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クラフトコーラでテンションぶち上げ

皆さんいかがお過ごしでしょうか、さっとです。

現在、これから梅雨と真夏を控えた5月なわけですが
すでに暑さに対処しきれていないので、そんな時こそ爽快感のある飲み物『クラフトコーラ』について綴っていこうと思います。


コーラは年々好き度が増している?

10代より20代、20代よりも30代、なぜか歳を重ねるごとにコーラを好んで飲むようになった気がしているのですが、それもそのはず、私はアメリカンな家を建てるようなアメリカかぶれの人間なので、当然のようにコーラは大好きな嗜好品と言えます。

若い頃は、炭酸飲料といえば、ジンジャエールとか三ツ矢サイダーとか、調子に乗って7UPとかが好きでしたが、今はコーラ一択!

もちろん糖質とか健康にだって気を使いたい。かといってZEROと名の付く「砂糖入ってないから安心して飲めるよ」的な飲み物は、なんか好きになれない。

コーラって美味しいけど、身体にはあまり良くないことは分かっているのであっさり500mlを平らげてしまうと少し背徳感を抱いてしまう。でも映画を見ながら、ポップコーンとコーラという贅の極みはやめたくない。

瓶詰めされた黒い正体

そんなこんなで、クラフトコーラに辿り着くわけですが…
売り物としてみたことありますよね?東急ハンズやら道の駅やら、なんなら雑貨店とかでも取り扱っている、たま~に見かける謎の黒いシロップ。

コカ・コーラ社やペプシ社のコーラが一番美味いに決まっていると思い込んみつつも、なんとなくどういったものかを調べると

要は、薬草を使ったモルヒネ中毒の処方薬がコーラの始まりで(発祥の話は割愛)その歴史を元に、ハーブ、果物、スパイス等をアレンジ投入して、出来上がったものが現代風のコーラ。すなわちクラフトコーラというわけです。

コカ・コーラ社やペプシ社のコーラレシピは、さすがに公表されていない。

クラフトコーラはラベルも愉快

まずは伊良コーラを飲んでほしい!

その代表格ともいうべきコーラ・伊良コーラ(いよしコーラ)は皆さんご存じでしょうか?

伊良コーラの代表・コーラ小林さんは、コーラマニアで「感動する究極のコーラを作りたい」という思いから、コーラ作りの試行錯誤を繰り返し、ある時、元々和漢方職人だった祖父の遺品整理で実家に戻った際、工房の資料や道具を眺めコーラ作りに活かしたことで、コーラの風味も味も格段に良くなり、移動販売するに至ったというストーリーがあります。工房(会社)は東京にあって、それが世界初のクラフトコーラ専門店なんだとか。

クラフトコーラというニッチな飲料でありながら、とても人気を博していますので、私もクラフトコーラという世界に飛び込んでみたかったので、試しに6缶パックを買って普通のコーラと何が違うのか、オンラインで購入をして飲みました。

事前にどんな味かは調べていましたが、実際に飲んでみると香ばしいスパイスの味わいが鼻を抜けながら、甘みがあるのにすっきりとしていて漢方っぽい感じもする新感覚コーラという印象でした。

これは奥が深いぞ!!!


自作コーラを作ってみたい(レシピ紹介)

そんなこんなであっさりとクラフトコーラに魅了されたわけですが、ネットでレシピ調べると結構作り方が出てくるもので。

ざっくり言うと水と砂糖を同量入れて、その他に輪切りしたレモン、様々なスパイスを10~15分程鍋で煮るだけなんです。

砂糖が多いように感じますが、実際飲むときは(原液1:炭酸水5)くらいの割合に薄めるので、1、2杯程度なら良しとしましょう。

自作クラフトコーラの味は気になるけど、スパイスを揃えるのがやや面倒なので、最初はスパイスがすべて調合されたキッドを購入しました。

作ってみた感想はほのかにスパイス匂香る甘めのコーラでした。これはこれでありだと思いましたが、伊良コーラほどの感動はなく…作ってからの賞味期限が大体2週間らしいので、早めに飲みきりました。

自作するとこんな味なのね!というのは掴めたので
次に自分が集めたスパイスでオリジナルクラフトコーラを作ることにしました。

↓↓私の実際の行程です。(めちゃくちゃ簡単!)

➀材料を鍋に入れて火をかける(約15分)

水…500ml
三温糖…500g
レモン…1個(輪切り)
<スパイス>
カルダモン…約15粒(割って種を出す)
グローブ…約20粒
コリアンダー…約30粒
コーラの実…適量
ピンクペッパー…30粒
シナモンスティック…3本(半分に折る)
※レモンは皮ごと使うので防腐剤等の添加物が使われていないものを推奨

②粗熱が取れたら、追加の材料を加えて半日近く寝かせる

レモン汁…5~6滴
バニラエッセンス…7滴

③半日くらいかけて冷ます

④冷蔵庫で1日寝かす

⑤濾す(完成!)


以上、これだけです。

濾してから冷蔵庫に寝かせるパターンの方が主流っぽいけど、私はもっと味がなじむようにスパイスやレモンはギリギリまで浸かっていて欲しいということで、濾す作業は瓶詰作業と一緒にやってます。

まぁ細かい行程はいろいろ試行錯誤しながら自分流を探せればいいと思いますし、そんないい加減な行程でもとりあえずクラフトコーラにはなります。とにもかくにも普段料理をしない私でも材料さえ揃えられれば簡単そう、ってことが分かったかと思います。

ちなみにスパイスは、大体カルディで売っています。
少量で販売されているので、そんなに高くつくことは無いかと!


最後に

残念ながら飲みたいと思い立った数分後に飲むというのは無理な話ですが、これをするだけで12杯分程度の原液になるし、あとは炭酸水さえ用意すればいつでも自作コーラを楽しめます。

どうでしょう。コーラは作る時代がやってきましたよ!

同じクラフトの名が付く『クラフトビール』より
『クラフトコーラ』の方が、断然ライトにチャレンジできるかと!

ちなみに私の周りでは、コーヒー豆を焙煎してECサイトで販売する友人がいます。身近に趣味を生業にする素晴らしいモデルケースがいるけど、じゃあ自分もコーヒー好きだし、やってみようとはならない。それじゃただの真似だ…

けれどもコーラというニッチな世界。競合相手は身近にはいないはず。
試作を何度も繰り返し、自分が追い求めた味に近づいたら、知人にも飲んでもらいたい。この時期は庭BBQも増えるので、ワイルドな肉に喰い付きながらクラフトコーラを流し込むのも粋なんじゃないか。

自分の中で確立したクラフトコーラがあれば事業に展開するのもありかもしれない。経営のことは素人だし甘っちょろい戯言に過ぎないけど、そんな情熱をもってクラフトコーラに向かい合ってみたいなと思っています。

・自分や娘の名前を使ったコーラにする?
・住んでいる地域の名が入ったコーラにする?
 (その地のものをレシピに加えるとして…)
いやーロマンがあるね。男心をくすぐるね。

割とコスパのいい趣味だと思うので
時間のある方もぜひ試してみてください!
一緒に美味しいコーラ作りの研究をしましょう!


今日も良い1日をお過ごしください!
ではまた!!!

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