【柔術】柔術を始めて3ヶ月。これまででわかったこと
入門から試合当日まで
約3ヶ月前。コーチからの紹介で原宿にあるYawara jiujitsu academyで柔術を始めました(なぜ柔術を始めたのかについては、話が長くなるので、別途書きたいと思ってます)。
入門から1か月半くらいで機能回復訓練を終え(これもこれでなかなかの苦労がありましたが)、無事ストライプ1本目を獲得し、思い切って、道場内の試合であるYawaraカップにエントリーしました。
『40代で、柔術始めて3ヶ月で試合とかすごいっすよ。』
『え?そうなの?』
『相手、30歳っすよ。』
『え?そうなの?』
そんなやりとりもあって、試合が近づくに連れて、高まりゆくビビり感。仕事終わりの練習と隙間時間でのYouTubeでの学習をしながら、試合に備えるという非日常を過ごしました。
そして、迎えた当日。
試合時間は、5分。途中から握力がなくなっていったり、足を攣りそうになったり、呼吸が不十分だったり、5分でこれほどカロリー消費したことはこれまでの人生でない、と思えるくらいきつい時間でした(ただ、試合中のそんな状況でも、空気を吸った時に、『ああ、空気うめー』と思っていたことも驚きです。)。。。
で、結果は、完敗。
自分の試合を通じてわかったこと。当たり前のことだが、試合では、
・相手も動くので、練習の時のように、すんなりと技が決まらない
・体力が減っていくので、練習の時のように、思考が働かないし、体も動かせない
・セコンドの声は聞こえるものの、それを全く実行できなかった
などなど。
それから自分以外の試合を見て、あの技はああやるのかとか、あの動作にはああいう意味があったのか、など。
試合には負けたものの、試合の当日1日だけで、練習数日分の経験値を得られたことは間違いないと思います。
(ということで、やっぱり試合に出てよかった。)
試合をやって初めてわかること
当たり前に負けて悔しいという感情はあります。
ただ、それ以上にはっきりわかる変化があります。一言で言うと、
『試合をやったらその後の練習が変わるということ』
これまで健康維持やリフレッシュのためにやっていた感覚の練習から、練習から勝てるようになるための練習に変わります。
正直、試合前の自分も、日常的に運動習慣はある方でそれなりに体は動くと思ってましたが、そんなもんでは全くあかんのですよ。
それから、『相手と対峙して勝負するとはどういうことか』
の感覚が掴めるようになったと思います。
考えてみると、日々の仕事も、コーチングも同じなんですよ。
相手と対峙して、相手の動きを見ながら、相手の動きを制していく。
事前の練習量と準備、それから当日の集中力。全てが必要になります。
今後の目標はとてもシンプル
・夏に強化訓練、
・そして、秋に再び試合に出て、次は必ず初勝利を掴む
当面は、これでいきたいと思います。
その先には、法曹界で最も強いといわれる男になりたいですが、
その前に、まずは東京三会で最強の弁護士を目指したいと思います!
押忍!
(おまけ)全国のサウナーたちへ
柔術の練習後は、整います。
ただ、個人的には、柔術には「整う」のその先があるように思います。
柔術の練習では、サウナと同じく、死ぬほど汗をかきます。
当然のことながら、血流もよくなります。
ただ、柔術とサウナの異なるところは、
・サウナの汗は他力、柔術の汗は自発
・サウナの中では色々考えてしまうけど、柔術ではほとんど何も考えない(考える余裕がない)
・サウナは座っているだけだが、柔術は筋力、心肺能力が鍛えられる
(つまりジムの筋トレ不要。実際、僕もジムでトレーニングしなくなった)
しかも、練習帰りに、サウナ寄ったら、1セットでキマります。
ぜひ試してみてください!
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