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センバツ決勝展望

東海大相模ー明豊

展望:10年ぶりの優勝を目指す東海大相模と初の決勝進出、大分県勢としては1967年の津久見高校以来54年ぶりの優勝を狙う明豊の一戦。
東海大相模はエースの石田がここまで圧巻のピッチングを続けている。4戦26回を投げ未だに無失点。与四球1と抜群のコントロールが冴え、威力のある直球を主体に43個の奪三振を積み重ねている。準々決勝準決勝と連続完封を続けているが、決勝では先発となるかリリーフとなるか、起用法が気になるところだ。
明豊は3人の投手を軸とした継投策とここまで無失策の堅守で智辯学園、中京大中京と強豪校の追い上げを振り切ってきた。毎試合接戦続きでチーム全体として粘り強さも増しており、守備でのビッグプレーもチームに勢いを生んでいる。打線はここ一番で畳み掛ける繋がりがあり、毎試合のように組み変わる打線がその都度化学反応を引き起こしてきた。繋がりのある打線が好投手・石田をどう攻略するか。
試合のキーポイントは3つ。石田の起用法、明豊の継投のタイミング、明豊打線の石田攻略法だ。2年ぶりのセンバツもいよいよ最後の1試合。今大会を象徴するような熱戦に期待したい。

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