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赤倉観光ホテルと結婚記念日

新潟県妙高市にある赤倉観光ホテル。通称「赤観」。
1937年創業で当時の大倉財閥が建てた、80年以上の歴史を誇るホテルです。

ベタですが、11月22日「いい夫婦の日」が結婚記念日でこの日が1年目の結婚記念日でした。
6年前に付き合い始めた記念日でもあり、
私たちにとっては「うまいものを食べる日」もしくは
「旅行に出かける日」になっています。

そんな記念日に赤観へ行こうと決め、
数日前から予約を入れていました。

お目当ては『日帰り入浴』
お値段は1名あたり¥6000。。。。
目玉が飛び出てどこかに行っちゃいそうなお値段。

銭湯のように入浴だけをすることは出来ません。
ランチがついた
¥6000のプランを予約しなければ
歴史あるホテルの温泉にはありつけないのです。


上越市の自宅から車で50分。
スキー場が見えてきて、さらに山をぐんぐん上がっていくと
高原に赤い屋根のホテルが建っています。

※画像: ホームページより

平日でもランチ会場にはお客さんがたくさん。

歴史あるホテルだろうがフルコースだろうが関係なく
ただただ次々と出てくる料理をバクバク食べ、


デザートのエクレアを3口ぐらいでたいらげました。


そしていよいよ待ちに待った温泉。


※画像:ホームページより


大浴場の扉を開けると、ド迫力の山々がずらり。
遮るものは何もなく、ただただ空と山が広がっています。
温泉は湯の花が浮かんでいて
ツルツルする温泉でした。


なんと言ってもサウナですよサウナ!
決して広いわけでもなく4人しか座れない昔ながらのドライサウナですが、これがまた素晴らしいんです。


温度85度のサウナ室は、座ると正面がガラス張りになっていて目の前に山と空がぶわぁーっと広がっています。
これは初めての景色でした。
だいたい、テレビか昨日板の壁なので。


そしてサウナにテレビが無い。
サウナ好きは「テレビ有り派」と「無し派」に分かれるのですが、私は断然無し派です。

山を見ながら水風呂の水が流れる音だけを聞く。
しゃべっている人もいなければ騒がしいテレビの音も聞こえない。
贅沢な時間というのはこういうことを言うのかもしれません。


水風呂は妙高山の湧水を使用したもの。
外気浴は露天風呂の隣に椅子が4脚置かれた大絶景スポット。


「女が髪を乾かす間、男は待たされる」
たしか「昼のセント酒」というドラマのセリフなのですが、言葉通り私はいつも旦那さんを待たせています。

ですがこの日はお風呂から上がってロビーにでても
旦那さんの姿が見えませんでした。
しばらくして出てくると
「温泉もサウナも最高だった」と一言。

近所のスーパー銭湯のサウナは騒がしいから嫌いだそうで、今日は幸せそうでした。


いつか宿泊ができるように。
また明日から頑張ろう!そんな風に思える結婚記念日でした。

注:このバラは帰りに近所のスーパーで無理やり買ってもらったものです。

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