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第94回センバツ高校野球7日目展望

第1試合:近江-聖光学院

 初戦は9回に追いつき延長13回タイブレークで勝利した近江。急遽の出場で調整面が不安視されたが、1試合を経験し打線の調子は上がってくるだろう。気になるのはエース山田の疲労。久しぶりの実戦で延長13回を1人で投げ抜いただけに状態が気になる。
 初戦は不安視されていた打線が冬の成果を見せて9得点、快勝を収めた聖光学院。ただ、相手投手の乱れに乗じた部分もあるため気を引き締めて臨みたい。佐山は93球3失点完投と文句なしの出来。投打が噛み合った一戦と言えよう。
 試合の趨勢は山田、佐山、両エースの出来次第。近江は他の投手が先発する可能性もあるだけに、立ち上がりの攻防が流れを左右しそうだ。

第2試合:木更津総合-金光大阪

 初戦は投手戦の末にタイブレークを制した木更津総合。一方金光大阪は、序盤に上げた得点を古川が最後まで守り抜き完封勝利を挙げた。
 互いにエースは抜群の出来。ただ、延長13回を1人で投げ抜いた木更津総合・越井の疲労は気になるところ。木更津総合は早めに古川を攻略して越井を援護したい。
 持ち前の打線が序盤から力を示せば木更津総合、終盤まで投手戦や接戦に持ち込めば金光大阪に勝機が出てきそうだ。

第3試合:高知-國學院久我山

 互いに初戦のスコアは同じ。高知は東洋大姫路の追い上げを振り切り、國學院久我山はここ一番で成田が踏ん張った。
 この一戦も接戦になりそうな予感が漂う。最後まで目が離せない熱戦になりそうだ。
 高知の継投のタイミングは試合の流れを左右する重要なポイントになりそう。國學院久我山も投手陣は豊富なだけに継投は充分ありえそうだ。

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