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モデリング マイク VS 本物

Antelope のモデリングマイク Edge Solo には、多数のマイクのエミュレータが付いている。サウンドハウスでは7万円弱で手に入るお手頃マイクが、値段が1桁違う本物に実際どのくらい迫っているのか試してみました。

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手持ちのマイクの中で比較するのは、ノイマン U87Ai と AKG C414B という代表的なレコーディング マイク2本。

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色々録音して比較して聴いた結論として・・・
確かに似ている。特に、歌録りでの U87 モデリング、アコギ録りでの 414 モデリングはかなり似てる。

ただ、それは「キャラクタが似ている」という話。
たとえば、ちょっとした息遣いの強弱の再現や、アコギの高音弦の鈴鳴りの減衰具合は、やはり本物には及びません。
・・・とか、なんだか具体的に書いてますけど、一番感じたのは「歌や演奏の際の気持良さ」は、本物が1枚上手だということ。
とにかくダイナミクスの表現に差が現れますね。

キモチいいからもっと歌いたくなるし演奏したくなる。テストだから何コーラスもやらなくていいのに、つい「2題目も行くか」ってなっちゃう。歌ったり演奏しているときに気持ちいいと、いい演奏もできるしね。これ、大事だと思うんですよ。

もちろん、Edge Solo の音が好きな人もいると思いますし、これはこれでアリだと思います。ほんの少しコンプがかかったような音は、ミックスでラクチンかもしれない。
それに、値段が本物とは1桁違う!
↑で書いたように Edge Solo はサウンドハウスなら7万円弱。安いですよね。この値段で、かなり似たキャラクタが出せるなら、それは買い得と言えるかも。

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