コロナ対策について雑感

「人と離れろ。
 集まるな。
 近付くな。」

何かおかしい。
何か変だ。

なぜ、こうは言わないのか。

「身体にいい物を食べろ。
 たくさん寝よう。
 好きなことをしよう。
 好きな人と会って、スキンシップを取ろう。」

どう考えたって、後者の方が健康に良さそうだ。

コロナ対策が、民主社会を壊そうとしているように聞こえる。

マスクはまるでくつわの様。
口元を抑えられるのはかつての奴隷。

素顔で語り合うことを禁じられた私達。
集って思いを共有することを禁じられた私達。

オンラインで繋がれる今、私自身もその恩恵をもちろん享受している。
遠くの講師とお話しできる。
思いを同じくする仲間と繋がれる。

だけど、人と人が直接会った時のパワーってすごい。身体が同じ空間を共有することで、言葉以上の大きな何かを共有している気がする。

肌と肌が触れるって、ものすごい情報量を交換している気がする。
特になんとも思ってなかった人に、ふと触れられた時にすごく暖かくて、そこから気になりだしたり。そのくらい人と触れ合うって大事なことだと私は思う。

自分みたいに、特に専門家ではない人がコロナについて語ることは、それこそ今流行りの“エビデンス”が無いから、あまり良くないかと思っていた。今までは。

けれど、自分みたいな市井の人間が自分の考えを語っていくことが大事なのでは、と思い始めた。

有名大学を出た医師であっても、感染症の専門家であっても、「こうだ」と思い込んだ枠からは論が出ることが無い。
逆に、多くの一般人は、「ん?そうは言っても、これ変じゃない?」と気楽に論じることが出来る。
こういう未曽有の事態においては、そういう一人一人の感性が大事だと感じた。
なぜなら、色々な科学的証拠があっても、どう生きたいかを決めるのは一人一人の感性だから。

どういう世界にしていきたいのか、何が自分にとって大切な考え方なのか、それを知っているのは自分の直感だけだから。
自分にとっての1番のエビデンスを心に聴いていきたい。

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