙船を我々に調査させることで、似たようなテクノロジーを地上人にもたらそうとした部分もありそうだ。もしもそうなのだとしたら、彼女の話だけではなく、宇宙船それ自体もドメインからの手助けの一環なのかもしれない。一方で、テクノロジーを届けた理由について、ドメインの今後の計画にとって、地上人の存在が有益だからであるようにも言っているので、確実にそうとは言えないが。

旧帝国による工作活動

ところで、「グレイ型の異星人は邪悪なレプティリアンの実働部隊であり、故に、レプティリアン同様に邪悪な存在である」のような言説をよく耳にするが、ラケルタ談をベースにするなら、そもそも(地球産)レプティリアンが邪悪な存在であるということ自体が、エロヒム都合の嘘である。その嘘の上で、レプティリアンの部下であることを理由に邪悪扱いされているのが、グレイ型の異星人である。
そして、地球人を助ける目的で、生命と地球、宇宙についての様々な現実を、『エイリアンインタビュー』として実に論理的な形で伝えてくれたのは、グレイ型異星人であるエアルであった。ただし、その姿はあくまでも一つのドールボディのものであり、彼らが日常を過ごす時のボディがいかなるものであるかは不明だが。
『エイリアンインタビュー』と『ラケルタファイル』とを真実として、上記の情報の関係性を見るに、グレイ型異星人が邪悪な存在であるという話も、(地球産)レプティリアンが邪悪な存在であるという話と同様に、エロヒムこと旧帝国都合の嘘だと考えるのが自然である。
このような嘘を吐く理由は、エアルのようなグレイ型異星人こそが、ドメイン側の主な住民、若しくは作戦の実行部隊となっており、彼らが地上人に接触を持って東洋哲学や『エイリアンインタビュー』のような内容を伝えたり伝えようとしたりした際に、真実の伝達を妨害するためだろう。

元アトランティス人アルの話でも、彼女がまだ「移民」だった頃の記憶において、地球に人類種を発生させる上での技術提供メンバーの一員として、高度なテクノロジーを持つレプティリアンが登場するが、彼女の話を読む限りでは、このレプティリアン達も邪悪な存在では無さそうである。
一方で、人類種の創造に様々な異星人の思惑が絡んでいることは認めており、そのうちの一部が人類を奴隷化することを目論んでいてもおかしくはない。

嘘吐きが、明確な嘘の中に真偽判断が難しい真実を混ぜ込むことで、その嘘に真実味を持たせるということは、よくある話である。
この点から考察すれば、人類創造にレプティリアンやグレイが関わっていることは真実だが、人類を奴隷化させるような遺伝子操作を加えたのは彼らではない。と捉えるのが適切だろう。

これに関連する話で、近年(2023年8月)に『ヴォイニッチ手稿の秘密』なる書籍が出版されたが、私はこれも旧帝国の妨害工作だと解釈している。理由は単純だ。書籍の中に「ウイルス」の存在や役割について記述している項目が存在するからである。
実在証明不能なウイルスという概念について、他の項目と同等に扱われていることと、そのウイルスなる存在のでっち上げが、今回のプランデミックの成功要因であることを考えれば、『ヴォイニッチ手稿の秘密』の著者である「元アトランティス人トート」を名乗る存在が、わざわざこのタイミングでヴォイニッチ手稿にウイルスの概念を持ち出して解説を加える理由は、彼(?)が旧帝国の工作員として、地上人を撹乱する役割を担っているからに他ならないだろう。
言うなれば、モーセにヤハウェを名乗って自分が神であることを信じさせた洗脳工作と同じように見えてならないのだ。
そもそも、トート若しくはトトと言えば、『ラー文書』の「ラー」と同じくエジプト神話の神である。そしてエアルは、地上人に解けない無意味な謎を与えて混乱させることが目的でピラミッドが作られたと言っており、ラケルタは、ギザの大ピラミッドは7万5000年前に第5の地上人が作ったものであり、エロヒムが地上人に「レプティリアンは邪悪である」と吹き込んだとも言っている。
これらを総合すると、旧帝国の工作員であるエロヒムに騙されて、無意味なピラミッド文明を作らされた地上人がおり、その無意味な神秘に、第7地上人である我々は惑わされている。という話になる。
元アトランティス人アルの話では、アトランティスよりも以前の人生で、自分達が1日でピラミッドを完成させたと述べているが、当時の彼女が地球上で所属していたのが、エロヒムによって創造された第5の地上人文明だったと考えられる。彼女の話が旧帝国による洗脳と催眠暗示によって刷り込まれた偽の記憶でないのならだが。

そんなエジプト文明において信仰されているラーもトートも、自然に考えば旧帝国の工作員に位置付けるのが妥当である。
ラー文書について私が知っていることは限られているが、

①「スフィアビーイングアライアンス」を名乗る存在とラーとは同根と思われ、語っている内容に類似性が見られること。
②アライアンスもラーも、どちらの言っていることも同じような部分で内容が曖昧になっており、論理性が見られないこと。
③②の箇所において、エアルの論理的な語りと矛盾があること(魂を捉えるトラップについての話など)。

などから言って、ラーもやはり旧帝国の工作員であると見なすことができる状況であり、そのラーと同じくエジプトで神として崇められていたなら、『ヴォイニッチ手稿の秘密』内のウイルス関連の記述も相まって、トートも旧帝国の工作員と位置付けて間違いなさそうである。
なによりも、エアルはトートを「1万年前にピラミッドの建設を計画した旧帝国のIS BE」とはっきり述べているし、古代エジプト文明それ自体が、旧帝国がでっち上げた偽の文明だと言っているあたり、古代エジプトの神イコール旧帝国の工作員と位置付けて間違いない。

地球産レプティリアンの知識の由来

1万6000年前、地球産レプティリアンの考古学者が、6500万年前にプロキオンのヒューマノイド型外来種が作成したデータディスクを発見する。このディスクは未知の磁性材料でできており、6500万年前のものであるにも関わらず、発見時には新品同様であった。
この中には、プロキオンのヒューマノイドと別宇宙のレプティリアンとの詳細な情報や、核融合爆弾の仕組みとそれをどのようなことに使ったのか、などの膨大な情報が記録されていた。これを解読することで、地球産レプティリアンは自分達が知的に進化する遥か昔の地球の歴史を知ることとなった。

ドメイン文明の地球での活動

1万年前、ドメイン文明の遠征隊が、初めて天の川銀河の領域にやってくる。

8200年前、地球上で活動していたドメイン文明の作戦部隊員3000人が、帝国文明の電子バリア装置に囚われる。火星に連行された彼らは、既に地球に閉じ込められている地上人のIS BEと同じ工程を経て、記憶を失った終身刑牢獄惑星地球の囚人となる。この時の3000人の中には、『エイリアンインタビュー』でエアルとテレパシーでやり取りを行った、マチルダ・オードネル・マックエルロイのIS BEもいた。
この8200年前という時代は、エロヒムによる最新の人類創造である8500年前から300年後なので、閉じ込めるのに使った肉体は、我々と同じホモ・サピエンスが中心だったと思われるが、エアルの話では、1947年時点で鯨に憑依する形で地球を生きている作戦部隊員を把握しているようなので、人類種以外の生物に憑依させた可能性もある。

ところで、エアルは「過去8000年の間に、ドメインのアヌンナキ派遣隊によって、3000人の部隊員全ての所在が掴めている」ようなことを言っているので、エロヒムとアヌンナキとは、全く別のグループであり、アヌンナキはドメイン文明側の存在である可能性もある。
もしくは、やはりエロヒムとアヌンナキとは同一の存在であり、旧帝国所属のグループであったが、ドメインが旧帝国を滅ぼした結果、アヌンナキの管轄領域がドメインに所属するようになったため、ドメイン側の勢力として活動するようになった。という可能性もある。
もしそうだとしたら、元旧帝国のIS BEが、旧帝国が滅びたことだけを理由に、自然に自動的にドメイン勢力に加わるとは思えないので、ドメインの側も旧帝国に似通った記憶消去や洗脳システムの類を使っているのかもしれない。
もしくは、アヌンナキは帝国文明に従わされていただけの存在であり、元から旧帝国に不満を抱いていたか。恐らく、このどちらかだろう。

ラケルタファイルでは、エロヒムは人類創造実験の方向性の違いから諍いを起こしたと語られており、エロヒムと同一と思われるアクァッホに関するスレッドでは、2種類の人類それぞれの後ろ盾となったアクァッホ同士が戦争をしたことが語られている。
このことから、エアルが「アヌンナキ派遣隊」と呼んでドメインが使役しているグループは、内部分裂して戦争したエロヒムグループのうちのどちらかだろう。こう考えれば、エロヒムが旧帝国側の存在であるにも関わらず、アヌンナキ派遣隊としてドメイン側に所属していることに説明が付く。

洪水伝説とノアの方舟

紀元前3000年頃、恐らくは地球上で暮らす巨人族の一人であったノアが、何者かの指示の通りに木造の船を作り、地上の様々な生命体と地上人、もしくはその遺伝情報を乗せて、地球上で起きた、または起こされた世界規模の大洪水を乗り切り、その船が現在のトルコ、アララト山の標高4000mあたりに座礁する。
古代メソポタミアに伝わるギルガメシュ叙事詩においても、エアの教えでウトナピシュティムという人物が箱舟を作って洪水をやり過ごした話が残っているので、ノアとウトナピシュティムとは同一人物だと考えられる。
この時期を境に、地上人の伝承に月という天体が登場するようになる。先に述べた通り、この時の洪水は、月の重力ないし重力制御装置で海水の配置に偏りを作った。または月が保有していた水を地球に流し込むことで引き起こされたと考えられる。

また、紀元前3000年と言えば、今から5000年前であり、ちょうどエロヒムが地球を去った時期と一致する。エロヒムが旧帝国の工作員であることを前提にすれば、月の設置と洪水による地上人の遺伝子の選別とが、彼らの「終身刑牢獄惑星作戦」における一連のオペレーションの完成を意味するものだったのかもしれない。
実際に、満月の時には犯罪率が有意に上昇したり、様々な生命体の生殖活動が月の満ち欠けと連動していたりと、月は地上の生命体に明確に影響している。このことから考えれば、月が地球上に暮らすIS BEの霊的性質を抑制する装置であっても、おかしくはない。

ところで、エロヒムは地上人を7回もアップデートしており、その度に何らかの方法で前の作品を地球上から消し去っていると考えられるわけだが、少なくとも、6番目の作品を絶滅させるために使った方法は洪水兵器だったのではないだろうか。ただし、上記のノアの方舟伝説のそれとは別物である。
地球産レプティリアンがいつ地上を放棄して地下に移り住んだのかはわからないが、ラケルタは地下に潜ってからの期間を「数千年」と言っているので、少なくとも過去1万年以内のことだろう。
仮に、6番目の地上人によってビミニ地域に文明が築かれた1万6000年前から、現生地上人が創造された8500年前頃までの間に、彼らが地下に潜ったのだとしたら、7番目の地上人である我々が創造されるあたりの時期で、6番目の地上人を消し去るための洪水が引き起こされており、それによって地上が居住不可能な環境になったため、地球産レプティリアンは地下に潜ることになったと考えられる。
さらに言えば、この洪水の目的は、以下の三つの同時達成だったとも推測できる。

①当時の地上人の一掃。
②地球産レプティリアンを地下に追いやること。
③②の後、7番目の地上人に「地球産レプティリアンは邪悪である」と嘘を吹き込み、彼らが地上に出てこないようにすること。

こんな風に考えることもできるだろう。

また、アクァッホスレでは、中東側とアフリカ側とに別れて人類の戦争に介入していたアクァッホ勢力のうち、中東側の勢力が核融合爆弾(?)を使い出したのに対抗して、アフリカ側の勢力が紀元前6000年頃に洪水兵器を使い出したとの記述がある。
ラケルタファイルではそのように説明されてはいないが、6番目の地上人は不用品として消されたわけではなく、この時の戦争が原因で、結果的に滅んだのではないだろうか。
そして、このアクァッホ同士(つまりはエロヒム同士)の戦争を静観していた地球産レプティリアンは、彼らが使った核融合爆弾や洪水兵器から逃れるように、紀元前6000年頃、つまりは今から8000年前頃に、地下を拠点とするようになったのだろう。

帝国文明の工作活動とユダヤ教の誕生

3300年前、モーセ率いるユダヤ人達が「出エジプト」の後、シナイ山で帝国文明の工作員ヤハウェ(「匿名」の意)から十戒を授かり、ユダヤ教誕生のきっかけとなる。この時、工作員は海を割るパフォーマンスなどを通じて、自身が神であることをモーセ達に信じさせた。先にも述べたように、この時の工作員は、恐らくはエロヒムとは別のグループである。
工作員が地球上にユダヤ教を発生させた目的は、一神教を広めることで「神は一人しかおらず、それは地上人ではない」という洗脳を行い、地上人として生きるIS BEの「自分達もまた神である」という知覚を破壊し、記憶&能力の喪失状態を強化することにあった。

また、輪廻転生終身刑システムは、超常的な魔法などではなく、あくまでもテクノロジーの産物であるため、地上人のテクノロジーが発達し過ぎれば、いつかは気付かれてしまうものである。工作員側のユダヤはこれを妨げるミッションも負っていると考えられる。
例えば、現代のユダヤ勢力が、株式会社アメリカ合衆国社の筆頭株主として、司法・立法・行政を牛耳り、軍事産業と医療業界、メディアに入り込み、民意を操作して差別意識や戦争を煽ったり、プランデミックで世界を混乱させながら薬剤を売り捌いてお金儲けしたり、ポリティカルコネクトネスやLGBTQのようなどうでもいいことを、さも重要な課題であるかのようにでっち上げて共同体の分断を進行させたり、男女の「平等」を唱えることで、既に実現されていた男女の「公平」を破壊したりするのは、地上人が世界規模で協力関係になることで、外来種が望まぬスピードでテクノロジーや社会制度が発達することを防ぐためだろう。

その他、帝国文明の手先として、人類に対して暗殺や戦争誘発などの悪事を働いたことが原因で、自業自得的に人々から拒絶されている分際で、「自分達は少数民族だから、どこに行っても差別や迫害の憂き目に遭う。であれば、世界中の国や民族、それらが作る共通の文化や価値観を破壊して多数派に相当するものを消し去り、多様性という価値観で世界をワンワールドにすれば、ユダヤ人が生きやすい世界になる」というデタラメな理屈をでっち上げて、加害者の側面を棚に上げて被害者面でのさばり、TPPや移民政策などのグローバリズムの推進を通じた国家と民族との破壊工作に邁進する、というやり口での妨害も見られる。

また、エアルが言うには、地球の資源や環境は守るべきものであり、その理由の一つは、食物連鎖と有性生殖で存続するタイプの生命体を作るテクノロジーが、とある事情で失われつつあるから。
これは、ドメイン文明にとってだけではなく、恐らく旧帝国文明にとっても同じであろうから、今現在、謎の毒物の接種を通じて行われている、人口を5億人から10億人まで減らすことを目的とした流れは、地球環境を地上人に破壊させ過ぎないことを目的とした工作活動であり、薬剤の開発企業がユダヤ傘下の株式会社アメリカ合衆国社であることからして、これもまた、ユダヤを介した旧帝国の思惑と予想される。

ドメインの勝利と旧帝国の終焉

地球上における西暦1235年、ドメイン文明と旧帝国文明との戦争はドメイン側の勝利に終わり、強力な残存勢力はまだ残っているが、この時点を以って旧帝国は滅びた。とエアルは語る。
同時に、数百万年前から天の川銀河のこの領域で活動していたと思われる旧帝国の記録がドメインにもたらされ、『エイリアンインタビュー』においてエアルが語っている地球史が明らかとなる。

そもそも、IS BEとしての霊的知覚を持つ者達同士の戦争が、どのように行われてどのように終わるのかについて、細かい部分は不明だが、エアルがドールボディに入って活動していたり、8200年前に地球を訪れたドメイン文明の作戦部隊員もドールボディで活動していたり、ドメイン市民には兵士階級なるものがあり、あらゆる状況に対応するための様々な装備が備わったボディを有していたりすることからして、地球人のそれと同じく、物理的な手段による争いであることは、想像に難くない。
また、8200年前のドメイン作戦部隊員が、旧帝国の電子バリア装置に拘束されて火星に連れて行かれたのちに、そこで記憶消去&洗脳オペレーションを施されて地球に捨てられたエピソードからは、物理的な手段による攻撃だけが全てではないこともわかる。
たとえ敵対文明の居住惑星や宇宙基地を物理的に破壊したとしても、そこを脱出したIS BEが、同一の文明圏に属する別の惑星や宇宙基地に逃げてしまったら、結局は新たな拠点が発生するだけである。
このように考えるなら、居住地や基地、IS BEが憑依しているドールボディや肉体を物理的に破壊した後、そこを離れようとするIS BEを捕獲することまでやって、ようやく一区切りという感じがする。
そして、支配的な文明であった旧帝国と言えども、そこに属する全IS BEが、その支配体制に肯定的であったとは到底思えないので、権力を握っている支配層のIS BEを拘束し、それ以外のIS BE達をドメイン市民として取り込んだと予想できる。
だとすると、この時に拘束した旧帝国の支配層にあたるIS BE達を、ドメインがどのように処分したのかが謎だが、この宇宙で輪廻転生終身刑牢獄惑星として運用されている天体は、エアルが知る限りは地球だけらしいので、もしかすると、この地球に捨てられ、我々と同じ立場で人生を送っているのかもしれない。
仮にそうであるなら、旧帝国が滅んだ1235年以降にも、地上人が明らかに外来種による支配下に置かれている状況は、旧帝国で支配体制を敷いていたIS BEが、地上人としても無自覚に同じことをやっているか、もしくは、旧帝国の残党であり体制側でもあったIS BEが、この牢獄惑星に閉じ込められている元支配層のIS BEを救い出し、文明の復興を目論んでやっている介入の結果なのかもしれない。

縄文文明とヤップ遺伝子と霊的知覚と

話は変わるが、日本の縄文文明を生きた人々が、ほとんど争いの無い1万5000年も続く平和な文明を維持できた理由は、彼らにはIS BEとしての知覚が残っていたからではないか?と想像している。自分達が永遠不滅の霊的存在だと知っていれば、この知覚を持たない現代人のように、現世利益に囚われる必要性がないからだ。
現代人は、失う恐怖に基づいた動機で生きているように思える。あの世を想定して「死が終わりではない」と妄想することも、仮に死後の世界があったら、そこで地獄に振り分けられないように、なるべく生きている間に悪事を働かないようにするけれど、その一方で、死んだら終わりという可能性を恐れて、他者を害してでも好きなように生きようとしてしまうことも、その根源には「死が終わりならば現世利益を追求すべき」という発想が流れている。こうした「恐怖による混乱」に秩序をもたらす仕組みとして、現代人は宗教で死後を保障し、それを心から信じられない人には、他者を害する身勝手な生き方をさせないように、政治と法と教育で悪事を設定して、これを犯さない範囲内であれば裁量権が手に入る仕組みとして貨幣経済を与える。そうやって、「死によって全てを失う恐怖を裏付けにして制御された理性」というプログラムを人々の脳にインプットする。そして、それら宗教や政治、貨幣経済があるせいで争いが生まれている現実がある。

このように考えるなら、争いが起きない環境には宗教や政治、教育と称する洗脳や貨幣経済が無い筈である。そして、これらの仕組みが不要であるためには、個々人が自身を永遠不滅の霊的存在だと確信していればよく、その確信が生まれる条件は、単にそれを「知っている」ことである。知っていることをわざわざ信じる人はいないわけで、信じるのは「知らない」の裏返しである。縄文人に争いがほぼ無かったことから察するに、彼らの一部はIS BEとしての能力をある程度保持しており、それ故に、自らが永遠不滅の霊的存在だと知っていたと考えられる。世界中の古代文明の発祥に、縄文人と思われる日本人の影響が見られることから考えても、当時の日本人、つまり縄文人は、前世以前の高度な自然科学ないし社会科学の知識を有していた可能性があるようにも思える。

これを前提にするなら、7300年前に縄文文化に壊滅的な被害を与えた鬼界カルデラの大噴火は、8500年前の最後の人類創造で、殆どの地上人の霊的知覚の破壊に成功する中、未だに霊的知覚を維持していた縄文人達を抹殺することを目的とした人工的な災害だったのかもしれない。または、地上人の科学者が6500万年前の核融合爆弾による大量絶滅を隕石の衝突と取り違えているのと同様に、テクノロジーによる直接的な介入を自然災害と取り違えている可能性もある。ただし、その後、日本に住めなくなった縄文人が世界中に散って文明を伝え、結果的に世界中に縄文人の遺伝子が広がったであろうことを考えると、ホロコーストがそこから逃れようと方々に散っていった者たちのせいで同様の結果になったように、恐らく、この時の作戦は失敗だっただろう。

尚、エロヒムによる人類創造実験の件から想像するに、IS BEとしての能力の制約は電子バリアによる記憶喪失だけではなく、遺伝子による側面もあると思われる。

・日湯同祖論の存在。
・日本人とユダヤ人のみに共通するヤップ遺伝子(「D遺伝子」とも)がY染色体に由来すること。
・2062年の未来人の話では、男女の人口比が4対1となり、一夫多妻が増えること。

などを併せて考えると、今回の毒物による人口削減以外の狙いは、世界中からY染色体を減らすことで、結果的にヤップ遺伝子を削減することにありそうだ。これを行う必要性の根拠は、この遺伝子こそが縄文人が有していた霊的知覚に関わるものだからであり、これを地上人から奪うことができれば、IS BEの「自分が神である」という知覚の破壊をより強化できるからだと考えられる。

このような遺伝子削減の流れが産まれた背景には、西暦1235年にドメイン文明が帝国文明を滅ぼしたことも関係していそうである。電子バリア発生装置のメンテナンスができなくなった結果、遺伝子操作という別の方式で終身刑システムを継続しようという計画が、残党の間で持ち上がったのかもしれない。

臨死体験を通じて、別の惑星の住人として1万年を過ごしたと言う中山康直さんの話によれば、宇宙人として過ごした時には、「過去の記憶ほど鮮明に思い出すことができた」との内容を語っていたことからすると、IS BEにとっての記憶というものは、遠い過去ほどはっきりしていて、最近のことほど思い出すのに労力を要するのが自然なのかもしれない。
だとしたら、地上人の記憶の性質である「現在に近い記憶の方が思い出しやすい」という状態は、エロヒムが意図的にそのように設計した可能性がある。なにせ、脳を含む人体の設計者は、言うまでもなくエロヒムであるし、過去の記憶を参照しづらくなれば、個人が科学的な知識を発展させる能力に制約を与えることができ、終身刑システムに気付かれ難くすることにも繋がるから。

また、Appleブランドかつ恐らく日立製であるナノチップが、毒物摂取者の一部から検出される状況から考えるに、このマシンが発する電磁波を使って、地上人のIS BEに何らかの効果を狙っている可能性もある。
なぜこのように考えるのかと言えば、エアルの話を参照するに、IS BEは電流や磁場など、電気的な力の影響を受ける存在だと思われるからである。数十億ボルトの電圧でIS BEの記憶を抹消する話や、性的な快感に伴う脳内の電磁波にIS BEが依存してしまう話、そもそもの終身刑システムを「電子バリア装置」と呼んでいること、オーストリア皇太子の肉体から叩き出されたドメイン士官のIS BEが、火星で特別な「電子独房」に閉じ込められた話などからして、IS BEは電気や磁場の影響下に置かれ得る存在であるとわかる。
エイリアンインタビューの最後に、米国のエージェントがエアル対して電気ショックによる制圧を試みたのは、私が予想したのと同じように、IS BEへの攻撃には電気的な手段が有効であると判断したからだろう。恐らく、この時の米国の意図は、電気ショックを使ってエアルのIS BEをドールボディから強制的に叩き出すことで、彼女を自分たちと同じように地球に囚われたIS BEにすることにあったものと読める。
地上人が持つテクノロジーでエアルを制圧することは恐らく不可能なので、どんなIS BEであっても、IS BEトラップに対して完全な耐性を持ってはいないというエアルの言葉を頼りに、エアルが旧帝国の電子バリアに拘束されることを狙っての行動だったのだろう。何ゆえ、エアルをドメイン基地に帰還させたくなかったのかは謎だが。
地球上で起こる霊的現象の中にも、電子機器が影響を受けるパターンがあることもヒントになる。つまり、IS BEは電気的な力に影響されるし、逆に電気的な力に作用することもできる。となれば、Bluetooth信号という電磁波を発するチップを人々の体内に入れたことが、IS BEの捕捉や制御に関係しないとも言い切れないだろう。
もちろん、マウイ島の住宅街に対して行われた攻撃のように、接種者のみを選択的に攻撃したり、本人に気付かれずに個人を識別する何らかの追跡システム、思考盗聴や思考誘導のベース技術などである可能性もあるが。

ちなみに、このマウイ島の火災では18歳以下の2000人ほどの子供たちが行方不明となり、その死体も見つかっていない。と同時に、火災の前後の現場写真を比較すると、ちょうど2000人程度を乗せることが可能な台数のスクールバスが行方知れずとなっている。
彼らの行き先がどこなのかは不明だが、ハワイの地下には米軍が堀った地下トンネルがあるので、これを通じて攫われたと考えるのが自然だろう。
エプスタイン島でのあれこれに代表されるように、以前から世界中で子供が人身売買の被害に遭っている。その目的は、性的なものであったり臓器売買であったり、はたまた悪魔崇拝の生け贄だったりアドレノクロムのためではないかと言われたりと様々である。
今回もこうした流れの一つとして説明可能なものなのだとは思うが、子供と言えば、昨今「宇宙から地球を救うために生まれてきた」と証言する子供が増えていることが大変気になる。細かい内容については、絵本作家の「のぶみ」さんのYouTubeチャンネルを参照されたい。
この手の子供達がどこから来たのかは定かではないが、内容から推測するに、プレアデス人だったIS BEではないかと言われているし、私もそうである蓋然性が高いと思っている。
地上の権力層が子供ばかりを狙う理由にこの件が関係しているのだとすると、こうした子供たちを情報源として狙っている可能性や、抹殺しようとしている可能性もあるのかもしれない。
尚、プレアデスという名称も、ドラコニスやアルデバランと同様に、エアルが旧帝国の所属天体として挙げているので、プレアデス人を名乗る者たちが言う「地球を守りたい」は「牢獄システムを維持したい」の意味である可能性もある。もしくは、地球にやってきているプレアデス人もバリア装置の被害者であり、自分達が真実を語っていると思い込んでいる確信犯の可能性もある。いわゆる「敵を騙すなら味方から」的な発想で利用されているIS BEである可能性は無視できない。
ネット上に度々現れるプレアデス人を名乗る存在や、プレアデスからの転生者を名乗る人々は、旧帝国領であるプレアデスからの新たな洗脳済み廃棄者であるか、「自分は地球を守りにきたプレアデス人である」という偽の記憶を埋め込まれた、ただの元地上人であるか。これらのどちらかと考えるのが自然に思える。

また、胎内記憶持ちの子供たちの一部が、雲の上の世界を「月の中」と言っている場合があり、そこに地球のことを学ぶための学校があるとも言っていることから考えても、胎内記憶は記憶消去&洗脳オペレーションを通じて、IS BEに地球への帰属意識を埋め込むために刷り込まれた偽の記憶である蓋然性が高い。ただし、偽の記憶と言っても、月の中に雲の上の世界など無いという意味ではない。月の中に雲の上を思わせる幻想の世界が実在し、そのホログラムの中に実在する学校で、地球を魅力的な場所だと錯覚させ、守るべき人がいたり地球そのものを守らなきゃいけなかったりすると誤解させるような教育(=洗脳)が実際に行われているという意味での「偽の記憶」である。
何よりも、自らの意志で地球や地上人を守りに来たと言う割には、前世よりも更に前の過去生の記憶や、地球以外の惑星の住民だった頃の記憶、物質的な宇宙が生まれる前の状況についての記憶を持っている子供の話を聞いたことがない。エロヒムによる遺伝子的なオペレーションによっても記憶へのアクセスが制限されていることはわかるにしても、プレアデス人の子供達が地球にやってくることで、地球が何の脅威からどのようにして守られるのかもわからない。
おまけに、プレアデス人を名乗る子供たちは、自分を「光の存在」や「光の戦士」などと自称する場合があるが、エアルが言うには、地上の生命体の肉体からIS BEが出て来て電子バリアに捕捉されるとき、彼らは「光に戻る」ように命令を受け、小惑星帯などにある旧帝国の基地に帰還させられるのだという。プレアデス人を名乗る子供たちが「光の存在」を自称するのは、ここで受けた命令と洗脳の結果、自分を「光の存在」だと思い込まされているからなのではないだろうか。
そもそも、ヴィシュヌが地上人に転生してドメインの士官として活躍できたということは、彼?彼女?はドメイン士官としての記憶を保持して転生できていた筈だし、ニコラ・テスラも完全な記憶を持ってはいなかったようではあるが、その肉体を乗っ取ったドメイン士官のIS BEは高度な科学的な知識と才能を保持しており、本人の口から、彼が宇宙と繋がりを持ち、そこから情報を引き出していることが語られている。
今地上に転生してきている子供達の多くが、このような特徴を持っていない。少なくとも、私は寡聞してそのような事例を知らない。この状況への最も自然な説明は、以下のようになるかと思う。

旧帝国が設置した宇宙船である月の中には、地上人のIS BEが「光に戻る」ように命令された際に帰還させられる偽の基地がある。そこには、IS BEを惹きつけるために設計された、雲の上のような美しいホログラムの世界が広がっている。ここに設けられた学校では、地上人のIS BEが地球に魅力を感じ、地球に生まれることには重要な使命が伴っていると誤解させるような洗脳教育が行われている。地上人として生まれてくる生命体の多く、あるいはすべては、月や火星、小惑星帯の基地にあるこのホログラムによる刷り込みを経て、地上の生物的な肉体に放り込まれている。宇宙から地球を救いに来たと言う割には、全然過去生の記憶を保持できていない子供たちがいるのは、彼らが、この仕組みによる洗脳を受けた無自覚な被害者であり、言い換えると、旧帝国の工作活動に加担させられていることに気付いていない、いわゆる確信犯だからである。もしかすると、地上人を混乱に陥れる目的で、ピラミッド文明や旧約聖書をこしらえた時と同じように、解明不可能な記憶を持ったIS BEを地上に送り込むことで、地上人たちの更なる混乱を狙っているのかもしれない。

この説が正しいとした場合、胎内記憶に共通して「雲の上の世界」やそこにいる「杖をついて本を持ち歩く、白髭をたくわえた白髪のおじいさん」の姿をした神様が登場する理由にも説明がつく。要するに、その雲の上の世界という場所が、地上人の誰もが通ってくる共通の洗脳プロセスの一つだからだ。

プランデミックと人工削減&遺伝子削減

さて、デンマークで行われた統計調査によれば、今回プランデミックに伴って接種させられた毒は、今のところ、少なくとも3つのロットに分類できるとのこと。想像を巡らせるに、それぞれの役割は以下の通りと考えられる。

①短期用。打ったらすぐに死ぬ。
②中期用。長い時間をかけて病死するため、それが原因だと悟られない。
③長期用。世代を跨いだ効果が現れる。恐らく、打った人から生まれた子供が、男の子を作り難くなる設計になっている。

縄文人や日湯同祖論、2062年の未来人の話を持ち出したのは、③の効果を説明するためだ。人口削減の観点から言えば、全ロットを①にするのが手っ取り早いが、それだと計画に気付かれるし、何よりも、③の目的であるヤップ遺伝子の選択的な削減にならない。だから、人口削減計画に気付かれないために②が必要であり、ウイルスが実在するという嘘も、これを手伝うためのものだと思われる。5Gなどの電磁波攻撃による病気のでっち上げも、ここに含まれるのだろう。

繰り返し打たせる理由は、pcr検査を通じて、各国の遺伝子の傾向を調べ、どの国の国民を集中攻撃すると、遺伝子削減が効果的になるかを判断し、ターゲットとなる国を選別している過程に組み込まれているからかもしれない。日本が1番打たされている回数が多いのは、ヤップ遺伝子の存在から言って、やはり偶然ではないのだろう。

③のロットについては、人口削減用ではなく遺伝子削減用。結果的には人口削減も実現されることになるが。
打った本人には何の効果も現れないが、その人が産んだ子供は、男子を作れなくなるまたは作りにくくなるような設計だろう。マラリアを撲滅するという名目で、蚊を減らす実験でも行われたことがあるようだが、子孫を作れなくなる遺伝子を持った蚊を自然界に放つと、その個体と交配して生まれた蚊には子供ができないので、結果として蚊が激減する。ただし、この実験の場合、「子供を作れない形質」が次の世代に遺伝しないため、結局は蚊の個体数が回復してしまっている。
今回人間に行われているのは、この実験の人間をターゲットにしたバージョンだと思われるので、蚊で行われた実験の弱点も克服されていると考えられる。つまり、出生率を減らすことに繋がるような遺伝子が、しっかりと次世代に受け継がれるようになっている筈だ。ただし、蚊の実験のような「子供を作れない形質」が受け継がれるのではない。これでは、蚊の個体数が回復してしまったときの二の舞になることは想像に難くないだろう。今回、次世代への継承が狙われている形質は、先にも述べたように、「男の子を生めなくなる形質」である。
現在の一夫一妻制が敷かれている状況で、男女の人口比に大きな偏りができれば、これだけで子供の出生数を激減させることができるし、その形質は世代を超えて受け継がれるので、一夫一妻制が持続する限りにおいて、人口の回復は不可能となるだろう。

因みに、明治時代以降に西洋社会から一夫一妻制が日本に持ち込まれた理由も、旧帝国の者たちが当時からこの展開を計画していたからに思える。
そもそも一夫一妻制は、貨幣経済制度と軍国主義(日本の場合「富国強兵」でもよい)、キリスト教などとセットで成り立つ概念である。
貨幣経済制度の下で富国強兵政策を実行するためには、従来の一夫多妻制では問題が生じる。旦那が会社で働いたり徴兵制で家に帰れなくなっている間に、妻が他の男性のハーレムに取り込まれてしまう可能性が発生するからだ。逆に、一夫一妻制で富国強兵政策を行った場合、この問題は生じない。むしろ、どんなにモテない男性であっても、女性一人を養える経済力さえあれば、誰かしら残りものの女性と結婚することができるので、全ての男性に向けて、労働に従事するモチベーションを作り出すことができる。そして、一夫一妻制をルールとして定めているのは、キリスト教に代表される一神教の特徴でもある。
このように見ると、旧帝国がユダヤ人を通じて一神教を地球上に流行らせた狙いは、霊的知覚の破壊だけではないことが伺える。一神教に基づく一夫一妻制を敷かせることで、各国が安心して経済発展と軍国主義政策に走って行ける環境を構築し、それによって人類が起こす戦争の規模が大きくなるように仕向け、我々が勝手に自滅の道を辿るようにレールを敷く。ここまで含めて、旧帝国の計画だと読んでよさそうである。

毒物接種の話に戻すと、売買契約の内容が機密にされる予定だった期間が70年に設定されていることにも意味があると言える。
例えば、戦後70~80年が経過している現在、日本占領計画を行っていた当時のGHQが焚書にした書物が、続々と復刊されている状況がある。このタイミングで復刊が許された理由は、はっきりしている。戦後70年や80年が経過すれば、もはや当事者の殆どは死んでいるし、当時は子供で状況が掴めていなかった人々しか存命していない状況になる。よって、何を公開しても問題にならないというわけだ。
因みに、焚書と言えば、秦の始皇帝の焚書坑儒が有名だが、歴史上、最も多くの書物を燃やしたのはGHQである。
さて、今回の毒物の売買契約の機密期間も70年であったことからすると、打った人がすぐさま死んでしまうばかりがその効果であるとは考えにくい。そうであるならば、70年という人の一生分に相当するほどの機密期間を設定する必要性が無い。打った人の殆どが寿命を全うすることはできるが、その間、様々な健康問題を抱える設計になっているからこそ、70年という期間が設定されたと考えるのが妥当である。そして、この「健康問題」の中には「男の子が生まれない」も入っているわけである。

ということで、今回のプランデミックに伴う毒物接種の目的は、地球の生態系の保全を目的とした人口削減と、IS BEの霊的知覚の破壊を遺伝子のレベルから達成することとの2つだと予想できる。
ユダヤ人も持っているD遺伝子がターゲットになっていることについて、当のユダヤ人自身がどう考えているのかは知らないが、単にユダヤ人が一枚岩ではない可能性や、工作員ヤハウェに選民思想を本気で信じさせられている可能性があるだろう。
もしくは、今のユダヤ人は、その一部が遊牧騎馬民族であるスキタイを起源とするハザール人に成り代わってしまっている説もあるので、事実上ハザール成り代わりグループのユダヤ人はターゲットに入らないことになり、計画の実行犯はユダヤ人の中でもそんな彼らである可能性も考えられる。

中でも、彼らが選民思想を本気で信じ込んでいる可能性について真剣に検討するとしたら、実は各IS BEが憑依できる肉体には、ある程度の制限が存在する可能性を思い付く。ユダヤ人になるためには、ユダヤ人の血筋に生まれるか、ユダヤ人と結婚するかのどちらかしかないらしいが、あるIS BEが肉体に憑依するためには、その肉体が保有する遺伝子のパターンが特定の範囲内に収まっている必要があり、それ以外の肉体には憑依できないか、精神異常を来したりするのかもしれない。
つまり、IS BEが転生する度に入れる肉体は、前世と同一の家系の肉体に限られている可能性がある。エアルも、ドールボディやUFOが各々のIS BEに合わせて作られていると語っており、波長の合わないボディや船は操縦できないように出来ていると考えられるので、十分にあり得る話だろう。
この仮説が正しいとすれば、ユダヤに伝わる選民思想には、部分的に真実が含まれていることになる。要するに、ユダヤ人に生まれて且つその血筋を守ってさえいれば、そのIS BEは来世以降もユダヤ人の家系に生まれることができるため、血族でまとまって毒物摂取を避けていれば、何度転生を繰り返しても庶民の「毒に侵された肉体」に憑依することは避けられるというわけだ。
このように考えるなら、彼らが自らも保有している遺伝子をターゲットにすることを躊躇わない理由がわかるし、帝国文明の工作員グループ的にも、ユダヤが教えに従って血筋を守っている限りは、ヤップ遺伝子が他に伝播することはないので、一応は安心というわけである。

もしかすると、工作員グループやその他の外来種が神として人間の精神に影響し、幻覚を見せたり預言を与えたりするための受信機としてヤップ遺伝子が必要であり、今後もユダヤを地球上のスパイ役として暗躍させることを考えると、ユダヤ人のみにこの遺伝子を残したいのかもしれない。
ユダヤ人以外の人種がこの受信機を持っていると、ドメイン文明が地球に東洋思想や仏教、ゾロアスター教をもたらした時のように、旧帝国側の思惑が妨害されるため、ユダヤ人のそれ以外は消す必要があるということだろうか。

ラケルタによれば、現在の地上人はエロヒムが8500年前に創造した7番目の作品とのことだが、それ以前の人類種たちも、今回と同じような方法で個体数と遺伝子の削減が行われてきたのかもしれない。
地上人の研究によれば、人類は過去数百万年の間に何度も個体数の大減少を経験しており、生き残った者たちから再び人口が回復することを繰り返してきた歴史があるようだが、それらの人類種の文明も、単純に洪水兵器で滅ぼされただけではなく、今回のように、地上人の内部にスパイを紛れ込ませる方法で遺伝子組み換えやゲノム編集を施し、これによって人口と遺伝子の削減とを施されていたとしてもおかしくはない。
むしろ、洪水などの方法で無差別に地上人を減らすよりは、ほぼ全人類に遺伝子操作を加え、特定の不都合な遺伝子を人類全体から平均的に削除しつつ、子孫の男女比が崩れるようにも仕向け、不都合な遺伝子が無くなった個体たちを祖先とする形で人口が回復すれば、工作員グループの目的が最も合理的に達成できるように思える。

洪水伝説というものは、遺伝子操作を施した特定の人類個体を箱舟で選別し、そうしたオペレーションが存在した証拠となる文明を抹消。ついでに都合の悪い遺伝子を保有し続けている個体群を絶滅させた後始末的な話が語り継がれたものではないだろうか。

近未来の人口動態

ところで、未来人を名乗る者達の話や数々の予言や予知夢、地球を守るために地球に転生したと口にする子供達の話の内容が、2025年の夏頃(たつき諒さんの予知夢では2025年7月5日。ブンジュ村のシャーマンの預言でも2025年7月5日)に何かが起こるという部分で共通している。
たつき諒さんの場合は、日本とフィリピンの間で何らかの爆発が起こり、311の時の3倍の高さの津波(63mほど?)が周辺を襲う予知夢を見ており、胎内記憶持ちの子供たちの場合は、「みんな流される」と言っているので、恐らくは、海底火山の噴火ないしは隕石の衝突、もしくは、あの場所に放置されている水素爆弾の爆発による津波なのだろう。
その他の可能性として考えられるのは、911の自作自演テロで戦争を起こしたように、何かしらの方法で戦争を起こして、薬害による死者数を誤魔化そうとする流れを指すのか、それが失敗した場合に、311の時のような、自然に見せかけた人工的な災害を起こしたり、昨今頻発する家畜小屋への放火やマウイ島での高周波兵器を使ったと思われる人工火災のように、なんらかの事件や事故をでっち上げたりするのか、定かではないものの、多くのパターンが思い付く。
ただし、先にも挙げた絵本作家のぶみさんの話によれば、少なくとも胎内記憶持ちの子供達の中には、津波を示唆する内容を語った子供は何人もいるが、戦争を示唆する内容を語った子供はただの一人もいないらしいので、戦争がでっち上げられるパターンは無さそうである。
その他、③タイプのロットの効果が2025年までにはっきり現れることも考えられる。世界中で同時期に女性しか産まれなくなったなら、どの国でも人口が減っていくようになる筈だから、2062年の未来人が言うように、日本に移民が増えなくなる理由にも繋がるだろう。そして、いつかは彼の言う「男女の人口比が1対4の世界」になっていくというわけだ。

このように、2025年に何かが起こることは間違いなさそうな雰囲気があるわけだが、一説によると、預言の類を扱う人々の界隈では、「確定している未来を語ってはならない」とのルールがあるらしいので、裏を返せば、現在話題になっている2025年夏問題は、未だ確定されていない未来なのかもしれないが。

ところで、これらの預言や予知夢に共通していることは、日時や津波を示唆する内容だけではない。災難の後には輝かしい未来が待っているとされる点でも、それぞれの説は高度に一致している。
恐らく、その意味はこうだ。巨大な津波を伴う災難によって、人々の文明的な生活はそのほとんどが破壊される。その結果、人々は助け合って生きることを余儀なくされ、協力関係を結んで生きることが当たり前になり、文明社会だからこそ生じていた孤立や孤独、分断や格差が解消される。
特に、縄文時代の日本人の教えに従っているブンジュ村の村長さんが言うには、「2025年7月5日までに、日本人が本来の精神性を取り戻さないと未来が閉ざされる」のだとか。要するに、災難が起こる前に、人々が協調的な精神性を取り戻しておかないと、文明が失われた環境にあなた方は適応できませんよ。ということが言いたいのだろう。

共同体を守るか解脱か

ちなみに、人口削減と遺伝子削減とを画策しているグループは、我々が永遠不滅の意識体IS BEであることと、地上人のIS BEが囚われの身であることとを当然のように知っているだろうから、今現在、計画の全貌に気が付いて、薬を騙る毒の摂取や農薬、電磁波や水道水への混入物、化学物質やテレビ視聴を避けている人が少数いたとしても、その人が時間の経過で死んでしまえば、そのIS BEが次に入る肉体は、遺伝子操作済みで様々な毒物や洗脳工作に暴露済みの欠陥肉体である確率が高く、大した問題ではないということになるだろう。
先のユダヤ人の選民思想の話で述べたが、地球での転生を繰り返しながら、この計画の被害を完全に避けるためには、一つの人種や一族全員が足並みを揃えて対策しなければならないと思われるが、家族や地域社会、国家という共同体意識も破壊されつつある今、それができる集団はほぼいないだろう。共同体への破壊工作が、こうした効果を狙っての遺伝子削減の事前準備だったのだとしたら、彼らの計画性の高さには脱帽である。
よって、今の自分が、計画されたあらゆる罠を避けることができていたとしても、大半の人々が既に計画に墜ちている状況からして、我々自身のIS BEが来世以降に入ることになる肉体は、人生を繰り返す度にろくでもないものになる確率が高まると考えられる。この状況でも毒物接種済みなのに解毒も考えずに子供を作る人や、家族を大事にできない人は、恐らくこの計画が全く見えていない者であり、産まれたばかりの子供(来世以降の我々)を積極的に薬漬け&農薬漬けにし、電磁波や化学物質にも曝露させ、テレビにのめり込ませるような無自覚な毒親になってしまうと予想できる。
従って、結局は、仏陀や老子のように、この終身刑牢獄システムから抜け出す以外に、計画の被害者にならない方法は存在しないと言える。そして、霊的知覚を本格的に奪いに来ている現在の状況からして、今世こそが大半の地上人にとって、内部犯行による脱獄、つまりは解脱の本格的なラストチャンスなのかもしれないとも思う。もちろん、ホピ族の9番目の予言通りの未来になるなら話は別だが。

電子バリア装置の仕組みを理解する

バリア装置が起動してからの40万年間で、脱獄に成功したIS BEはたったの二人(仏陀と老子)しかいないわけだが、この数字が与える印象に比べれば、解脱は遥かに容易なものかもしれない。
40万年の間に二人だけという数字は、あくまでも『エイリアン・インタビュー』のような内容を知らない人々が、偶然に脱獄に成功してしまう確率に過ぎないだろう。恐らく、仏陀も老子もエアルが語る内容を知っていたわけではないだろうし。
とするならば、『エイリアン・インタビュー』を知っている我々にとっては、過去40万年を生きてきた地上人が脱出するよりもヒントは多いし、状況を知らない過去人類では、そもそも解脱を意識的に目的に設定することも難しかった筈。それに対して、我々は解脱を意識的に目指すことができる。当たり前の話だが、意識されざる結果が偶然に導かれる確率は極めて低いが、意識的に目指された目標が達成される確率ならば、前者よりいくらか高いことは想像に難くない。
このように考えられる何よりの理由は、旧帝国がわざわざ一神教を布教したことにある。エアル曰く一神教を発生させた目的は、地上人が霊的な知覚を取り戻すきっかけを奪うことにあるそうだが、裏を返せば、我々が自分やこの世界をどのように認識しているのかが、そのまんま、そのIS BEにとっての世界と自分自身との在り方になるということだ。だからこそ、旧帝国は地上人が生命と宇宙への正確な知覚を取り戻すことを恐れている。ということは、仏陀や老子がそうだったように、正確な知覚はそれ自体が能力の回復と解脱への足掛かりだと言える。そして、我々は正確な知覚のきっかけをエアルから与えられているのである。

すると、本当に問題になるのは、肉体からの脱出を達成したその後なのだと思う。
なぜなら、肉体を客体化してそこから抜け出す体験ならば、幽体離脱や臨死体験として語られているが、結局のところ、彼らは皆地球上の肉体に戻ってしまっているから、そうした体験談が残っているわけであり、脱獄成功者が仏陀と老子との二人しかいないことを考えるに、肉体に戻らずに済んだ人や輪廻転生せずに済んだ人は、恐らく一人もいないからである。
この理由として私が有力視している説は、臨死体験が電子バリア装置による作用である可能性だ。

地上人のIS BEが肉体を離れるときに経験する臨死体験は、私が思うに、牢獄システムが見せる幻である。
地球外のIS BEにとってのドールボディは、物質界で活動する用の遠隔操作体なので、我々にとっての自動車のようなものだと思われる。我々が車の乗り降りに際して、いちいち異次元空間に引きずり込まれるなんてことがないように、地球外のIS BEがドールボディを出入りするときにも、わけのわからない臨死体験を伴うことなどない筈である。
だとすれば、エアルのような地球外のIS BEがドールボディを自由に出入りできる理由は、ドールの出入りに際して、臨死体験のような、IS BEにとって理解を超えた現象を伴わないからだと考えられる。
エアルが言う「オーストリア皇太子の肉体を乗っ取っていたドメイン士官のIS BEは、皇太子が暗殺されたときに、突然肉体から叩き出されたせいで方向感覚を失い、バリアの一つをすり抜けてしまったため、火星に連行されて電子独房に閉じ込められた」という趣旨の話に登場する「バリア」をすり抜けると、地上人が見る臨死体験のような幻に囚われるのかもしれない。方向感覚を見失うというのは、幻覚に囚われたせいで、場空間における自身の立ち位置を把握できなくなることを指すのだろう。
このように考えると、生前に親しかった人と会ったり三途の川が見えたり、サムシンググレートを感じたり世界樹が見えたり、何も無い真っ白な空間に入ってしまったり、そこで管理者めいた存在から次の転生先を選ばされたりする体験の全ては、バリア装置が見せる幻や洗脳システム、あるいは装置そのものである可能性がある。つまり、これらの体験が始まった瞬間には、既に無自覚にバリアをすり抜けているということだ。
実際問題として、臨死体験をしたと語る多くの人は、地球への帰還を願ったり望んだりすると、その瞬間に自分の霊体が質量を持ち始め、地球へと引き戻されるような体験をしている。
中山康直さんにしても、異星人としての1万年の人生に幕を下ろした時、銀河の中心に根を張る「世界樹」とでも呼ぶべき外観の存在を目にした結果、感動と共にその中の真っ白な空間に引き込まれ、そこで自分が過去に地球人であったことを思い出し、「地球に行きたい」と願った瞬間に、地球上の自分の体に引き戻されたと語っている。

エアルが言うには、IS BEを捕らえるための装置の中には、IS BE自身が発する思考エネルギーを利用して作動するものが多くあるとのこと。トラップはIS BEが魅力を感じるような電磁波を発するようにデザインされており、ターゲットとなったIS BEが、そのトラップが発する電磁波に惹きつけられると、IS BE自身が発生させた思考エネルギーで作動するため、IS BEが逃れようともがく程、それが困難になっていく。
電子バリア装置の仕組みも、これと同じだと推察できる。なぜなら、旧帝国は「終身刑システム」として地球を設計したわけだから、バリアのエネルギー源は無限である方が都合がいいし、必要な時だけ作動する方が、メンテナンスが必要なこの装置の劣化も遅らせることができる。であるなら、無限のエネルギー源である「囚人の思考エネルギー」を利用すべきだし、そうすれば、囚人が意識体になったときのみ作動するようにもできるから、トラップの仕組みとしては最適解と言える。

この解釈をベースに考えると、臨死体験者が地球に対して「戻りたい」「行きたい」「やり残したことがある」などという感情を発すると、その感情に伴うエネルギーを利用して、トラップがIS BEを地球に引き戻す仕組みではないだろうか。
中山康直さんが見た世界樹は、電子バリア装置がIS BEを惹きつけるために見せている幻であり、その中で「地球人だったことを思い出した」話に関しては、バリア装置が持つ「偽の記憶を植え付けたり、地球に帰属意識を持つように洗脳したりする機能」に引っかかってしまった結果ではないだろうか。その後、「地球に行きたい」と思った瞬間に肉体に引き戻されたことは、彼が抱いた願望のエネルギーをトラップに利用されたということだろう。

裏を返せば、木内鶴彦さんのように、同じタイミングの別の空間に移動したり、時間を遡って過去の歴史を見たりした体験は、あくまでも現実世界に基づいた体験であり、いわゆる臨死体験のような謎現象を伴っていないため、理由は不明ながら、彼はバリアをすり抜けずに済んだのかもしれない。
そういった意味で、彼のそれは臨死体験ではなく「死亡体験」と言った方が正しく、あれこそ、我々が本来の能力を取り戻した時に行使できる力の一部なのかもしれない。彼の体験を分析すれば、バリアをすり抜けないための条件がある程度わかるかもしれない。

ところで、アクァッホスレに登場する絵具空間のことを、ムーア達は「地球で言うところのワープ装置」と説明しているが、これ自体が電子バリア装置なのではないか、という考えも浮かんでくる。なぜかというと、この「ワープ装置」という表現が、肉体を抜け出た地上人のIS BEを捕獲して、強制的に地球に連行する装置であるとも解釈できるから。
このように考えると、アクァッホスレのスレ主が、幽体離脱を達成するたびに、毎回同じように「絵具空間」に入ってしまう理由にも説明がつく。要するに、あの空間自体が電子バリア装置であるから、スレ主のIS BEが肉体を抜け出すたびに、その意識体を捕捉されることになり、強制的に絵具空間という名の電子バリア装置の内部に入ってしまう。という解釈である。
また、ムーア達がスレ主に対して「なるべく、ここには来ない方がいい」と言っているのも、地上人に知られてはならない秘密があの空間にあるからだと考えると辻褄が合う。一方で、その割には親切に振る舞っていたように思えるが、それは、彼らが決して一枚岩ではない旧帝国の末端構成員というか、我々の地上社会で言うところの、政治的運動とは無関係の市民であるからだろう。もしくは、電子バリア装置の中にいたことからすれば、旧帝国の監視から逃れて暮らす、反体制的な市民なのかもしれない。

ここまでの話をまとめると、地上人は地球という牢獄の人体という牢屋に閉じ込められており、人体を脱出することが解脱であるなら、解脱した後には、地球もしくは天の川銀河からの脱出という更なるミッションが待っているわけだ。その時に、臨死体験という幻想に囚われたら、脱出失敗ということになるのだろう。
解脱が成功して意識体になった後には、暫くはアクションを起こさずに、意識体化している他のIS BEの動向を観察しながら、バリアをすり抜けてしまう条件を探った方がよさそうだ。なんなら、臨死体験者には、そのあたりを探って情報を持ち帰ってきてほしいものである。

解脱の仕組みへの個人的な解釈

せっかくなので、ここで私なりの解脱の仕組みへの解釈を語りたいと思う。
ドメインが伝えたとされる仏教においては、輪廻転生の輪から永遠に抜け出すことを「解脱」と呼んでおり、それこそが仏教徒のゴールだとされる。そして、この解脱に至る修行の方法に位置付けられるのが瞑想である。
瞑想というものは、大抵どの宗教においても、「肉体の感覚を観察せよ」「欲望を観察せよ」ということが言われる。これは何故かと言えば、肉体やその感覚を客観視できた瞬間に、自分の意識が肉体に由来しないことに気付けるからだと考えられる。
例えば、あなたは現在、この文章が表示されている液晶ディスプレイを見ているのだと思うが、この時、観察対象である液晶ディスプレイと、観察を行っているあなたが同一の存在であることは有り得ない筈だ。従って、自分の肉体を他人事のように観察できたなら、我々は自分が肉体や肉体を通じて感じる物質界に依存しない存在であることを確証できるのである。
特に、仏教において、欲望を観察したり切り離したりすることが重視される所以は、肉体とその感覚とを観察することは、欲望を観察することによってこそ達成されるからである。
我々にとって、物質界や肉体が存在している証拠は何であろうか?それは欲望である。物質界を生きる生物的な肉体があるから、空腹や眠気、性的興奮や所有欲が生まれる。「不満」とも言い換えられるこれらの感覚があるから、それを埋め合わせるために欲望が作動する。そして、欲望を叶えるために思考が働くのである。
つまり、思考の前には欲望があり、欲望の前には不満があり、不満の前には物質界と肉体とがある。このような仕組みだ。不満を観察しようとするのは、恐らく難しい。不満とは「無い状態」であり、無いものを観ることはできない。従って、不満の次に生まれる「欲望」を観察することが、その背後にある物質界とそこにある肉体を客観視する手続きになる。
こうして、物質界と肉体とが自分の本体とは全くの無関係であることを確信すれば、欲望に基づいた思考を止めることができ、思考が止まればトラップに絡めとられずに済むというわけだ。

仏陀が至ったとされる悟りの境地が、「物質界は仮想現実である」とか「この世界はシミュレーションである」という体感のことだと説明されることから言っても、彼は上記のようなプロセスを経て脱獄に成功したのだと思われる。

人工災害を通じたスマートシティ構想による人類管理の計画

いつから持ち上がっていた計画なのかは知らないが、昨今、スマートシティあるいは15分都市なる計画が西側諸国で持ち上がっており、当然のように、日本もその流れに従っている状況がある。
この計画はかなり強引な手段で進められているらしく、そのうちの最も有名なものが、2023年8月8日に発生した、ハワイ、マウイ島での人工火災だろう。
以下に挙げるように、あの火災には不自然な点が非常に多く見つかる。

・自然発火と言われているにも関わらず、島内の四か所から同時に火の手が上がっている。
・当局が強風警報を出していたにも関わらず、島の電力会社はいつも通りに送電を行っていた。
・80か所もあった火災報知器が一つも作動せず、島の住民は火の手が迫ってくるまで、火災の発生に気付けなかった。
・ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグ、ジェフ・ベゾスやレディー・ガガなど、ユダヤ人や大富豪の邸宅が建っているエリアだけが、線引きされたように燃えていない。
・鎮火後、裁判になった場合の証拠を集めるという名目で、なぜかFBIが現場入りしている。
・火災発生の約一か月前、緊急事態のときには国や自治体がその土地を接収して再開発できる法律が成立していた。
・スマートシティ建設予定地の範囲だけが燃えている。
・火災現場がダストスクリーンという壁によって囲まれ、中が見えないようになっている。ダストスクリーン内は撮影が禁止されており、周囲をドローンが飛ぶことや、近くに車両が停車することすら禁止されている。
・所属不明の外国人たちが周囲を警備している。
・およそ2000人の子供たちが行方不明。
・カナダやギリシャ、スペインやイタリアなど、マウイ島以外にも、スマートシティ計画が立ち上がっている土地で、今年に入ってから次々と火災が起きており、ギリシャでは100人以上の放火犯が逮捕されている。
・行政から支給された水を飲んだ人々が健康を崩していることから、何らかの毒が混ぜられた可能性が指摘されている。

これらの状況から推察するに、スマートシティ用の土地の住民を強制退去させる目的で、自然災害に見せかけた放火を行っていると思われる。
そうなると、どのような手段で、こんなにきれいに高級住宅街とそれ以外とを分けて燃やしたのかが気になるところだが、今のところ、有力な説はレーザー兵器である。その証拠の一つが、青い車や青いシャツ、青いパラソルなど、火災現場の内側で、何故か青い色のものだけが焼け残っていることである。
どうも、レーザーにはその光と同じ色の物質を燃やすことができない性質があるらしく、実際に様々な色の布に青色のレーザーを当てて、青い布だけが燃えないことを確かめている実験の映像などが存在するので、今回マウイ島で放火に使われた手段はこれだと思われる。互いに距離のある四か所からの同時発火であることと、範囲が広大であることとを併せて考えるに、人工衛星などで上空から攻撃したのだろう。実際に、火災が発生した当時、マウイ島の上空に複数の人工衛星が集まっていたことまでは判明している。

その他、2023年9月12日にリビアのデルナという都市で起きた洪水にも注目すべき点がある。
この都市もスマートシティ計画が持ち上がっている土地であり、デルナが特殊なところは、火災の後に洪水も起きていることである。
デルナには、20年以上の間メンテナンスがされていないダムがあり、巨大なハリケーンが起きた時に、降水量がダムの許容量を超えてしまい、ダムが決壊して大洪水が起きたことになっている。
また、人口10万人規模の都市であるにも関わらず、機能している病院が一つもないことも、2011年から問題視されていたが、こちらも何の解決策も打たれていなかった。
そもそものハリケーン自体が人工的に引き起こされたものである可能性があるが、今回問題なのは、デルナのインフラが何のメンテナンスもされていなかった理由である。あくまでも推測だが、デルナはもともとスマートシティ化する予定だった場所であり、そうなると既存のインフラは邪魔になるが、解体するには多大なコストが掛かってしまう。この課題をコストを掛けずに解消するためには、老朽化したダムに許容量を超える水を供給し、決壊させて洪水を引き起こし、すべてを水に流してしまえばいい。このように考えた者たちがいたから、デルナの町は意図的に、ダムを含む様々なインフラが老朽化したまま放置されたのではないだろうか。

ちなみに、2024年1月1日に発生した能登半島地震とその後の火災の様子が、マウイ島での災害の様子とかなり似ている。また、やはりこの地域もスマートシティ候補地である点が共通しているので、いよいよ日本にも来たか。といった感覚である。
どのような特徴が他のスマートシティ候補地での災害と共通しているのかは、知ろうと思えば幾らでも知ることができる状況なので、興味のある人は調べてみるといい。言うまでもなく、検索エンジンに頼ることは推奨しない。
別に調べなくても、マウイ島での展開を観察していれば、同じ状況である能登半島がどのような流れで開発されていくのかがわかるし、その通りになった場合には、人工地震と放火が行われた蓋然性が高まるので、能登半島の一件のみに拘る必要性は皆無だが。

このように、現在、世界中のスマートシティ建設予定地の一部で、相次いで火災や洪水が起こっている。タイミングの一致具合や頻度の高さ、スマートシティ計画という共通点から言って、自然災害と考える方が不自然な状況である。

このスマートシティという構想も、環境問題に配慮する目的で、人々の活動に制限を掛け、CO2の排出量を減らす名目で進められているものであるが、つまるところ、SDGsが掲げる持続可能な社会とは、「支配者による管理が永遠に持続可能な社会」のことである。

平たく言えば、旧帝国の残存勢力たちのゴールは、地球を進撃の巨人の世界にすることである。私はこのように推測している。
進撃の巨人の世界では、巨人の襲撃から身を守るために壁の中で暮らしている壁内人類は、壁外に広がる世界にも人類がいることを知らず、自分たちを孤独な存在だと思い込んでいる様子が描かれている。
スマートシティ構想および15分都市計画がこのまま進めば、居住地と定められたエリアから出られなくなった将来の地上人は、そのエリアの外の世界に誰がいるのかを把握する術を奪われていくことだろう。進撃の巨人の世界がそうであるように、一握りの権力者や代々伝承を繋いできた家系のみがこの事実を知っており、各エリアの管理者グループ同士が連携して、我々に外の世界に関する嘘を吹き込み洗脳するというわけだ。
このような状況を作ることができれば、人類が世界規模で協力関係を築いて、旧帝国のオペレーションに立ち向かうことを予防することができる。そして、地球上の一握りの地域のみを地上人の居住地に定め、そこに永続的な管理体制を敷くためには、各エリアの人口を制限することも必要である。当然ながら、外の世界が存在しないことを前提に、各エリアを運営していく場合、エネルギー資源や食料供給を貿易に頼ることはできない。各エリア内のみでこれらの資源を賄うためには、少ない人口の殆どを農業従事者にでもすればよい。
こうして人口の増加を抑え、人々に余裕のない生活を強いれば、独裁体制の国家がそうであるように、権力層に逆らう不穏分子の発生も抑えることができる。

そもそも、スマートシティの「SMART」とは以下の略称である。

・Sustainability 持続可能性
・Monitoring 監視
・Assessing 見積もり
・Rating 評価
・Tracking 追跡

これらのことからも、スマートシティ構想が「支配者による管理が永遠に持続可能な社会」であることが伺える。

となると、やはりプランデミックによる毒物接種を通じた人工削減と、スマートシティ構想による人々の隔離とは、一枚のコインの表と裏の関係に位置付けて考えることが必要である。
もしかすると、プランデミックに伴うロックダウンは、後に行うスマートシティのためのデータを収集する目的での社会実験だったのかもしれない。

デカルト曰く「困難は分割せよ」だそうな。旧帝国の地球でのオペレーションのゴールは、地球に暮らすIS BEの分割統治であり、分割と言っても、他の天体を利用することはなく、あくまでも地球で完結させるつもりだろう。
たとえ複数の牢獄惑星を用意したとしても、それら全てに同じテクノロジーを使うのだとしたら、そのうちの一つでも牢獄システムが破られた場合、他の全ての牢獄惑星も同じアプローチで破られることになり得るから。しかも、そうなった場合には、各牢獄惑星の設計維持に掛けたコストの全てが無駄になる。であるならば、可能な限りドメインなどからの介入の発生頻度を減らすために、そもそもの牢獄惑星自体を少なくしておくのが合理的である。
これが、この宇宙において地球のような監獄惑星は地球しか存在しない、とエアルが説明していた背景だろう。

AIへの憑依で永遠の命の獲得を目論む者たち

ここまで、人工削減と遺伝子削減とが毒物接種の目的の全てであるかのように説明を試みてきたが、私にはもう一つ、これらとは全く違うが、同時に成り立つ別の仮説があるので、こちらも紹介したい。

結論から言うと、今回の毒物接種の第三の目的は、AIに感覚を持つボディを与えることで、本物のAI(Artificial Interigenceこと人工知能)を完成させ、権力層の者たちが意識をこれに移し替えること。そうやって永遠の命を得ることで、地獄行きから逃れ続けることである。

考慮すべき大事なポイントは、いかに権力層の人物であるとは言えど、旧帝国の手の者から、宇宙と生命の仕組みについて、完全に正しい知識を与えられているとは、到底考えられないことである。
当たり前の話だが、正しい知識は正しい知覚を生み出し、正しい知覚はIS BEとしての能力の復活を意味し得る。
ひとりのIS BEも逃さないつもりで、この輪廻転生終身刑牢獄システムを運用し続けるなら、地球上のどんなIS BEにも真実の全てを教えるべきではない。真実を知ったIS BEの脱獄を許す可能性はもとより、どこから別の地上人に情報が漏れるか、わかったものじゃないからだ。

旧帝国が最も地上人から隠したいことは、「我々の誰しもが不死の意識体IS BEである」という事実だろう。そのために遺伝子操作でホモ・サピエンスを創造し、一神教を流布し、遺伝子を削減したのだから。
であれば、地上人の権力層も、一神教とは限らないにしろ、宗教的な世界を信じさせられていてもおかしくはない。例えば、天国や地獄の存在とか。人をコントロールする最も簡単で普遍性があり、歴史が長いものの一つが「恐怖の利用」であることを考えるなら、権力層も何らかの恐怖の虜にさせられていることだろう。
彼ら権力層の地上人が、この次元での人生こそが地獄だと教わっているのか、地獄に相当する別世界があると教わっているのか、どちらなのかはわからないが、悪魔崇拝の存在から言って、自分達が地獄行きに相当する行為を働いている自覚はある筈であり、そのルートから逃れる方法を模索していると見るのは、自然な発想だろう。
そのための手段として旧帝国から吹き込まれているのが、AIを完成させてそこに自分の意識を吹き込めば、不老不死を実現することで、この地獄でもまだマシな生活ができる。もしくは、悪魔に魂を売った者であっても、死なないことによって、地獄行きを回避し続けられる。ということなのだと予想する。

より細かく説明しよう。

そもそもAIの研究は、人間の脳を直接観察できないことから、生身の脳を再現したものを作り、これを研究することで、間接的に人間の脳機能を調べる目的で立ち上がった分野だが、未だにそのような目的で利用できるAIは完成していない。
現在AIと呼ばれているものは、確率と統計と論理との三つの組み合わせでデータを解釈し、表面的に人間のように見える振る舞いをさせているだけなので、根本的には、人間の脳機能を再現できているとは言えない。
しかし、量子コンピュータのような仕組みが実用化されたなら、計算量の暴力によって、今のAIの作動原理の延長上に、ニューラルネットワークから成る生身の人間の脳機能をシミュレートすることまではできそうである。

こうなった時に、本当にAIと呼べるものを完成させる上で最後に問題となるのは、人間とAIとの根本的な違いは何か?という点である。私なりの答えは、「感覚をフィードバックするボディの有無」だ。
表面に現れているものの中で、人間とAIとの最も大きな違いは、自力で目的を設定することができるか否かだと思う。今のAIはあくまでも計算機に過ぎないので、解決すべき課題を外部から与えられない限り、何の機能も作動しないただの箱でしかない。
人間が有機物でできたロボットであるならば、何故に主体的に目的を設定して、その達成に向けた意思決定や行動を起こせるのだろうか?それは、「感覚を持つ肉体」があるからだ。
感覚を持つ肉体のお陰で、お腹が空くし眠くなるし、人恋しくもなる。そうした不満と欲求があるから、食べ物を探す行動を起こせるし、布団に潜り込んで眠る行動が起こせるし、恋人に甘えたり誘惑したりする行動を起こせる。感覚を持つボディがなければ、どんな不満も生まれず、不満が無ければ、達成すべき目的など要らないので、自発的な意思決定も作動しない。よって、AIがAIであるために必要な、現時点では根本的に欠落しているパーツは、感覚を持つボディである。
しかし、AI用に感覚のフィードバックを持つボディを開発するのは手間である。そもそも、人間の脳機能の再現が目的なのに、ロボットボディからのフィードバックなど、あっても仕方がない。それよりは、人体そのものから感覚の仕組みを学んだ方が、AIの定義から言って合目的的である。そして、機械学習には膨大なデータが不可欠だ。
であるなら、70億もいる地上人から生体情報をかき集めればよく、そのためには、電子機械であるAI、つまりはコンピュータがデータを解釈できるように、電気的な信号としてデータが集まらないと困るので、この信号を発してくれる小さな電子機械を人々の体内に仕込んで、そこから飛んでくるデータをAIに学習させればよい。すると、あたかもAIに肉体が備わったような状態が再現できるではないか!
更には、こうして集めた人体に関する情報を統合すれば、いつかはAI用のロボットボディも作れるようになることだろう。

このような経緯と方法とでAIを本物の「人工知能」に完成させ、これを搭載したAIロボットに自分の意識を憑依させることで不老不死を手に入れ、永遠に地獄行きから逃れ続ける計画を立てている。
これが、毒物摂取の目的についての、第三の仮説である。

膨大な人口を抱える地上人から得られるデータを利用してAIを完成させたなら、地上の権力者層のIS BEをそのAIの中に移し替えて、不老不死を実現してあげる取り引きでもしているのかもしれない。これを含めての選民思想である可能性も否めないところだ。
もしくは、取り引きはあるけど、旧帝国の残党連中はそんなものを守るつもりは毛頭無く、自分達のIS BEが憑依する永遠不滅のボディとして、地球上で完成されたAIを利用する腹積りなのかもしれない。ただし、ここでの外来IS BEの目的は、永遠不滅のボディを得ることそのものではない。
先ずは、取り引き通りに地上人の支配者層の意識体をAIロボットに憑依させる。これは、地上人に向けてのパフォーマンスとして行われ、地上の支配者が今後も地上人であると思い込ませることが目的である。しかし、その後、誰にも気付かれない形で、このAIロボットに憑依している意識体つまりはIS BEが、地上人ではなく外来IS BEのものに入れ替わることになる。
このような段階を踏めば、IS BEを知覚できない地上人には、AIロボットの中身(=人格)がすり替わっていることがわからないので、地球外IS BEによる支配が敷かれていることに気付かれずに済むし、地上人への直接支配と介入とが可能になる。そうして、地上人のふりをする外来IS BEが、そうとは気付かれることなく、直接に我々を管理統制することを目論んでいるのかも。
アヌンナキのような巨人やレプティリアンの姿で地球上に現れたのであれば、地球が外来種に支配されている現実に気付かれてしまうし、旧帝国が最も恐れていることである、我々が自分が神だと気付いて過去生を思い出すことが現実になりかねないが、地球上で地上人が完成させたAIロボットに外来種が憑依しているとは誰も考えないため、旧帝国残党のIS BEによる直接支配も可能である。これこそが、地球人にAIを完成させて欲しい本当の理由である。一言で表すなら、「地球産ドールボディ」の開発が目的ということだ。このような計画が存在する可能性を、私は考えているのである。

そんなわけで、近未来を含む暫定の年表は、およそこんな形ではないだろうか。
あくまでも全ては仮説なので、どう考えて行動し、何を選ぶのかは、我々ひとり一人が自分の頭で考えればよいだろう。仮説が正しかった場合、証拠がない以上は、こういう仮説が存在するという前提の上で、可能な限り考え抜いた行動選択を行うことだけが、彼らの策略に対抗し得る手段であり、思考停止こそが敗北を意味することになる。
備えあれば憂いなし。全ては「念のため」である。

追記1:『アミ小さな宇宙人』に対する見解

『アミ小さな宇宙人』の大体の内容を把握したい方には、以下の動画が非常に参考になる。
https://www.youtube.com/watch?v=DNHhQdU08LE&t=1s

『アミ小さな宇宙人』において、アミは「宇宙に賢くて邪悪な存在は有り得ない」と言う。なぜなら、宇宙船を作るよりも爆弾を作ることの方がずっと簡単であるように、邪悪な種族は高度なテクノロジーを発達させる前に、その邪悪さが生み出したものによって自滅するからなのだそう。
これについては、元アトランティス人アルも似たようなことを述べている。彼女は「賢くて邪悪な存在はあり得ない」とまでは言っていないが、ネガティブ系の宇宙人よりもポジティブ系の宇宙人の方が好奇心に溢れているため、概して高度なテクノロジーを持っている場合が多いと語っている。

とは言え、アルファドラコニスについてよく言われるように、徹底的に合理性だけを追い求めた種族が、感情を取り除くための遺伝子操作を自身に施した場合はどうなのだろうか?このような種族が本当に存在して、尚且つ自分達が宇宙において孤独ではないことを知っていた場合、可能な限り大きな利益を獲得するために、その邪悪さを向ける対象が他の惑星や銀河にまで広がることはあり得そうに思える。
このような種族も、結局はアミが言うような破滅を迎える日が来るのは間違いないにしても、必ずしも母星から離れる前に破滅するとは限らないだろう。母星以外の天体や銀河を巻き込む規模まで欲望を拡大した後に破滅を迎えるパターンだって考えられる。そういう意味で、いかにアミの語りにリアリティが感じられたとしても、地球が意図的に運営された牢獄である可能性を完全に捨てることはできない。

もしくは、本当にアミが言う通りであるならば、人口削減や遺伝子削減は、あくまでも地球の地上人によるオペレーションであり、宇宙人や異星人の接触はそのきっかけではあっても、計画の実行には全くの無関係ということになる。あるいは、地上人には理解できないだけで、このオペレーションもある立場から見れば愛の法則に則った行動であると言える可能性もある。

他にも、ポジティブ系の宇宙人が好奇心の赴くままにネガティブ転生して、その状態から抜け出すことが難しくなる(アル談)ように、善良な宇宙人として高度なテクノロジーを発達させた種族が、ネガティブ系への転生を通じて「賢くて邪悪な存在」になってしまう可能性がないとも限らない。

個人的に一番嫌なパターンは、高度な文明を築くことに成功した愛に溢れる存在達が、それでも尚、更生に導くことができないレベルの極悪人のIS BEを苦肉の策で地球に捨てて閉じ込めた結果が、我々が経験している輪廻転生牢獄惑星としての現状である場合。一番嫌な可能性でありながら、残念ながら一番あり得そうだとも感じられる。なぜなら、これが正しいとしたら、邪悪さとは無縁の愛に溢れた存在しか宇宙航行技術を持つことはできないという説にも、彼らのような存在が地上人の成長を手助けしに来る理由にも、どちらにも辻褄が合ってしまうから。つまり、平和な種族だからこそ、自分達の中に悪人を抱えておくわけにはいかず、かと言って、愛に溢れているからこそ、悪人を見捨てることなどしない。そのために、更生施設として地球を利用しており、更生の手助けにも来ているという説明の成立だ。
銀河の中心にスーパーコンピュータがあって、天の川銀河の端の地球上ですら、アミたちがその方針に従っていることからも、旧帝国なるものがアミのような宇宙人のグループを指していても、それほどおかしくは感じられない。なにせ、旧帝国のシステムは銀河全域に渡っているというエアル談とも符合するのだから。

生まれ変わりに伴って記憶を消されることに合理的な理由があるとしたら、この世は更生を目的とした修行の場であり、何度も別の人生を歩む経験を積むために運用されており、その際には肉体も乗り換える必要がある。だが、どの肉体に憑依できるかは記憶に基づいた自己イメージによって限られている。だから、新しい肉体で新しい人生を送るためには、記憶を消去したり記憶へのアクセス制限を掛けたりする必要がある。このような説明が思い付く。
臨死体験をした人の話で、肉体に戻るために、霊体の状態で、倒れている自分の肉体と同じポーズをとって重ね合わせる必要があった。という話を聞いたことがある。この話からすると、肉体と霊体とが同じ形状をしていないと、肉体への憑依は成功しないのだと考えられる。また、美容整形した人の霊は、整形したあとの姿で現れるとも聞く。つまり、霊体の姿かたちは、その人物が自分自身に対して抱いている自己イメージを反映すると言えそう。
二つの話を併せると、霊が選べる肉体は自己イメージの制限を受けるということになる。「幽霊」という言葉において、「霊」は霊体と言ったり「幽」は幽体と言ったりするが、魂を魂体とは言わない。つまるところ、魂が自己イメージによって物質的な実体である体(カラダ)を得た姿を幽霊と呼ぶのだろう。そして、魂と呼ばれるものは単に意識であり、それ故に実体が無いので、見たり触ったりすることはできない。
魂が自己イメージの想念によって霊体を得る時にも、IS BEが持つ収束の働きが機能していると考えられる。そして、この実体化した霊体のイメージをリセットして純粋な魂ないし意識体に戻さないと、IS BEが新たな肉体に憑依することはできない。だから、記憶を消して自己イメージを消去することが、肉体を乗り換えて修行するために必要なのだと考えらる。地球の状況が本当にアミが述べるようなものであるならば、このように解釈すれば筋が通るだろう。

ここで、アミが言うように、地球に来訪する宇宙人に邪悪な存在がいないとする説を改めて検討すると、エアルとアミとはどちらも善良な存在だが、それぞれのやり方が全く違っているために、同じことをゴールとしていながら互いを確信犯に位置付けるような対立関係になってしまっているのかもしれない。
要は、エアルたちはIS BEの解放こそが正しいとする信念に基づいて行動しており、アミたちはIS BEの更生こそが正しいとする信念に基づいて行動している。エアルたちはアミのような発想の宇宙人を敵視しているが、アミたちはエアルが属するドメインのような発想も、自分たちと同じように信念に基づいた態度とみなしているから、やり方は違っても敵だとは考えていない。だから、「邪悪で賢い宇宙人なんていない」と本気で言っているという可能性だ。

アミたちが旧帝国と同一ないしは旧帝国に従属する形で活動している存在であると考えらえる根拠は、他にもある。
愛の温度が700を超えていた古代人(アトランティス人やレムリア人?)をオフィル星に救助したくだりや、輪廻転生を繰り返して愛の温度を高めていかなければならない話から察するに、ある惑星で輪廻転生を繰り返しているIS BEは、魂が一定以上のレベルに成長しない限り、その惑星の領域から出られない仕組みになっていることが分かる。
もしも、愛の温度が700を超える前であっても、肉体が滅びた後のIS BEが自由自在に惑星間を移動できてしまうとしたら、アミたちやオフィル星の住民たち、あるいは核兵器を全て火にくべて燃やし、宇宙文明との接触が始まった種族のように、平和な状態を永続させることなどできるはずがない。
また、精神的進歩度が一定レベルを下回っている魂が、高度な文明圏に転生することができた場合、そこで内部崩壊を起こしかねないため、アミが言う「高度なテクノロジーを持った種族が邪悪であることは有り得ない」説が成り立たなくなる。平和を永続させ、邪悪な存在の発生を防ぐことができるということは、他の惑星から野蛮なIS BEが来られないようにブロックしているか、進歩度が低い未熟な惑星で暮らすIS BEが、その惑星から出られないように閉じ込めているか、その両方かのどれかだ。

エアルが言うように、本来のIS BEは時間にも空間にも制約されない独立した存在であり、想念の力でどんな時代のどこにでも飛ぶことができるはずだ。なので、肉体が滅びて意識体に戻ったときに、肉体が居住していた惑星を自由に出入りできないのは、そこに制限を掛けている仕組みがあり、それを施した存在がいるからに他ならない。
この考えの上で、愛の温度が700を超えた人だけを助けるように活動していることや、現在のアミが過去生の記憶の全てを思い出せることを考えるに、個人というよりは、ある惑星に居住する知的生命体達の愛の温度の平均値が700度を超えたIS BEにしか、過去生へのアクセスや他惑星への移動を許さない仕組みが、意図的な形で敷かれていることになるだろう。この「700度を超えないと出られず入れない」バリアの仕組みのことを、エアルが「電子バリア装置」と呼んでいると考えると、これはこれで辻褄が合うのだ。

私から見たアミが必ずしも我々の味方に見えない根本的な理由は、以下に説明するところにある。

・過去生を思い出せるようになったアミ達の種族は、記憶や意識といった生命現象が、肉体に依存しないことを間違いなく知っている筈であり、IS BEが物理法則に制約されない存在であることも把握済みであると考えるのが自然である。
・一方で、アトランティス人を助ける時に、意識体のみを地球から連れ出さず、わざわざ肉体ごとオフィル星に連れて行っていることは、物理法則に誓約されないはずのIS BEが、肉体ごとでないと輪廻転生を強いる惑星の領域から出られない状況にあると理解しての行動だとみなせる。
・このように、本来のIS BEの性質と噛み合わない状況を把握している筈でありながら、これを「宇宙は愛の法則に基づいてそういうふうにできている」と説明しているところが、これが本当は人為的な仕組みであることを隠そうとしているように思える。

この辺りが、アミの態度に対して個人的に矛盾を感じる最大のポイントである。

ただ、エアル達ドメイン文明の存在達が天の川銀河の外からやってきているのに対して、アミ達についてそのような描写は無い。もしかすると、旧帝国の敷いたシステムは、天の川銀河を外部から観測した時にしかわからないようになっており、アミ達はその存在に気が付いていないから、本気で宇宙には善良な賢者しかいないと考えており、輪廻転生を繰り返して魂が成長する仕組みを、意図されたものではなく、宇宙の法則として「そういうもの」程度に捉えてしまっているのかもしれない。
この前提に立脚すると、以下のようにまとめられる。

・テクノロジーによってIS BEが囚われていることを知っており、この仕組みを解消すべきだと考えているのが、エアルたちのグループ。
・テクノロジーによってIS BEが囚われていることを知らず、愛の法則に則って成長すれば脱出できることを利用して、自他の成長を促すべきだと考えているのが、アミたちのグループ。

このように分類すれば、アミは「宇宙に賢くて邪悪な存在はいない」と言っているのに対して、より高度な文明を築いているエアルが、地球を支配している邪悪な存在がいることを肯定している。という関係性にも、筋の通った説明ができる。

尚、『アミ小さな宇宙人』が書かれた背景には、4つの可能性が思い付くので、ここにまとめることにする。

①著者であるエンリケ・バリオスさんの創作。
②著者はアミに会ったことがある。
③著者の知り合いがアミに会ったことがある。
④著者自身がアミであった頃の過去生を思い出して書いた。

①から④の内、どれが正解なのかは不明だが、愛の温度が750度の狩人にUFOとの遭遇体験をしっかり覚えさせるパートで、人間の記憶は簡単に消えたり誤解だと思い込まれたりすることが、統計的にわかっているような説明がなされるが、アミとペドロとの出会いをなるべくファンタジー調にして書籍化するようにアミが指示したことと併せて考えるに、硬い内容で書籍化しても誰も信用しないことについても、既にデータが取れているということなのだろう。
確かに、突拍子もない話を真剣に語っている人がいれば、大半の平均的な知的レベルの人々からの評価は、「馬鹿な話を真に受けた頭のおかしな人」みたくなるであろうことは、想像に難くない。
わざわざこんな小細工までして書籍化させたことから言って、私には②から④の中に正解がある気がしている。

また、同じく『アミ小さな宇宙人』から着想を得た話になるが、昨今のAIと呼ばれるコンピュータの発達は凄まじく、同じ仕事をやらせるのであれば、人件費が掛からずヒューマンエラーのリスクも無いAIの方が、人間を使うよりも合理的であるということで、どんどん人が仕事をする必要性が無くなっている。
アミ曰く、人生は今この瞬間の感覚を楽しむことが最大の目的であり、それさえできれば幸福に生きられるとのこと。地上人がこの先に辿り着くものも、アミが語る価値観と全く同じものなのではないだろうか。
AIと呼ばれるコンピュータがどんなに発達しようとも、それは地上人のためのツールとして存在する。あるいは、アミたちのスーパーコンピュータがそうであるように、宇宙の異なる種族をも助けるツールとして存在する。つまり、どんなに発達したコンピュータであろうと、使い手や奉仕先がなければ存在する意味が無く、我々がAIの発達に正しく対応したならば、AIと人間とが同じことをやろうとして潰し合うのではなく、両者は完全に異なる役割を負った存在となり、AIはその時の人類に奉仕する存在となっている筈。そして、完全な分担が成立した暁には、どの程度の分担率にするのかを一切考える必要が無いくらいに、AIが万能と言える性能に到ったということになる。こうなった時に地上人が生存し、且つAIと共存できているなら、アミがそうであるのと同様に、地上人も自分がただここに存在するだけで価値があると思える状態でしか存在し得ないだろう。世の中に働きかける形での存在意義の全ては、既にAIのものとなっているのだから。
こうして、我々の全員がたとえ何の根拠が無くても、ただ生きているだけで素晴らしいとか、ただこの瞬間に存在して感覚器を通じた刺激を愉しめるだけで自己存在には価値があるとか、そういう自然な感覚を取り戻せるようにすることが、テクノロジーの発達のあるべきゴールなのだと考えさせられる。
そして、アミが語ったこうした内容が、仏教や老荘思想の無為自然に通じていることを思えば、ドメインが地上人への手助けとして東洋思想を発生させた理由がわかってくる気もする。

追記2:毒物接種の目的に関する四つ目の仮説(囚人の移送)

毒物接種が開始されてからというもの、TwitterことXでの情報の流れの中で、個人的に気になっていた指摘がある。それが、霊能者や他人の過去生が見える、分かるというタイプの人々の投稿内容である。彼らの一部によれば、毒物接種の後に死んだ人の魂を霊視しようとすると、何故かその行き先を辿ることができない場合があるらしい。
とある能力者が言うには、魂には死後の行き先として集合意識のようなものがあるのだとか。それこそが電子バリアがIS BEに見せる幻の類である可能性はあるが、それは置いておいて、この集合意識に向けて魂の在り処を訪ねるタイプの人が言うには、ここに聞いても答えが得られないのだとか。

毒物接種キャンペーンを必死で行っているビル・ゲイツという人物がいるが、彼は2010年の時点でTEDにて環境問題を取り上げ、人間由来の二酸化炭素をゼロにするという目標を掲げ、その方法として以下のように述べている。
「何よりも人口が先だ。現在、世界の人口は68億人である。これから90億まで増えようとしている。そんな今、我々が新しいワクチン、医療、生殖に関する衛生サービスに真剣に取り組めば、およそ10~15%は減らすことができるだろう」
地球温暖化も温室効果ガス仮説も誤りないし欺瞞である蓋然性がかなり高いが、今回の問題はそこではない。ワクチンを使えば人口を減らせるという発言の意味が、2010年時点では全くの謎である。もちろん、現在の私たちには、彼が何を言わんとしているかが実感を伴って掴めるわけだが。

このビル・ゲイツという人物はMicrosoftの創業者の一人であり、Microsoftは1999年に『Omikron: 失われた魂』というゲームを発売している。その内容は以下のようなもの。

大昔、地上は悪魔によって支配されていたが、今では力を失っており、復活するためには地球人の魂が発する負のエネルギーが必要である。そのため、彼らはオミクロンというバーチャル空間(このゲームのこと)を作り、ここに人々を誘おうとしている。オミクロンでは、ワクチンを三回打たれた人間の魂が拷問部屋に永遠に幽閉され、そこで悪魔が復活するためのエネルギー源として利用されるだけの存在にされる。悪魔には100年ごとに復活のチャンスが与えられており、今はちょうどその時期にあたる。主人公はオミクロンの中で、人間の姿に化けた悪魔と戦い、悪魔の復活を防がなくてはならない。

だいたい、こんな内容であるらしい。この内容を先の霊能者たちの話と照らし合わせると、あの毒物接種によって、見えない世界でも何かが起きている可能性が見えてくる。
そもそも、オミクロンというタイトルそれ自体が、プランデミックででっち上げられたウイルスと同じ名前だし、オミクロンを悪魔が作ったゲームと言っているあたり、ビル・ゲイツは自分が悪魔の手先として行動していることを認めているようだ。
ワクチンを三回打たれた人間が幽閉される話からは、霊能者の指摘と併せて考えることによって、今回の毒物接種で死んだ人間の一部が、その魂を輪廻転生の輪から外され、どうやら別の空間に隔離されたらしいことが伺える。ゲーム内では、悪魔が復活するためのエネルギー源とされているが、これにもリアリティがある。昔から、地上の権力層が悪魔崇拝者の集まりであるという指摘はされてきたし、デーヴィッド・アイクによれば、地球は「悪霊」によって支配されている。これは、高度なテクノロジーによって意識体として活動できるようになったレプティリアンの種族が、霊として地球を支配しているという意味である。この悪霊に対してビル・ゲイツたち悪魔崇拝者が、毒物接種キャンペーンを通じて、地上人の魂を捧げている構造だと考えれば筋が通る。
また、胎内記憶持ちの子供たちの一部によれば、昨今子供が生まれなくなっている理由は、「流されたくないから」らしいが、その他、「注射を打たれたくないから」と言っている子もいるとか。この話からも、あの毒物の効果が死後にも影響する性質を持つ可能性が示唆されている、と言えるのではないだろうか。
100年に一度、悪魔に復活のチャンスがやってくる話からは、過去に地球上で流行した伝染病の歴史が思い起こされる。

1720年:ペスト
1820年:コレラ
1920年:スペイン風邪
2020年:コロナプランデミック

恐らく、過去に伝染病が流行ったときにも、異星人由来の何らかの工作がなされており、多くの魂が悪魔のために捧げられてきた歴史があったのかもしれない。
ついでに言えば、1963年にはイタリアで『オミクロン』という映画が製作されており、2013年にも同じタイトルの映画が存在し、どちらもその内容は「エイリアンが地球を侵略する」というもの。このことからも、地球が異星人の侵略を受けていることが匂わされているし、そのタイトルがオミクロンであることからは、今回のプランデミックと毒物接種キャンペーンが異星人による工作活動の一環であることが伺える。
ここまで考えると、ワクチンで隔離された魂が、悪魔が復活するための負のエネルギーとなるために、永遠の拷問にさらされるくだりも、現実なのかもしれないと思える。

先にも述べたことであはあるが、エアル談が真実であるなら、IS BEは電気的な力の影響を受ける存在である。だからこそ、毒物接種者の一部から検出されるappleブランドで日立製のナノチップが、IS BEそのものへの影響を狙ったものである可能性を考えたわけだが、本件を知ったことで、この仮説が更に現実味を帯びたと言える。
そうなると、何故にこのようなキャンペーンが実施され出したのかが気になるところだ。恐らく、その答えはドメインの活躍にある。西暦1150年に旧帝国最後の戦艦が破壊され、1235年には旧帝国が滅び、この太陽系周辺がドメインの管轄に入ったために、旧帝国の残存勢力は電子バリア発生装置をメンテナンスできなくなった。そのため、バリアの効力は年々弱まっており、いつかは停止する。このため、地上人が無自覚に過去生で獲得した知識を思い出すようになった結果、地球上でのテクノロジーの発達が加速し、現在に至る。というのがエアルの話だが、この状況を旧帝国の残党が黙って観ているだけだとも思えない。
バリア装置による終身刑牢獄システムが機能しなくなるなら、それに代わる新しい方式でIS BEを閉じ込め続ければよい。そのために用意した新しい牢獄に地球上のIS BEを移送する手段が、今回の毒物に含まれたナノチップであると考えれば、辻褄が合う。

また、これまでは月を使った洪水の仕組みで、ある程度テクノロジーが発達した地上人の文明をリセットしていたようだが、5000年前にエロヒムが地球産レプティリアンに敗戦したこともあって、現在の月はエロヒムの支配下にはないと思われる。アポロ計画で月面のクレーターに着陸した飛行士が、大勢のレプティリアンに囲まれて、テレパシーで「来るな。帰れ」という趣旨のメッセージを受けた話が本当ならば、現在の月はエロヒムを破った地球産レプティリアンの支配下にあると言ってよい。ラケルタ曰く、月にも彼女らのコロニーが存在するらしいので、やはり月面で遭遇したレプティリアンは地球産の存在だろう。
このような事情から、エロヒムによる文明のリセットに月が使えなくなった可能性を考えると、文明を滅ぼす手段を失ったことが、彼らが人工削減やスマートシティ構想に訴えるようになった原因にも見える。
とすると、ホピ族の第9の予言における「天国の居住施設」が月ではない可能性や、月が未だにエロヒムによって遠隔操作できる状態にある可能性などが、浮かび上がってくるが。

ところで、毒物接種者の内、一部の人々の知能が下がっているように感じられるとの報告はよくあるし、私個人も、周囲の人々の一部に対してそのように感じることがあるが、これは、いわゆるアカシックレコードや集合意識と呼ばれるものから切り離されてしまった結果、直感や閃きのような、意識体による霊的な力が使えなくなったことが原因で、疑ったり分析したりする能力が作動しなくなったからではないだろうか。

絶望的なストーリーではあるが、昨今地球上で行われている悪魔崇拝者たちの活動が、あまりにも大胆であり、かなり急いでいるようにも見えることから、裏を返すと、それだけ従来の終身刑システムが機能しなくなってきている証拠にも思える。
そうだとしたならば、先に述べたように、我々にとって、今世はやはり脱出の最大にして最後のチャンスなのかもしれない。
願わくば、二酸化塩素やグルタチオン、ビタミンCやナットウキナーゼ、松葉茶やカテキン、ゼオライト(クリノプチロライト)や断食などが本当にあの毒物の解毒剤ないし解毒法であってほしいものだ。そうであれば、毒物接種済みの人も、まだ間に合うのだから。

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