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移住のそのご


三月某日、わたしのホームタウン高円寺に戻ってお友達とランチをしていたとき「なつめちゃんの移住体験談おもしろいから移住の裏側note書いて売りなよ」とのご提案が。なるほど、それはいい考えだ。

確かにわたしも移住前に「地方移住 現実」「地方移住 闇」なんて検索をかけて、色んな人のブログを読み漁っていました。
しかし、グーグル検索で出てくるほとんどのブログは、自治体側が「移住の魅力」を前面的に発信しているもの。もしくは移住に失敗した人の「移住先への恨み辛み」ばかりを発信しているもの。どちらかの二極化していたように思います。移住後の「リアルな暮らし」がなかなか見つからない。

なので移住するとき「もう移住はギャンブルだ」と割り切って、えいやっと勇気を振り絞って飛び込みました。そこでもし失敗しても帰ってこれるように、東京からそこまで離れていない富山県を選びました。

さて、結論からお伝えするとわたしは移住大成功サイドの人間です。
地域の人に恵まれ、綺麗な山と海と川のある素晴らしい環境でのびのびと過ごし、なんと古民家まで購入してしまった。

この部分だけお伝えすると「移住いいな!わたしも僕もしたい!」と考える人も多いでしょう。しかし、今の生活に漕ぎ着くまでに幾多の困難を乗り越えてきました、本当に。
一時期はメンタルを病み散らかして、東京に戻ることしか考えらずSUUMOで西荻窪の物件をひたすら探していました。それが実は今からたった三ヶ月ほど前のお話。

さて、何があったのか。みなさん気になりますよね。わたしが自分のツイッターのフォロワーだとしたら、こいつに今何が起きているんだと絶対に気になっていたと思います。

しかし、SNSにはすべてを書けなかった。
なぜなら町の人たちがめちゃくちゃわたしのツイッターを見ているから〜!!!!!!!!!!

そして実際ちょっとネガティブなツイートが続いたときに言われました。

「もし困っていることがあるなら、ツイートする前に直接相談してね。」と。

そうですよね、色んな人の目に触れるSNSでネガキャンしちゃいけないよね。そして誰にSOSを発信したらいいのか分からなくなり、溜め込んでいた気持ちが溢れてショートしてしまいました。


そこで今回はこれまでSNSにはおおやけに書けなかった「移住後のリアルな暮らし」をすべてお伝えできればと思います。


※noteの売上は今後展開予定の民泊事業の資金として使わせていただきます。


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