【サウナ図解攻略】ウェルビー福岡編
ウェルビーを愛しウェルビーに愛される男、ササウナです。怒涛のペースで失礼致します。
今回はウェルビー制覇のための最大の難所。ウェルビー福岡についてご紹介します。
過去に名古屋の後輩の結婚式に参加した時はウェルビー名駅で前泊して、朝サウナ。昼から披露宴で乾杯の挨拶と宴会芸を披露してからウェルビー栄で熱波を堪能、2次会でビンゴを当て3次会でひと暴れしてからウェルビー今池に宿泊するという「ウェルビーハットトリック」はしたことがあるのですが、福岡は距離が遠く極めて難易度が高いです。5年住んで働いていた名古屋と違い、縁もゆかりもない。仲のいい友達もいないし。
だからまだ5回くらいしか行ったことない。
■コロナ以前のウェルビー福岡
初めてウェルビー福岡に行ったのは、2016年くらいでしょうか。当時住んでいた名古屋でサウナに、ウェルビーに開眼したものの、なかなか福岡に行く機会がなくヤキモキしていたら、なんか仕事の関係で急に福岡に行くことになり自然とウェルビー福岡を予約してました。
「名古屋から来ました、これで4ウェルビー制覇しました」
そうフロントで伝えると「ありがとうございます」とお礼を言ってくれるので、皆さん行くときは言った方がいいです。
まずサウナのクオリティはなにせウェルビーですから安心です。花丸です。
そして当時は目新しかった「からふろ」に感動したこと、まだそのときは「セルフロウリュ」というワードさえ世に出てなかった気がします。そして2種類ある水風呂のうち「強水風呂」、5℃とかの冷たい方に入っていたところ、地元 福岡の民と思われる謎のジジイたちに「にいちゃん、その水風呂いけんの?」「やるねえ」と声をかけられて嬉しかったことを昨日のことのように覚えています。
あとなんか、朝飯がやたら美味い。
あと、カプセルホテルのちっさいテレビで、やたら解像度の悪いアダルトチャンネルが見れる。エロいを通り越してエモい。
ざっくりいうと、私のウェルビー福岡はそんな印象でした。
そしてコロナの時代がやってきて、ますます福岡に遠出するのが難しくなる。
「緊急事態宣言なので、このタイミングで改装工事をする」
Twitterかなんかでウェルビー福岡がそんな発信をしていて、とても気になったものの、でも行けないのだからと思って詳細を追うのを一旦やめた。会いたいのに会えない。別れたばかりの元カノのSNSのようで、見ていられなかった。会いたくて会いたくて震えちゃう。
■死亡フラグは自分で立てるタイプ
満を辞して、2022年10月、私は「商談がまとまると現地に行ける」という現職のルールに則り、正々堂々と2-3度の名古屋出張を経てからとうとう福岡に上陸。入社半年足らずでウェルビーグランドスラムを決めてしまいました。経費で行けて最高。
「あいつもしかしてウェルビーに行くために仕事してるんじゃ?」と噂になっていますがそんなことはない、それとは別に東京都内の銭湯を23ヶ所巡る「東京ゆらんミニ」もちゃんと制覇してますから。両立してますから。
で、まあ久々のウェルビー福岡。
正直めちゃくちゃ興奮した。
思わず、初めての時のようにフロントに話しかけた。ちょうど自動精算機を導入したばかりのタイミングであった。
「いやー、ウェルビー福岡、めちゃくちゃ久しぶりなんすよ。コロナ前、ぶりです」
「ありがとうございます」
「ついこないだ、今池は行ったんすよ、今池、あれヤバいですね」
「ヤバかったですか」
「いやなんすか。あの新エリア。サ室の中に水風呂って。めちゃくちゃウケました。あれはちょっと意味わかんないというか、面白いですけどね、いやでも、いい意味でですよ、頭おかしいなと思いました」
「…お客様、福岡は久しぶりなんでしたっけ?」
妙な間が、少しだけ気になる。
「はい、コロナで休業した時に改装した、までは知ってますけど…とりあえず外でメシ食ってきますわ」
「鍵お預かり致します」
店員さんのあの含み笑いはなんなのだろうか、あの妙な間はなんだったんだろうか。
その時は、それが死亡フラグだと気付かなかったのだ。
■2022年のウェルビー福岡
というわけで、図解してみよう。
訪問回数の桁が違うのでレイアウトだいぶ怪しいが、これが2022年10月ごろバージョンのウェルビー福岡である。
入り口は中央やや右の手前らへんである。入って左側に、サンダルを履いて入るアイスサウナがある。ゆうて、栄のように凶暴な温度ではない、立って入るやつである。
そしてちょっと進んで左側、私の記憶が確かならここは結構広めの浴槽があったはずだが、「なんかわからんけど灰色のプラスチックで作った山になってた」。
裸眼の視力が死んでるので、何かの間違いかと思って何度も見た。
しかしどうだろう、どう見ても浴槽は塞がれたというか。潰されたというか。そんな感じになっていて、とにかく山。山と言っても、なんだろう、あそこ座っていいのかな?なんか、うん、とにかく凸凹した、灰色の、プラスチック?の。山になってた。
なんか違う施設に迷い混んだのかと思い、図の左の方に行くと、確かにここにからふろがあった。そうそうこの感じ。ちょっと高さがあんのよな、入るのに。思い出してエモくなる。その奥に広がる洗い場で体を洗う。インフィニティチェアとかいっぱいあるな。
入り口まで戻って、右手にある大きなサウナに入る。これは明らかに改装されている。前から良かったが、こんななんか、ベンチの下から間接照明で照らすようなオシャレさはなかった気がする。池袋かるまるのような、新岐阜サウナのような、今時のやつだ。温度と湿度もちょうどいい。
適度に暖まってからサ室を出て。すぐ右の水風呂に入る。あっ。つめてっ。これあれか。変わってないけどなぜか2方向から入れる「強水風呂」か。5℃くらいの設定になっててエグい。
で、さ。
そんであれは何よ。
入り口から正面奥を見ると、どこかに繋がるドアが並行に2つ、1mほどの距離で並んでいる。それぞれ別室に繋がってるのか?
そんな風に考えた私は、とりあえず手近にあった右のドアを開けて勢いよく中に入りました。
ドボン
そして水風呂に落ちました。
死亡です。
■流行ってるんでしょうかフレイザード
私は扉を開けた先が水風呂になっていて呆然とした。並んだドアの間違えた方を開けると落水するというのはお笑いウルトラクイズ以外にもあるんだな。ということでまず呆然とした。
そして入って5秒くらいして「おいこれ、これまた水風呂inサ室やないかい!」ということに気づいた。おいおいおいおい。おいおいおいおいおいおいおい!またやりやがったな!米田社長!
それでも平静を装って、何事もなかったかのようにおもむろに水から立ち上がり、サウナのところに行った。一回座って落ち着こう。しっかり温まる。
それから、水風呂inサ室に今度はちゃんと入る。
相変わらず、首から上が暖かく、残りが冷たいという感覚を処理できない。潜ってみる。
水中、それは苦しい。
出るしかない。
外に出てトボトボと歩き、インフィニティチェアに座って起こったことを整理してみる。整理できない。意味がわからない。
うん。
意味がわからない。
いったん、普通のサウナで仕切り直そう。
3セット目として、また大きいサ室に入った。そして、次は普通の水風呂に入りたいと思ったが、よく考えたら5℃の強水風呂か、それか半冷半熱ボディの轟焦凍くんまたは氷炎魔団のフレイザードしか使いこなせない水風呂inサ室の2択しかない、つまり「普通の水風呂がない」という厳然たる事実に気づいてしまい、正味のところ内心爆笑、こりゃまた一本取られたわい、米田さんは頭がイカれとるわい、いっぺん風呂入ろと思ったところ、そういえば浴槽は山になっているので、もうとにかく爆笑するしかありませんでした。あっはっはっはっはっはっ!
はーあ。
トガりすぎだっつうの。
■その他の設備
休憩スペースはとってもオシャレになってて、いったいどういう原理でバランスをとってるのかよくわからん椅子、とかがありました。
あと、オロポも飲める。
あとはコワーキングスペースがオシャレかつ空いてて便利です。私はとうとうウェルビーの館内着で会議に出ることに成功し、「もういつ辞めてもいい」と思ったし、そう言いました。(まだ働いてます)
あとプレミアルームに泊まったので、カプセルのエモいテレビが現存してるかは要確認です。
あとたぶん、水風呂inサ室は福岡が先で、今池が後発だと思われます。私の訪問が逆順だっただけで。
朝飯は相変わらずめちゃくちゃ美味い。なんでなの?と不思議になるくらい美味いです。
■ウェルビー福岡の楽しみ方
私にはちょっと分からなくなってきたので、フレイザードに聞いてみてください。
次回最終回、「ありがとうさようなら、ウェルビー名駅編」に続く。たぶん1月。
そんで、フレイザード、高っ。
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