何を食べたか思い出せない1週間|月15万円の自炊日記#104
土曜日
ずーっとゲラの修正をしていた。
お願いしているのは小さな老舗出版社だが、担当者は編集長・副編集長、以上2名!で、デザインは丸っと別の会社に投げられているので、意思の共有も連携もへったくれもなく、毎回不思議な成果物が出てくる。
出版業界も高齢化と人手不足で大変そう。
若いころは出版業界はあこがれの世界だったが、新潮社出版部でも入らない限り、ギリギリの体制でギリギリの待遇で、結局やる気搾取されて、辞める人も多いんだろうな、と意味不明のレイアウト配置を直しながら考えていた。
疲れたので、いつものラーメン屋さんで夕ご飯。
期間限定の担々麺に期待していたが、……。
もうしばらくこのお店は行かない。
日曜日
昨晩、外食で失敗したので、やっぱ自炊だぜ!と奮起して買い物に行く。
1週間、手間をかけずに、良質のタンパク質を食べるために干物をまとめて購入。今週は、サバ、ホッケ、赤魚が私たち夫婦の食生活を支えた。
月曜日
昨日買っておいたメンチカツと豆腐、作り置きのきんぴら、ぬか漬けで白米を食べる。やっぱり白米最強。
火曜日
スマホを確認する限り、サバを食べたらしいが記憶がない。
「ザ★®シユウマイ」との出会いはこちら。
そして、龍馬も飲んでいたらしい。ビール久しぶりかも。
水曜日
この日は、カルパッチョとステーキを食べると決めていた。そして、セイコーマートの激安バローロを抜栓することも。
朝、「今日カルパッチョつくるねー」とベッドにいる夫に話しかけて家をでたのだが、正確に伝わっていなかったらしく、伊勢丹でカルパッチョを買ってきていた。
なので、カルパッチョを2種類食べることになった。
セイコーマートのバローロは「ふーん」って感想らしい。
木曜日
この日からほとんど写真が残っていない。
多分、赤魚の干物を食べたはず。
なんだかんだぬか床のお世話は続けている。
しかし、お花のお世話が行き届いていないらしく、リョウブが枯れてしまった。
悲しいので、土日にまた新しい枝ものとパステルカラーのお花を買ってこよう。剪定はさみも買って、花瓶も増えたし、受け入れ態勢OK。
金曜日
なにも写真が残っていない……。
でも、「ホッケを焼いて、卵雑炊をつくったよ」という夫宛てのスマホのメッセージが残っていたので、そうらしい。
ご主人さまは、侘しい食事で足りたのだろうか。
疲れ果てて、先に寝ちゃったからわからないよ。
明日も家で仕事。
編集者さんにイライラすることもあるけど、持ちつ持たれつだから、協力し合わないとね。
にしても、もうちょっと意図を理解してほしい。
おっさん、しっかりしろ!
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