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【警鐘】人口動態統計2023.02/ -2600??イヤイヤ実態は12,000増!

4月25日に2023年2月の人口動態統計(速報)が公開されました。 
ここでは,どれくらい異常なのかを統計的に数値で表していきます。
(ここに示すデータは,厚労省の公式データから単純に標準偏差を算出しているのではなく,過去のデータとの比較精度を上げるために考えた独自の統計処理方法です。他の方の結果と単純比較はできませんので予めご承知おきください)

まず,厚労省が公開している図がFig.1です。

Fig.1

昨年比2600人減で,ネットでも1月ほどは話題になっていないようですが,とんでもない。ヤバい状況は続いています。
前回も書きましたが,2022年の死者増加が異常であったため今年の異常が隠されているだけであり,前年同月と比較しても意味がありません。
過去の長期データと比較することにより,その異常さが明らかになります。

毎回示している2011年からの月毎の死者数データとグラフはFig.2の通りです。厚労省の図ではわかりませんが,過去のデータと重ねると,2023年2月は2022年2月に次いで多いことが分かります。

Fig.2

従来同様に過去12年のデータと比較していきます。
2011年からの推移をみるとFig.3のようになります。破線は2011~2021年の近似直線を示しています。近似直線を2023年まで延長した値が2011~2021年の結果から予測した死者数ということになります。
注1.2022年は過去10年の傾向とは大きく異なるため近似直線算出には使用していません。
注2.見やすくするために図の縦軸は1/1000で示しています。

Fig.3

確かに昨年より減ってますが,近似曲線とは大きく乖離しています。

近似直線との差(ばらつき)は,

Table.1

近似直線との差をσ(標準偏差)で除したら,

2023年2月は3.29σで,その発生確率は0.001001874 ≒ 1/1000 です。
(6/24修正)
2023年2月は3.48σで,その発生確率は0.000501414 ≒ 1/2000 です。2σ超は2022年2月から13カ月連続。

Fig.3に予測値との乖離(近似直線との差)を追加すると,異常継続中ということがよわかると思います。

Fig.4

(Fig.4の間違いを修正しました。2023.04.30)
前年比では2,617人減ですが,2011~2021年の傾向(近似直線)からは12,013人増加しているということになり,これが実態です。

さらに,下図は,以前示した接種回数,感染者数,死者数を並べた図に,月毎に算出した近似直線との差(Table.1の青着色部)を年月を合わせてグラフ化し追加したもので,赤枠のところが2023年2月になります。

Fig.5

第6波以降,接種回数・コ口ナ感染者数・コ口ナ死者数と近似直線との差は見事に連動しています。このFig.5は,コ口ナ関連のデータと人口動態統計という全く別のデータを並べたらぴったり一致するという結構衝撃的結果です。
しかも,近似直線は年々増加する死者数の自然増(18000人/年)の影響を排除しているにもかかわらず,死者数は2021年以降増加傾向です。すなわち,コ口ナの波とは関係なく亡くなる方は自然増以上にどんどん増え続けているということです。

少なくともこの図を見たら,機序は不明でも接種と超過死亡には相関があると考えるのが妥当であり,追加接種は即刻中止にするべきでしょう。
このまま5月8日からの追加接種を実行すれば,さらに悲惨な未来が・・・医療崩壊が現実になり,日本はもう取り返しがつかなくなるのではないかと強く懸念しています。
加えて,次の追加接種は2価💉。
2価💉の大規模な複数回接種は世界初であり,何が起こるか誰もわからない・・・P社もCDCもFDAも日本を実験場と考えていて,信じたくはないですが,政府も厚労省もそれを受け入れているということになります。

基本的に,私の記事は目に留まった方に届けばいいし,目覚めていない人が読んでも,きっと「はぁ???」って感じなんだろうなと思っていて,無理に拡散しようとはしてきませんでした。
しかし,今回については
・決して2023年2月の死者数は減ってなどいない
・接種と波と超過死亡(死者数増加)は連動している
・追加接種を進めれば高い確率でより悲惨な状況になり得る
ということを,2月の死者数が前年比減だと危機感が薄れている方や,さらなる追加接種を検討している方など多くの方に是非知っていただければと思います。


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