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石油製品国内トップ企業のSDGs(その1)

ENEOSホールディングス
石油や天然ガスの卸しと販売の企業グループで年間売上約7兆円で日本一です。

脱炭素社会=石油を使わないという、企業存亡の危機が確実に迫る中で、どの様なアクションを起こしているのでしょうか。

SDGsは国連で合意した各国政府の目標のため、
ENEOSとしてはSDGsという枠組みでは取り組まずESGの枠組みで様々な取り組みを行なっています。

ESGとは、「環境」(Environment)「社会」(Social)「ガバナンス」(Governance)の頭文字で世界の様々な問題を解決するため目標という位置付けはSDGsと同じですが、投資家(企業)が対象となります。

ENEOSと同じ様な「事業環境の危機的な大きな変化」に対して、見事に事業構造の転換に成功した企業があります。「富士フイルム」です。

カメラのデジタル化と携帯電話やスマートフォンへの統合により、主力事業であった「写真フィルム」の需要が激減するという環境の変化がありました。

そこで富士フイルムは、自らが持つフイルムカメラについての技術(レンズや色の再現性etc...)を活用して、いち早くデジタルカメラの製造にシフトしました。

また写真フィルムの主な原料は「コラーゲン」であり、そのコラーゲンは肌の潤いやハリを保つ物質でもあります。コラーゲンに対しての自社の持つ技術を転用して化粧品事業に参入し見事に成功したのでした。

企業が生き残ることはもちろん、StaySDGs!!
#sdgs  #ESG #ENEOS #富士フイルム #staysdgs

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