国境とグローバリズム
先日,「花は誰のもの?」という記事をアップしました。
この中で,
という歌詞について,
「国境が無くなるということは,その国の歴史も文化も言語も全て無くなるということであり,全体主義思想で統一政府が支配する中国のような世界になるということです。」
「国境を開放したEUはどうなりましたか?」
「国境の壁を止めた米国はどうなりましたか?」
ということを書きました。
この国境について,及川幸久氏が伊メローニ首相の発言を引用して,その意味を明らかにすると同時にEUの実態を解説されてます。
重要箇所を抜粋します。
以上です。
これが国境を無くそうとしてきたEUの実態です。
これは,米国も同じです。中南米から大量の不法移民が米国に流入していますが,中南米諸国は働き手の減少により自国の産業が成り立たなくなってきています。
国境を無くして中南米の移民を受け入れるのではなく,中南米諸国が自立できるよう支援することが米国が大国としてすべきことのはずです。
確かにEU内での戦争は起こっていません。しかし,戦争するかわりにEUが弱者に対し経済制裁を実行して逆らえなくさせているのが実態です。
それを知っても,国境を無くしたいですか?
戦争が無ければ,自国がどんな状況に陥っても構いませんか?
そこに自由はありますか?
そこは,国境がないだけの植民地かもしれません。
英仏は未だに半植民地を多数抱え搾取し続けています。
イタリアでさえEUに食い物にされ,農業大国オランダの畜産農業はEUに破壊され続け,東欧諸国は文句も言えません。
これこそ皆さんが羨望するEUの真の姿であり,フォン・デア・ライエン達グローバリストが支配する未来の世界です。
17世紀からアジア諸国は欧米列強の植民地でした。
日本は,大東亜戦争で,そのアジア諸国を植民地から解放し,各国が独立するのを支援しました。
根本の発想から日本人とグローバリズムは相容れないのに,それを強要されています。
欧米列強と戦い,アジア諸国を独立させたアジアの盟主としての日本はもう存在しないのでしょうか。
せめて若者には,メディアの垂れ流すプロパガンダに惑わされるのではなく,正しい史実と正しい世界情勢を知って,国境は必要なのか不要なのか,国境を無くしたらどのようなことになるのか,自分の頭で考えてもらえたらと思います。
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