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自宅サウナと住宅ローン2 ローンでサウナを設置するための条件とは?

サウナと住宅ローンにまつわる記事の続きです。以前の記事で、住友林業では住宅ローンを利用してサウナを設置できることを書きました。今回は、住宅ローンを利用するための細かな条件について書いていきたいと思います。

必要な金額の住宅ローン審査に通る

住宅ローンを利用するためには、当然、サウナに必要な額も含めた金額の住宅ローンの審査を通す必要があります。

通常、ハウスメーカーを通して住宅ローンの審査を依頼する場合には、サウナ代を含まない見積りをもとに仮審査にかけることになると思います。住宅ローンを利用してサウナを設置したいと考えることからもわかるように、サウナは安い設備ではありません。そのため、審査のかける時点で、通常の建築に必要な金額に加えて、サウナの設置に必要な金額を足した額で審査にかける必要があります。ハウスメーカーを介してローン審査を通す場合には、相当額をプラスする必要があるため、その旨を事前に伝えておくのが良いでしょう。

サウナの設置に必要な金額はメーカーによって多少異なりますが、どんなに安くても百万円単位で追加費用が必要になります。実際はそんなにかかりませんが、フィンランドサウナの場合、300万円くらいみておけば安心です。ただし、オプションでどうしても追加したい住宅設備がある場合はその分も大目に見ておく必要があることに注意してください。

住友林業を通してサウナを手配する

住宅ローンを利用するための最重要項目です。サウナを自分で手配してしまうと、住宅ローンの金額に含めることはできません。住友林業を通してサウナを手配することはそんなに難しいことではありません。営業さんや設計士さんにお願いして手配してもらいましょう。ショールームを見に行くこともできます。

フィンランドサウナを取り扱っているメトスフィンランドサウナジャパン泉興産(ミサ)いずれも手配してもらうことは可能だそうです。メトスは薪ストーブを扱っているので、住友林業とは取引があるそうです。その他の2社も住友林業と取引があるとのことで、昔、住友林業と一緒に家庭用サウナを販売していたんだとか。

最大のデメリット「手数料」

ここまで説明してきた方法で、住宅ローンを使ってサウナを設置することができますが、この方法の最大のデメリットは手数料です。

住友林業を通して設置してもらうと、竣工時からサウナが設置されていることや住宅の保証にも入ることなど、いくつかメリットはありますが、結構な金額の手数料がサウナ代に上乗せされます。手数料の内訳まではわかりませんが、12%どころではない、結構な金額が上乗せされます。

(裏技)ハウスメーカーにサウナを製作してもらう

サウナメーカーからサウナを購入すると手数料がかかるため、どうしても高額になってしまいます。そこで、住友林業にサウナを製作してもらい、サウナストーブのみを購入して取り付けるという裏技があります。ただし、保証の問題が発生してしまうため、そう簡単に引き受けて貰えるものではありません。

ちなみに、住友林業には「できない」と回答されましたが、他の大手ハウスメーカーではできるところもあるという噂です。コストを考えれば圧倒的にこの方法が良いのですが、現実的には難しそうです。初期費用は高めですが、その分、建ててからの保証がしっかりしているというのが大手ハウスメーカーの強みだそうなので、工務店なら引き受けてくれるところもあるかもしれません。

結論

住宅ローンを使ってサウナを設置するためには、サウナ設置費用も含めた金額でローン審査を通し、住友林業を通してサウナを手配するということが必要です。ただし、手数料が高額になるため、手数料は高いがローンを使うか、少しでも総額を安くするために自分で手配するか、という2択に迫られることになります。

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