見出し画像

【サウナ図解攻略】SaunaLab kanda編

どうもウェルビーを愛しウェルビーに愛される男、ササウナです。今日はウェルビー系列のSaunaLab Kandaの話をします。

最初に結論を言っておきます。

「SaunaLab Kanda、めちゃんこ良い」

いーじょう!(CV:厚切りジェイソン)

結論は済んだので、あとは能書きで埋めさせてもらう。

あと、変換がめんどいので「サウナラボ神田」の表記にします。

まず場所ですが、神田を冠してますけど、場所的には神保町駅と竹橋駅の間くらいです。神田からだと結構歩く。

表の看板。なんか見るたびに違う気がする。

1階が売店兼カフェで、サウナとかは地下1階です。

■サウナラボ=ウェルビー理論

どちらも株式会社ウェルビーが手掛けているが、ウェルビーが男性専用なのに対し、サウナラボは女性向けに作られている。とはいえ、ウェルビーも頻繁にレディースデーをしているし、サウナラボ福岡は女性専用だけど、神田と名古屋は男女兼用だ。

まあまず公式、米田社長のインタビューをご覧ください。

まぁこちらはウェルビー側の視点であって、客側の視点として私から補足しよう。

2018年に、上記リンク先の通り、ウェルビー栄の近くに「サウナラボ名古屋」が爆誕します。徒歩2分くらいのところに。

当初は、完全に女性専用。何ヶ月かしてから「男女ペアなら予約可能」と変わったはず。

めちゃくちゃ気にはなっていた。

「オシャレやん」

憧れてもいた。

だがしかし、2018年当時既に重度のウェルビニストだった私は「だったらウェルビーに行くぜ!」という感じでバチバチにウェルビーに通っていた。名駅、名駅、栄、今池。たまになんかの弾みで福岡。みたいな。そこに、サウナラボの入る隙間がなかった。

ご縁がないまま、2019年くらいから関東に帰ってきて、愕然とする。

「ウェルビーが、無い」

関東のどこを探しても、ウェルビーはない。

いや、関東にもサウナも銭湯もいっぱいある。スーパー銭湯だって、なんなら名古屋発祥の竜泉寺の湯系列なんてそこらじゅうにある。

「でも、おれはウェルビーに行きたいんだよ」

それから私は荒れた。自暴自棄だった。ウェルビーを求めて、一晩中さまよった。血眼になって探した。向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこにいるはずもないのに〜♪(山崎まさよし)

そして、とうとう2021年に関東初のウェルビーブランド「サウナラボ神田」が生まれ、私は吸い込まれるようにそこに入り、汗と涙を流しながらこの世の真理に気がついた。

「これは…ウェルビー!!」

ウェルビーとサウナラボ。名前とコンセプトは多少違う。

でもそれは、シャア・アズナブルとクワトロ・バジーナみたいなもん、ディオ・ブランドーとDIOみたいなもん、武藤敬司とグレート・ムタみたいなもんである。

同じだッ!

ガワは違ってもソウルは同じッ!

サウナラボ=ウェルビーなんだッ!

この世の真理にまた一つ到達してしまった。

だったら、ここが私のホームサウナである。最高。東京にも〜♪あったんだ〜♪(福山雅治)

それからというもの、なにかにつけてとにかく行きまくった。

そして、施設のことをだいたい覚えた。

だから、そしたら次のステップとしてアレしかないでしょう。

そう。

図解だッ!

■【図解】サウナラボ神田 全体図

神田ポートビル地下1階

全体像としてはだいたいこんな感じなんだけど、カフェ部分を語ると長くなるので別記事にします。

■【図解攻略】OKE SAUNA

OKE SAUNA図解

水曜日以外は男性用のサウナである。

まず、入口の暖簾を潜って右側にドアがある。
ドアを開けるとすぐ正面に時計がある。

サウ…ナ…

時計としての実用性が異常に低いが、いちおう言っておこうか。

「こういうの、大好きだ」

そしてロッカーが、やたらでかい。だいたいスーツを着ててパソコンとかの荷物が多いままサウナに入る私としては大変助かる。ギターを持ち込んでも入るかもなと思うくらいに、でかいロッカーである。

そして配られる装備は、「サウナハット」「ポンチョ」「フェイスタオル×2」「バスタオル」である。必要十分だ。ハットは持ってきても良いのだが、洗うのがだるいので助かる。

まず、シャワーを浴びる。いちいちオシャレな、いちいちいい匂いのやつが揃っている。ちなみに湯船はない。

では、サウナを紹介しようか。

○寝れるサウナ

たしか正式名称は違うのだが、図の右下にあるやつである。

ベッドのように使えると高い台(枕付き)が2つ並行にあり、その頭側にサウナストーブ。セルフロウリュもできるし、ヴィヒタがいっぱいあってめっちゃいい香りである。

えっじゃあもう「勝ち」じゃん。

いやまあ、それはそうなんだけど、なんとあと2つサウナがある。

またそういうやつー?

まったく無茶しやがって。


○一人用サウナ

これはまた、座るか横になるかで入る、天井の低いサウナ。言うなればウェルビー福岡「からふろ」じゃん、なのだが、なんか異常におしゃれである。当然セルフロウリュもできる。

都会の狭小住宅に住む者たちとしても「このくらいの小さいサウナならうちにも置けるかも?」と思わせる、食器洗浄機感覚で「置くとしたらあそこ…」と考えてしまう謎の魅力がある。真面目な話、この一人用サウナの入口に値札を貼れば、誰か買いそうだ。いや、私が買いそうだ。値札をどうか貼らないでほしい。

○桶サウナ

おそらくこの「オケサウナ」の肝、CDアルバムにおける表題曲みたいなもんである。
文字通り、高さ2mちょいくらいの、プリンを逆にしたような「桶型」のサウナで、檜かなんかのいい匂いがする木材でできていて、中は広々としている。温度も高い上に段の高低差がエグいので、熱いのが好きな方もそうでない方も楽しめる。そして当たり前のようにセルフロウリュもできる。

なんなら、基本的にサウナラボは予約管理されてて空いてるので、平日昼なら客は1サウナあたり1-2を保っている。お友達とくればセルフアウフグースさえ、熱波師ごっこさえ、できる。

ああ、楽しい。

「このくらいの桶なら、社長室あたりをブッ潰せばオフィスに設置できるのでは?」

良すぎるので、ついそんなことを考えてしまう、そんな魔力溢れる桶である。


○アイスサウナ

ご存知、名駅、栄、今池、福岡にもあるアレだが。温度的にはマイナス25℃の栄店のラップランド仕様に照準を合わせているようだ。

水が無いので、死の危険を感じるほどは凍えないのだが、1分もすると髪の毛が凍り始め、身体中の産毛、まつ毛、などが順に凍っていく恐怖体験を味わえる。

私としては、水シャワー+アイスサウナの組み合わせで、擬似的に水風呂+外気浴のような使い方ができて、好きだ。湯船も水風呂も無いが、これはこれでアリだ。

では続いて…

■【図解攻略】IKE SAUNA

IKE SAUNA図解

水曜日以外は女性専用なのだが、行きまくったせいで水曜に当たってしまったので入ったし、入ったからには図解もできる。

だいたいこんなような感じで、化粧水とかがこっちの方が揃ってる気がするが、気のせいかもしれない。

サウナは2個だが、ウィスキングがある。

○普通のサウナ

なんか便宜上「普通の」と名付けてみたものの、かなり特殊な形状をしている。

サウナストーブがあってセルフロウリュができて、座るところもあるのだが、問題は奥のベッドである。

よく分からないが、寝た時に首から上だけちょうど突っ込めるように、穴が空いている。そうゆう風に、50cm四方くらい、壁に穴が空いている。

なんで?

なので、入室してベッドを誰か使ってる場合、顔は見えないが下半身だけが真正面にくるという謎光景を見ることになる。

いや、別にいいのだけど。、
でも…。

「なんで?」

こういう、おしゃれに見せかけて狂気を混ぜてくるからウェルビー系列は油断できない。

○ウィスキング

ウィスキング用の部屋とおぼしき小部屋がある。
ウィスキングは近々別記事にするのが、この日もあったのだろうか、部屋中に散り散りになったヴィヒタで満ちていて、なんとなく「事後」という感想を抱いた。そこはかとないエロスを感じた。頭がおかしくなっているためかもしれない。

○池サウナ

出た!

出た出た出た出た!

米田社長の悪い癖が出た!

「またまたやらせていただきましたァん!」

という米田社長の声が聞こえてきそうである。

つまり、この図解攻略シリーズで、ウェルビー栄、今池、福岡で指摘し続けてきた「サウナ内に水ゾーン作りがち問題」である。

この「池サウナ」は、作図がめんどくさかったので水の中に陸地があるような描き方をしたが、実際はこんなにシンプルではなく、十字を組み合わせたような、よくわかんない位置に深さ10cmあるかないかの四角い「池」が散在している謎サウナである。しかも高低差が結構ある。

「スーパーマリオの水の面?」

「ゼルダの時のオカリナ、水の神殿?」

「ドラクエ2でラーの鏡を拾う毒の沼地?」

という感想を私は得た。

とても正気な人間が設計したサウナとは思えないので、気になる人は行って見てほしい。

そして大きなサウナストーブと、小さい枕つきの寝るスペース、そして各々寝るスペースごとに小さいサウナストーブと、水桶がある。

水、多い。

そして、先客がいたのだが、私は恐るべき光景を目にしたので、その感動を絵にした。

先に私信として謝っておくが、サシミンクさんに「おれ結構絵は上手いんだよね」と豪語していたが、なんていうか「正直すまんかった」。

さて、恐るべき光景とはこうだ。


「寝たまま・ノールック・セルフロウリュ」だ。

すごい。

もう一度言う。

「寝たまま・ノールック・セルフロウリュ」だ。

数え役満である。


○アイスサウナ

だいたいオケサウナ側と同じなのだが、二重扉のうちシャワーに面した方のドアが襖のように「横にスライドして開けるタイプ」なのだが、「普通に引っ張ってもドアごと動く」ので、いつかこのドアがブッ取れそうで私は心配だ。


■オケかイケか

若干だがイケの方はサウナの熱さも、アイスサウナの寒さも控えめな気がする。

ただ、それぞれの必殺サウナである「桶サウナ」「池サウナ」は唯一無二なのでまだの方は行った方がいい。

つまり、とにかく行った方がいい。こんなん読んでないで予約した方がいい。

■令和の東京におけるサウナの完成系の一つ

サウナラボ神田は、2021年に、つまり「コロナ禍の真っ只中に」開業したサウナだ。
それゆえか、いわゆる「蜜」を避ける設計になっているので、コロナ禍においてもノーストレス、ノー心配で楽しめる稀有なサウナである。

完全予約制で、90分コースを30分刻みで予約できる。私の観察では、30分刻みで3人ずつしか入れないようなので、MAX入っても同時に9人というのは非常に贅沢だ。実際平日日中なら、肌感覚だが同時間帯に3-4人なので、1サウナを1人で独占できる時間帯が容易く発生する。サウナブームに沸く東京において、こんな贅沢はない。

はい、というわけで能書きが、こんなに長くなる(約4,000字)とは私も思わなかったが、最後にもう一度結論を。

「めっちゃ良い」

つうか

「住みたい」

いーじょう!である。

◆参考記事

ウェルビー米田社長の悪い癖一覧

コワーキングスペースとしての紹介記事はこちらです


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?