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出川哲朗とハリソン・フォードからブレない生き方を学ぶ|月15万円の自炊日記#112

2023年7月1日(土)。
ずっと公開を待ち望んでいた『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。
40代の人なら、村井國夫の吹き替えで、本人の意思とは関係なく目にしたことがあるジョーンズ博士。
80歳になっても、ハリソン・フォードはやっぱりハリソン・フォードだった。

NHKオンデマンドに加入する

昨日から雨が続いていたので、2日分のリネンや洋服をまとめて洗濯。映画館に行く前にコインランドリーの乾燥機に放り込み、40分コースを設定した。
待ち時間にいったん家に戻り、タブレットでNHKオンデマンドに1か月限定のつもりで加入手続きを行う。

目的は見逃していた出川哲朗出演回の「仕事の流儀」を見るため。
990円払ってでも、私はどうしても見たかった。

徳力さんのnoteにもあるとおり、出川さんに泣かされた……。ぐずん。
仕事でお悩みのみなさん、出川さんの仕事の流儀をぜひ見てください。

無印そっくりのダイソーに迷い込む

コインランドリーでふわっふわに乾いたタオルやデニムを畳み、家の玄関に置いて、歌舞伎町のTOHOシネマに向かう。
やっぱり、インディはIMAXシアターの最高の環境で観ないとね。

東京メトロの新宿駅からアルタを抜けて地上に出る。
以前、アルタの1階には40代向けの女性服の店が入居していたが、気づいたら無印良品そっくりのダイソーに変わっていた。
とにかく、商品も内装も、白・黒・グレーで統一され、一瞬、無印良品だと錯覚してしまう。
しかし、商品を手に取ると、やはりダイソーだと気づく。
それに、無印にはないプラスチック臭もする。

無印のジェネリックだと理解した上で花瓶と霧吹きを購入。
ボタニカル初心者の私は、花瓶は割っても惜しくない価格のものしか買わないようにしている。

右端の花瓶と霧吹きを購入。
無政府状態の寝室にも花瓶をおく。この植物の名前をどうしても思い出せない。でもすごーく長持ちするかわいい葉っぱ。

ハリソン・フォードはやっぱりスターだった

ダイソーでのショッピングを早々と切り上げ歌舞伎町を抜ける。

幕間が終わった頃、シアター10に入館。
IMAXシアターの最前列のど真ん中で観るインディはやっぱり素敵だった。
インディ・ジョーンズシリーズは、ストーリーにケチつけるなんてことは無粋であり、ただただハリソン・フォードがもつ”華”に圧倒されるための映画だ。

インディ、かっけえー。

冷房がガンガンに効いて寒すぎる映画館での3時間弱の鑑賞はあっという間だった。
最後のマリオンとの邂逅、エンドロールのジョン・ウィリアムズの音楽で今日2回目の涙を流す。

夢の時間だった。

ドラッグにも、サイエントロジーみたいなカルトにも、肥満にもハマらず、カッコイイままでいてくれてありがとう。ハリソン・フォード。
そして、さようなら。インディ・ジョーンズ。
でも、今月中にもう1回、村井國夫の吹き替え版も観に来るかも。
好きなんです。村井國夫さんの声。

ハリソン・フォードも出川哲朗さんも、30-40年間もの間、世間から期待される役まわりをやり続けている。通底するテーマは、「ブレない」男の子カッコよさだった。

いつもは「おっさんムカつくー」とヘイトをまき散らしている私だが、今日は日米を代表するおっさんに感動しまくりの日だった。

私もブレないで生きていきたいけど、意志が強いのと頑迷とは似て非なるものだと思うので、どこまでの揺らぎを許容するか、ジャッジが難しい。

STAUBで無水調理した豚肉と大根の煮物を食べて、残っていたお酒を飲んで、爆睡した。

てっちゃん、ハリソン。
私はこれからもずっとずっと憧れつづけます。

もしかして、これは推し活の一種なのか?

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