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【人生に必要な「無駄」を作り続ける】
初めまして。
DASOQ(ダソック)代表の那須礼二です。
DASOQは奈良県宇陀市に拠点を置く複合施設『ながぼ荘』運営チームが
立ち上げた新たなライフスタイルブランドです。
今回はDASOQ立ち上げの背景を皆さんにお話ししたいと思います。
『きっかけは円楽師匠の名言』
僕は仕事をする上でモットーとしている言葉があります。
落語家の五代目三遊亭円楽師匠の
『娯楽なんていくらでもある。落語なんてのはなくたっていいモノだ。それを聞き手に悟られねえようにしねぇとな』
という言葉。
僕は本当にこの言葉が大好きです。
頂点を極めたからこそ『落語なんて』と吐き捨て『いらない』
と言い切れるんだなと。
ただ、この『いらない』落語に多くのファンがいて、
お金を払ってまで聞きに来る。
その理由は何なのか。
人間には『いらない』モノが必要だってことだと思うんです。
『退屈した毎日』
スマホのおかげで24時間365日、
僕達は世界中と繋がることができるようになりました。
10年前と比べても圧倒的に24時間の質は上がっていると思います。
その反面、どこか窮屈というか余裕がない日々になってしまっていると
僕自身、感じています。
ゆっくりとした時間の流れる田舎が注目されたり、
アウトドアアクティビティが人気になる理由も
何でもできる環境から逃れたいという意識の現れだと思います。
どんな人にもやっぱり余裕は必要で、
無駄な時間を過ごすということが必要なんだと。
だから趣味や娯楽といった類のものはいつの時代も存在するはずなんです。
そして、それを悟られないように届けるのが
その道のプロっていうことだと思います。
『DASOQが目指す世界』
DASOQが目指す世界は皆さんの生活には必要ないけど、
『あってよかった』と思えるモノを届けていきたいと思っています。
『蛇足のニューノーマルを』
DASOQという名前は中国の故事、『蛇足』をもじっています。
余計・無駄なものという意味をもつ言葉をブランドネームにしたのは、
皆さんに直感的にDASOQが無駄なモノを生み出すブランドだと
いうことを意識してもらうためです。
なければいけない必需品ではなく、
『あってよかった』
と思えるモノを僕達なりの視点で考えていきたいと思っています。
最近のブランドはものすごくしっかりしていて、デザインはもちろん、
機能性・利便性を兼ね揃えた商品が毎日のように生み出されています。
DASOQはそんなブランドとはだいぶ違う道を歩んでいこうと考えています。
ラフで少し正確性に欠ける、
友達がネタで作ったTシャツみたいな商品を生み出していきたいですね。
いつの日か
『DASOQ = 無駄だけど必要なもの』
という単語ができることを夢見て。
第一弾の商品も近いうちに発信できると思います。
まずは挨拶代わりの『DASOQとは』みたいなところで今回は終わろおうと思います。
それではまた。
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