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スマホで上手に料理写真を撮る方法

飲食店でもSNSを活用する機会が増え、料理の写真など撮影する時に悩んでしまいますよね。そこで、「せっかく撮るなら、おいしそうに見える魅力的な写真が撮りたい」という方にスマホで上手に料理写真を取る方法を伝授します。

時間がないのでサクッとコツが知りたい方は下記の動画をご覧ください

基本から知りたい方はこちらから

撮影のアングルが大切です。

料理やドリンクを撮るときに最も基本的なポイントになるのが「アングル」を選ぶことです。アングルは、料理やドリンクに対してスマホを構える角度(高さ)のことです。

料理写真の場合、席に座って丼の蓋を開けて美味しそうと見える目の高さから撮る「アイレベル」(約45度)を基準にして、それより高い位置から撮る「ハイアングル」(俯瞰)低い位置から撮る「ローアングル」(正面)があります。また、料理から離れ気味に撮ることを「引きで撮る」と呼びます。

「アイレベル」(約45度)
最も標準的なアングルで、どんな料理の撮影にも使えます。
料理全体がよく見えて、どんな目的にも万能なアングルです。
寄って撮影したり、トリミング(切り取り)すれば、シズル感のある写真にも使えるので、一枚は必ず撮影しておくと、あとあと便利なアングルです。
デメリットは、一般的に見慣れた写真の撮影方法なので、インパクトを与えたい場面では、被写体や背景などに工夫が必要です。

「アイレベル」(約45度)のイメージ

「ハイアングル」(俯瞰)
俯瞰撮影とは、料理の真上から撮影する方法で、インスタグラムでは真上から撮る独特のアングルがよく使われています。普段とは違った角度から見る風景が「かわいい」と評価される傾向にあり、カフェやバルなどおしゃれな雰囲気の業界が使うことが多く、女性ウケしやすいアングルとも言われています。

「ハイアングル」(俯瞰)のイメージ

メリット

  • 料理全体が均等に映るので、平たいお皿、シンメトリー、料理の色やバ配置ランスが素敵な料理に相性がよい傾向にある。

  • テーブルに他の料理やカトラリー、グラスなどを配置することで、賑やかな印象やお店の料理コンセプト、雰囲気を写真に盛り込むことができる。普段の生活で、完全な真上から料理を見ることが少ないので、非日常の要素を加えることができます。

デメリット

  • 高さのある料理の高さが表現できない。

  • 食べる人の目線に合わせて工夫して盛り付けている料理を台無しにしてしまう。

  • 光の扱い方によっては、立体感がなくベタっとした印象になってしまう。

  • テーブルに傷があったりすると目立つ場合がある。

  • といったデメリットがあります。

「ローアングル」(正面)
料理やお酒を真っ正面から撮影することで、ダイナミックに見せたい時や背景も含めて雰囲気を出したい時におすすめです。

「ローアングル」(正面)のイメージ

メリット

  • 高さのある料理の高さを表現することができます。

  • 背景に店内を入れれば、料理と空間を同時に表現できます。

  • 背景を入れることで、ピントのあったお料理とボケた背景のコントラストが立体感を演出します。

  • 日の丸構図や寄り撮影を組み合わせるとボリューム感があったり、豪快さや堂々とした印象の写真にできます。

デメリット

  • 深さがあって料理が淵より低い位置の料理には向かない。

  • 背景を気にしないといけないので、掃除が大切

見栄えが大きく変わる、3つの構図


日の丸構図
日の丸のようにお料理を中心に置いた構図のこと。落ち着いて見える反面、面白みに欠けるといわれています。

日の丸構図

3分割構図
フレームに縦横に3本の線を引いたと仮定し、その線、または交点にお料理やドリンクを置いて撮る構図です。撮影時のスマホ画面に「グリッド」と呼ばれる線を表示させることが出来ます。これはその目安にするためにあります。

3分割構図

iPhone「設定」 >「カメラ」と選択してから、「グリッド」をオンに
Android 写真撮影のメニューから「グリッドライン」の項目をタップし、バーをオンに切り替えます。

対角線構図
お料理を画面の対角線に大胆に配置する構図です。躍動感があります。

対角線構図

応用編
もう少し上手にスマホを使いこなしたい方へ

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