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小久保柚乃 生誕祭 『水素。』

ほんっっっっっとに!あの女は!!!!!!

強い言葉から入り、大変申し訳ございません。
しかし、今回のライブレポはどう足掻いてもこの言葉でしか語り尽くせないのです。

エビ中にハマっている。
今日何気なくオタクと話しながら、去年の春からライブに行き始め、早いもんでもうすぐ1年がたちそうだ。
変わらずエビ中が好きで、この感情の限界はまだ見えない。

小久保柚乃さんの生誕に行ってきた。
私の推しは小林歌穂さんなんですが、昨年の秋田分校を見てから小久保が気になって仕方がない。
同じことを思うオタクは多いようで、生誕のチケットはほんとに激戦。生誕としては異例の生配信が実施された。小久保えらい...
行けない人の気持ちを持ち込み、参加者の期待値がめちゃくちゃ高い生誕祭。なにかすごいことが起こりそうな予感に満ちていた。

今回は客席後方から、会場全体がみわたせる位置。年々視力低下に悩まされているので、ご本人の表情ははっきり捉えられなかったが、それは最前のオタクたちの言葉を探して欲しい。
私は今回もセットリストから受けた感想を中心にまとめていく。

opening
生写真の撮影時の映像を中心に構成され、タイトルロゴとカウントダウンが流される。
生写真見て思うんですけど、ビジュアルが良すぎませんか。それでいて動いてても『やっばい...』という感想しか出てこない。人のビジュアルに対して『やばい』は本来使う言葉じゃないと思うんですけど、やばいんすよ。

1.朝顔
2.イヤフォンライオット
3.ヘロー

朝顔のイントロで『あー!勝ちー!』と確信した。
ブラスってテンション上がるじゃないですか。その華やかな音色が小久保の誕生をお祝いしているようで、楽しそうに歌ってる姿を見たら幸せ以外の感情が吹き飛んだ。
『ざーんねんしょうー』の小久保凄い。大優勝。

イヤフォン久しぶりに聞いた感じしたから楽しかったです。
お姉さんパートは部分部分で音源になってたけど、めちゃくちゃ歌が上手くなってるのが分かる。ほんとに、こんなに歌える様になってたのね...
途中のラップパートもバッチリ決めて、たまらんでした。

ヘローは曲入りの印象だと思うんだけど、小久保の印象が強かったのでソロで聞けてよかったです。
会場の盛り上がりをアクションで示したり、お客さんのこと沢山考えてくれてるのが本当に伝わってきた。

『朝顔とヘローは好きな曲で。分かるでしょ?イヤフォンは心菜とののかがうたってたからいれました。』
って言ってて、喋ると小久保になるの面白すぎる。
そして、朝顔とヘローが『分かる』のは信頼でバッチリわかりました。ありがとうございます。

4.東京(Pedro)
5.pretender(CARRY LOOSE)

4.5はカバー曲で、演奏からWACK系列の曲なのは何となくわかりました。
どっちも音程がバッチしだし、好きな曲選んだってことで、系統が掴めました。
元々オタクなの公言してるし楽しかったー。
終演後にオタクと話しててCARRY LOOSEはWACKの中でもかなり短期間のグループだったそうで、そういうところで小久保のガチ感が伝わってくるのもとても良かった。

6.感情電車
7.HiDE the BLUE(BiSH)
8.夢見るドブネズミ(ネクライトーキー)

撮影可能のブロックだったんですけど偶然一眼を持ってたのですが、バズーカ望遠がなくてちょっとやって諦めて聞いてました。

感情電車は小林歌穂さん大活躍の曲なのですが、小久保のソロパートが今までなくてモヤっとしてる部分があったんですが、ソロで聞けるの嬉しかったです。
『その空』のところ鳥肌たった。
ライブ全般で強く感じたんだけど、小林歌穂さんと小久保って歌の系統が似てる感じがして、とても聞きやすい。翌日にあったイベントで他のオタクがツイートしてたんですけど感情電車に小久保パートができたらしいです。

BiSHのカバーも良かった。
聞き覚えあると思ってたらオーディションで歌った曲なんですね。帰って聞きます。

ネクライトーキーしっかり良かった。
『小久保にカバーして欲しい曲何?』の話題で、必ず上がるネクライトーキー。
たくさんのオタクが歓喜しただろう。
小久保がいちばん楽しそうだなって感じた曲でした。

9.日記
10.Anytime,Anywhere

日記ありがとうございます。ほんとに、死を覚悟しました。
全11推しを殺しに来てる。『あなたの家族がいい』とか、こっちも同じ気持ちですが???
後ろから見てて、頭抱えてるオタクと、天を仰ぐオタクがいてどっちも『わかるわ...』と思った。

エニエニがラストだったんですけど、歌入りが力強くてほんとに小久保の表現力の幅がどんどん伸びている。
どうなるんだろう。

ココユノノカの歌がどんどん上手くなっていて、今まで『上手に歌えてえらーい!』って気持ちだったんだけど、生誕で『表現力』がどんどん洗礼されていることが個人的に嬉しかった。(大関内デビルでも強く感じました。)
それは声にも出るし、手の動きにも出るし、動きにも出る。途中で声が詰まって胸を叩いてる姿からも、発展途上なのだけど今持ってる武器で精一杯歌いきろうとしてる気持ちが分かる。

でもそう言うオタクのでっけえ感情は置いといてほんっとに、ただただ楽しいライブだった。

売れたい。爪痕残したい。
そういったことが見え隠れするアイドルばっかり追ってたから、そういうのが一切ない楽しいだけが残るライブは、個人的に大きかった。
私は今のところ、絶対レポあげるマンなのでライブの細かいところとか気をつけてみてるのだけど、それでも『楽しい!』の言葉しか出ない。

大きな期待値も、莫大なオタクによる楽曲予想も、MCの内容も、全てをするりとすり抜け、好きと楽しいだけで1本ライブを成立させてしまう。
『楽しい』って感情はどんどん風化していって心には残らないかもしれないけど、一日たった今でも『楽しかったなぁー』という感情がじんわりと染み込んでいて、同時にグッときた表現力とか、手の動きとかが思い出される。
もうアイドルとして完璧じゃん。

トリッキーで掴みどころがなくて、色んな人の予想を裏切りながら、それでいてアイドルとして、小久保柚乃個人として、オタク全員『大好き!』の感情にしたので、ほんっとにあの女は最高だな!になった。

掴みきれないのが小久保。
オタクの想像を軽々とびこえていくのが小久保。
ずっと背中を追いかけたくなるのが小久保。

だから、きっと来年の生誕も小久保の残像を捕まえに生誕に行く。

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