どうしようの日々

将来どーしよーー!
就活する気が全然起きなくて!この前地域合同説明会に行ってきたんだ。ピシリとしたリクルートスーツが自分の童顔に全然似合わなくって。丸い発泡スチロールに長い爪楊枝を刺したみたいに童顔が浮いて見えたよ。なんかのコラージュみたいだった。それに加えてその姿が自分の母親そっくりで!鏡ごしに母と目があった気がしてドキッとした。
5社くらい回って話して、じゃあまたメールで送りますと言われて一週間経ったけどまだ一社からも連絡が来ていない。冷やかしだと思われたんかなぁ。本気だったとは絶対言えないけど、そんな適当に見えたんだろうか。就職する気の無さがそんなに滲み出てしまっていたんかな。

将来どうしよかな、どうやってお金稼ごうか?企業に属せる自信は本当に無いんだ。集団の中にいると過呼吸起こしてぶっ倒れてしまう。高校のとき、授業中に急に息が吐けなくなってしまって意識失ってしまった記憶…。あの頃の自分から少しも変わっていないよ。この前久しぶりに集中講義があって参加したんだけど、あの高校の頃の記憶が蘇って息苦しくなって、早く授業終われ、この部屋から出して…!と汗ダラダラ、プチパニックになっちゃった。(チャイムが鳴った瞬間、体の中で発狂してたパニックが毛穴からフシュ~…と吹き出して何事もなく無事しんどさから解放されたんだけど)

昨日の授業の疲れのせいか、今日は一日ずーっとベッドに横たわっていた。目を閉じて、開けたら2時間ほど経っていて、しばらく天井をみつめて思いを巡らせて、目を閉じてまた眠って、を繰り返す。この時間がここ数日で一番幸せだった。足先を撫でる微風の扇風機がやたらと平和の象徴だった。

ここ数ヶ月、ずっと将来のことについて考えている。とにかく働きたくない。どの仕事にも興味が湧かない。数年前は必死に漫画を描いて投稿していた。漫画家になるために、私には漫画以外に道は無いんだ…!と思い詰めていた。

しかし今日の穏やかな午後、現実と夢のはざまでうつらうつらとしているとき。ぼんやり「自分、漫画家になりたいって思ったこと生まれてから一度も無いなぁ…」と思った。

さっちゃんなら漫画家になれるよ、応援してる!と小学生のときから言われ続けて、漫画家になんてなれる訳ないじゃないと思いながらもその言葉を受けて「ありがとう、がんばるね!」と笑顔で返した。中学生になってから漫画から少し離れたけど、高校に入ってまた描きだして。
周りから散々おだてられ、褒められてその気になって、投稿して賞をとってその気持ちが加速、鼻息を荒くして漫画を描き続けてきたが。

昔から何かになりたいなんて思ったことなかった。幼稚園か小学生のとき、将来の夢を書かせられる時間があって、私は周りの子たちが「お花屋さん」とか「ケーキ屋さん」とか書いてたからそれを真似してお花屋さんと書いた。
何かをやりたいとかって別に無いんだ。今どきの若者だよな本当に。いつだって多数派に入るように努力してるからね。

漫画だっておだてられて描いてたけど…別に描きたいことなんて無いんだ。この文章去年にも書いてたかな。ちっとも前進してなくて怖いね。
周囲に呟いていた「漫画家になりたい」って言葉は熱意を動機としていた訳では全くなくてな。働きたくない、人と関わりたくない、その逃げ道として出した精一杯の結論で。不純でごめんねえ!漫画家目指してる大多数はこういう動機の人多そうだよね。そんでことごとく挫折してそうだ。

ワンピースレッドでadoが歌ってる逆光がバカかっこよくて、作曲家を調べてウィキに飛んだんだけど自分と同い年でたまげた、げえっと声が出ちゃった。しかも生年月日が大学の同級生の苦手な人と同じで余計苦い気持ちになった。才能があるやつが憎い、頭が良くて才能があるやつに蔑ろにされると恐ろしい殺意が湧いてしまう、ああ怖。自分がとんでもなく惨めに感じるよ。ほんとは喉から手が出るくらい欲しいんだよ、その頭の良さ、才能。羨ましさと憧れの卵、孵化する前に毒が混じって殺意になってしまった!私と仲良くしてくれないからひびが入ってしまったんだよ、、。(違う、私が媚売りオバケなせい。甘やかされて育ったからかちょっと蔑ろにされただけで凶暴になってしまう)

就職するかは分からんが、取り敢えず今住んでるこの街はもう出てしまおうと思う。どこに引っ越そうかなぁ。

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