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ぽーランド8 初旅行記

エビ中にハマっている。

私の推しは小林歌穂さんだ。
先日、その小林歌穂さんの生誕祭があった。

良かった。
本当に良かった。

過去、ゆのぴとゆなちゃんの生誕に参加はしたが、そのどちらとも比べ物にならないくらい圧倒的だった。(2人とも超良かったけどね!)

しかしまぁ、エビ中にハマったきっかけである小林歌穂さんはやっぱり特別で、その人が生まれたことを祝う生誕祭に対しての期待度はかなり高かった。

今回はアリーナ後方からの観覧。

席はめちゃくちゃ後ろだったけど、R列12番だから実質莉子ちゃんだったんでよ。
すまんな。今日は後方彼氏面ならぬ後方相方面させていただきますわ。がはは!

ステージには赤いソファと『スナック 歌穂』のネオン看板。私はスナックという場所に行ったことがない。そこそこいい大人なのだけど、スナックという場所は大人が行く場所であり、ステージセットだけで、ちょっとドキドキしていた。

時間ピッタリで開演。
暗転して、スクリーンではOP映像がながれる。
手書きのメッセージとイラストが、吟遊詩人に乗せられながれる。もう、泣きそうだった。
YouTubeが公式で出してるぽーランドのOP映像を何度も見て、思いを馳せ続けた1年。エビ中を好きになってまる1年。
感無量だった。あーー。今思い出してもやばい。やばいけど今泣いたら有楽町線でグズグズになってしまう。

1.23回目のサマーナイト

『1曲目なんだ???』とイントロに神経を集中していたので、イントロ無しで小林歌穂さんの歌声が鼓膜に飛び込んできて、脳の処理が追いつかなかった。
そして、全パート小林歌穂さんの歌声で生誕祭の素晴らしさを感じる。優勝するしかない...

間奏部分で『23歳になりました!』『せーのって言ったらおめでとうって言って!』と喋るし、こっちにレスポンス求めるしもう楽しい。
客席を左右広く使って、ご挨拶に歩きながら楽しそうに歌う。と思ったら、ラストの『キスくらいちょうだい』の歌詞のところで、指をこう...クイッと
こちらを招き入れるように、クイッとされて完全にイケ林さんだった。
私は常々、『小林歌穂さんの手は泣ける』と言い続けてきていて、今回も良すぎてグッときてました。

2.カタオモイ

Aimerのカバーだった。
シンプルなギターのリフに難しいメロディーライン。ライブで聞いて思うけど、この曲歌うの超難しそう。

たった1度の  たった1人の
生まれてきた幸せ味わってるんだよ

の部分を自分に向けて歌いたかったというMC。
なんか、去年の生誕で『あんなに自信がなかった歌穂ちゃんが...!!!』って湧いてたオタクが沢山いて、その言葉を思い出してこの1年が本当に実りのある1年だったんだなと思った。

3.面皰

写真集の話を軽くしてた。
サラダとプロテインだけで生活してたら、1週間後にはサラダがボウルいっぱいになってたってエピソードがよすぎる...
好きなもの沢山食べてね...

面皰が治ったら
私とデートしてくれますか?

のところが、ヘッドショット食らったみたいな衝撃でした。

4.ぐらりぐら想い

ライブで聞いたの初めてでした。
音源では聞いていたのですが、比べ物にならないくらい歌が違う。
若かりし小林歌穂さんにぐらりぐらを当てた人、天才だと思うんですよ。

『女の勘を舐めないで』
『最高もう一度騙されてあげる』

の部分の言葉が重くなってると思うのは、年齢が重なったり、技術部分が変わってきてる証拠部分だと思うんですが、それにしたって良かったです。
音源を聴きながら、昨日のライブのことを思い返しています。
そこにいる人の影に誰かを重ねてる今、この行為がまさに『ぐらりぐら想い』。

5.愛の讃歌
6.サーカスナイト
7.丸ノ内サディスティック

ウクレレカバーコーナーでした。
去年や一昨年の生誕を見た方々に、『ぽーの生誕は癒し。ウクレレは特にそう』とお伺いしていたのですが、全然癒しじゃなかった。
私のウクレレのイメージがウクレレ漫談と、つじあやのしかないのですが、あんなパワーがある楽器なんですか。

一つ一つの線が強い音。
必要な部分だけ切りとられ洗礼された音。
小林歌穂さんの歌声。

どれをとっても線が太く、鋭く、癒しとは程遠い、脳がビリビリと痺れる感覚。
ご自身が演奏されてるからなのか、小林歌穂さんのリズム感とかにバッチリハマってました。

ライブの魅力のひとつとして、目の前で演奏しているってところがあると思う。だから、バンドのライブとか好きなんですが、それを小林歌穂さんがやっちゃうのほんとに勘弁して欲しい。
すごいものを見た...。

サウナで整うと体と世界の境界線が無くなる感じがあると思うんですけど、完全にみながらそれの疑似体験をしてました。見るタイプのサウナですアレは。
愛の讃歌は聞いたことあって、歌詞がまじでいい。スナックにハマりすぎてる。
愛の讃歌とサーカスナイトはカバーから知ったと言っていたけど、原曲までしっかり聞いているのが、小林歌穂さんの音楽との向き合い方がでてて良いなと思いました。

8.曇天

大好き。聞けると思ってなかったァ...
曇天の良さのひとつに真山りかさんの存在ってすごく大きいと思ってて、まやさんの『影を持つ女性』感が曲の雰囲気とあっててすごく好きなんですけど、小林歌穂さんが歌うと影の中に強さがあってすごく良かった。
ふわっふわの羽毛ぶとんも好きだけど、一番好きな小林歌穂さんの強い部分が存分に出てて、鳥肌止まらなかったです。

9.宇宙は砂時計

生誕でみんな歌ってるイメージ。それだけメンバーにとっても特別な曲なことが伺える曲。
スケールの大きさを少しも失うことなく、小林歌穂さんの表現力が光ってた。
曇天を引き続いでた影響か

意味の無い空想を
まだ描けたんだな

の部分が、希望よりは『この先が無いことを分かっているのに、まだ希望を抱いてしまう空虚』みたいな受け取り方をしてしまって、宇宙の怖くなるくらいの広さを感じました。

10.PLAYBACK

えぐい刺さり方してしまった。
PLAYBACKって正直そこまで聞いてなかった楽曲だったんですが、まず伴奏がやばくないですか?
調べた訳では無いんだけどAviciiとかの軽めできらびやかなEDMとかとリンクして、その壮大さとかを存分に感じました。

言わずもがな、生誕祭なわけで小林歌穂さんのお誕生日をお祝いしに行ってるわけなんだけど、

大人になっても そう
君のままでいて

願わくば今はそばにいて

生まれ変わっても そう
君のままでいて

とか、見てるこっち側が認められて、『どうか自分を大事にして生きてね』っていう受け取り方をしてしまい本当にダメでした。
お祝いに行ってるはずなのに、めちゃくちゃ背中を押されてしまった。

エビ中に助けられたり、日々の活力にしてる人ってすごく多いと思ってて、私もそのひとりなんだけど、生誕のPLAYBACKがあるからまた1年生きて行けそうです。

手書きメッセージが映し出されて、正直何が書いてあったか1ミリも記憶にないんですけど、ほんとにありがとうございました。

小林歌穂さんと、私を含む全てのオタクに幸あれ。

あと、曇天、宇宙は砂時計、PLAYBACKの各アウトロで、曲の雰囲気のまま体を揺らして、Zeppの天井付近を眺めている小林歌穂さんが良かったです。
その3曲とも、同じように眺めていたのですが、3曲とも違った雰囲気を纏っていて、歌い終わっても曲が鳴り終わるまで表現してる姿が、とても素敵でした。

en.1ゼッテーアナーキー(国歌斉唱)

初めてやりました!国歌斉唱!
あの部分だけなんですね。フルでやると思ってましたわ!
前半パートで参加しましたが、あれ超楽しいね!
晴れてぽーランドの住人になれた!永住してえ

en.2 日記

シャボン玉を飛ばしながら歌う姿が、ほんとうに綺麗だった。
最後の

あなたの家族がいい

のところ、纏ったシャボン玉と小林歌穂さんがピンスポで抜かれて、絵画のようだった。
アイドルとしてめちゃくちゃ力があって、歌が上手くて、ほんとに最高ですわよ。
でっかいステージで。SSAで歌ってる所を見たいです。

そんな感じのライブ。
もうさ。随所で私から見たエビ中の記憶がどんどんよみがえってきて、走馬灯みたいな1時間半だった。
頭ごなしに『小林歌穂さんが1番いい』と普段言わないようにしてて、それぞれの推しがいるし、ほかのメンバーも魅力的なのは充分理解してるんですけど、今回ばかりは言わせてください。

小林歌穂さんがいっちゃんいいぞ!!

生誕から受け取ったものは、決して軽いものではない。
『自分を大切に』なんて、巷に溢れてる言葉なくせにそのアクセス方法は誰も教えてくれないけど、それを我武者羅に探しながら1年過ごそうと決意した、そんな生誕祭でした。

23歳おめでとうございます。
小林歌穂さんにとって、しあわせバター味が沢山食べられて、幸が多い一年になりますように。

(その後、接触でうわぁぁぁぁぁあー!何話したらいいんだ!って混乱してましたが、今回はお顔をしっかり拝見出来ました。ありがとうございます。)

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