「影響」を使って自分を伸ばす力

普段何気なく過ごしている、意識もせず発している言葉や行動で、実は誰かに影響を与えていた、と言うことはありませんか?
今回は、
自分をどこに「置く」かで
どんな影響を受けて
どう変わっていくのか

を知って欲しいというお話です。

価値観のブレを受け入れる

先日こんな事がありました。

母から「私は昭和に生きた人間だから、あなたを見ているとどうしても【それでいいの?】と思う瞬間があるわ」と。
「シンママで、たくさん働いて、たくさん遊んで。本当は家にいて旦那さんを支えて、子育てをして、それが幸せだと思っていた時代から大きく変わっている。しかも、私は今、65歳祖母という立場で仕事をフルタイムでバリバリ働いて、孫の面倒もちゃんとみてあげられない。本当は、孫をもっとみてあげたいし、その分きっとあなたもたくさん働けるでしょう」と。
幸せでいて欲しいという前提で、母の中でたくさんの葛藤があったのだと初めて知った瞬間でした。

そういう風に考えさせたのは、私がかなり影響を与えているからだと思うんです。「パートナー」がいない状態で、仕事も育児も遊びも全力でやっていることに、それはそれは衝撃を受けたのだと思います。

私はまずこう感じました。
65年間で培ってきた価値観を、全く別の角度の価値観を持っている娘からどんどんぶっ壊され、さらにそれを否定せず、付き合ってくれる「親」は本当に尊敬すべき存在だと。それは父も同じです。私の前では「それでいいのか」とよく否定じみたことを言っていますが、結局頑張って受け入れているから、今も良好な関係を築けている。

それを踏まえた上で、私はよく仲間内で親の話をします。
「二人とも65歳を超えてもバリバリ働いていて、おそらく定年はないし、こんな私を受け入れてサポートしてくれている。最近は、母も父だけではなく、友人と飲みに行ったり、旅行に行ったり、「自分」で楽しむことを覚えてそれぞれが人生を楽しんでいる」と。それを聞いた友人は「いい親御さんだ、素敵な夫婦だ、輝いているね」と。
私はそうだよね、と当たり前に感じていました。
その話を母にしたところ、ぽろりと涙を流し「そうなんだ、私はこれで
いいのだろか、と悩んでいたけれど、この生き方でよかったんだ…昔と比べて悪いことがいい事に変わり、できなかったことができるようになって、それを受け入れていいんだ」と言いました。
その瞬間私は、価値観の縛りはとてつもなく大きかったんだ、と感じました。なんでもっと早く伝えてあげなかったんだろうと。

価値観形成は環境に引っ張られる

ある場所では正しい価値観が、他では間違っているなんてよくあることです。今までの環境が及ぼす影響はとても強いし、価値観形成は非常に環境に引っ張られやすい。逆に、それをぶっ壊すような環境にぶち当たった時、それをいきなり跳ね除けずにまず経験してみることは、新しい選択肢が生まれて、自分を許可できるということ。

この話はほんの一例ですが、これを読んでくれている方は、ちょっと変わりたい、デザインを学んでみたい、主婦でも稼いでみたい、というかたも多いのではないでしょうか。

今この瞬間は、時間も体力も精神力も何もないし、またどこかでできたらいいなと思っている方もいるかもしれません。
でも、私の母のように、自分が作ってきた価値観をぶっ壊すチャンスが来たときにまず前に進んでみる、ということにぜひチャレンジして欲しいのです。それは、お金のかかることから始めなくてもいい。youtubeを見るとか、人の話を聞くとか、なんでもいいのです。

誰のそばにいるか、が大切

今回、母は「私」という存在に過去の価値観を脅かされて、それでも何かに気づき成長を遂げた、という話でしたが、やはり近くにいる人がどんな価値観を持っているかで、自分の思考は大きく変わるということです。

何かを学びたい、と感じたときに自分の理想としている人を見たり、話したり、その人がどんな生活を送っているのかを知るだけで、自分の可能性が広がっていくのです。子育ても同じですよね。つまり、今これを読んでくださっている読者の方々も同じ、ということです。だから、私は出来るだけ自分を曝け出して、インスタなどで発信をしているのです。

何かに挑戦することは不安も、心配もつきものです。
しかし、自分が叶えたい夢をすでに叶えている人のそばに行ってみる、ということは、自分の夢を叶える第一歩でもあるんです。「できないと思っていたことができる」を知って欲しいと思います。

〇〇の壁を壊す

まずはこんな価値観から、少しずつ気にしてみてください。

経験の壁
過去と同じことをしていると、繰り返しから抜け出ることは難しくなります。今までやったことがない事柄を見つけてチャレンジすること。
初めての経験をどんどん増やすこと。

年齢の壁
自分の年齢に関するこだわりも必要ないです。いくつになっても、新しい自分になれるタイミングは、自分の気持ち次第でいくらでも作り出すことができることを知ってください。

立場の壁
本当にやるべきことができないのであれば、立場の壁を壊してみるのもひとつです。「母」「女性」といいうことだけで、できないことがあるというのはおかしい話です。どんなときも全員に同じ選択があります。

最後に

私はデザイナーをやっていますが、受講生や問い合わせをくださる方に、出来るだけ夢を実現させてあげたいと思いながら、対峙しています。きっとどこのスクールでも教える内容は似たり寄ったりかもしれません。ただし、スクールの運営スタッフがどんな想いを持って携わっているか、そこはしっかり見極めてください。何度も言いますが、
できないと思っていたことができる」には、「誰のそばにいるか」が大切であることは忘れずに。
思いっきり自分の可能性を感じて挑戦してくださいね!

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