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フリーランスの妊娠と仕事の両立/妊娠中期(安定期)編

複業フリーランスとして、採用コンサルタントや人事労務専門の編集者・ライターをしているさつきです。前回に引き続き、フリーランスとして仕事をしながら妊婦期間をどう過ごして乗り越えていくのか、実体験を記録したいと思います。

これからフリーランスになりたい
フリーランスで妊活を考えているけど不安
妊娠中、仕事とのバランスをどうとるべきか気になる
体調の変化やお金まわりの準備も知りたい

こんな方にぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

▼妊娠初期編はこちら

妊娠初期後半~中期に入るころの身体の変化

前回記事を更新したのは1月末、妊娠4か月(12週目)に入ったころでした。一般的に、つわりのピークは8~10週目ないし15週目までには落ち着く人が多いと言われています。

しかし本当に個人差があり、私は4か月~5か月の期間もけっきょく体調不良のまま過ごしています(この記事を更新している3月は、妊娠5か月の後半です)。

ただ、症状は少しずつ変化しているなと思いました。

妊娠3か月の最初は、とにかく日々眠いだるいしんどい横になりたい…という気持ちが強くあり、1日に何度もえずいていたので、ご飯がまったくおいしく感じられませんでした。

4か月のころは、日中起きていられる時間が増えたのですが、夕方~夜にかけて吐き気とだるさが襲ってきました。また、4か月ごろからよだれづわりに加えて痰が絡んできて、口の中がとにかく気持ち悪い状況になりました。

5か月の安定期になると、私は割とお腹が大きくなるのが早いようで、常に胃を圧迫されている感覚と腰の重たさを感じるようになりました。よだれづわりと痰に加え、逆流性食道炎に似た症状が出てきたのも、もしかしたらお腹の中が圧迫されているからかもしれません。

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子宮が大きくなるにつれ、上記の画像のように内臓はどんどん圧迫されていきます(画像引用はこちら)。

ちなみに、よだれづわりや痰つわりについて情報が意外と少なかったので、誰の参考になるか分かりませんが私の症状を書いておきます。

▼よだれづわり
その名の通り、よだれ(唾液)が大量に出てしまう症状。さらさらした液体ではなく泡だらけの液体や痰が絡んだものが多い。無理に飲み込もうとすると食道で液体が滞留してえずいてしまったり、ゲップが出たりする。
夕方~寝る前、入浴直後は悪化の傾向。口の中がねばねばして気持ち悪さも続く。1時間で100~200ミリ近く出てると思う。
痰つわり
よだれづわりの痰バージョン。私の場合はなぜかご飯を食べた後すぐに痰が大量発生しからむ。よだれと同様に、ひどいときは数十秒に1度ゴミ箱やペットボトルなどに吐き出す。
外出中も絶え間なくよだれが出てくるときは、手持ちのペットボトルや紙コップにひたすら吐き出す。

仕事量や仕事内容の調整

妊娠中期は安定期とはいえ、夕方ごろからしっかりと体調不良になるので、だいたい1日3時間を限度に仕事量を調整しています。

人事業務や営業系の仕事で、面接やカウンセリングなど1on1のミーティングに入らなければならない仕事はかなりボリュームも絞っています。

急な体調不良に備えて、時間関係なく進められるライター業と、採用のダイレクトスカウトに割く時間がほとんどです。

ただ、家でじっとしているのもメンタル的に良くないと思うので、2~3日に1度はコワーキングスペースまで足を運ぶようになりました。最近暖かくなってきたので、太陽が当たる時間に歩けるときは30分~小一時間歩くように意識しています。

新規案件の取りづらさ

ここ最近、立て続けに新規のお仕事スカウトをいただいたので何件かお打合せをしました。しかし残念ながら、妊婦だからお断りという結果になってしまいました。

まだ妊娠5か月のため、今から始めれば最低でも3か月で契約できるのですが、妊娠していることを伝えた瞬間に見事に顔色を変えられてしまったのは、さすがにショックでしたね。

今ものすごく案件数を増やしたいわけではないものの、新規顧客・フリーランス・妊娠中となると、やはりハードル高いのだなぁと感じました。

産休・育休期間のお金計画(税金)

昨日、無事に確定申告を提出しましたが、結果的に20万円弱の還付予定となりました。万が一、還付ではなく追加徴収になった場合を考えて、毎月の売上の20~30%をコツコツ貯めていたので、還付金とあわせて100万弱は事業口座に確保できています。

このお金を元手に、5月以降にくる国民健康保険料と住民税は、払える限り一括納付をする予定です。8月出産後に無収入になるので、払える税金は先に払ってストレスをなくそうと計画しています(ただ昨年の所得が一時的に膨れ上がったので100万じゃ足りない可能性大)。

なお、国民年金は産前産後4か月免除になるので、忘れずに申請します。国民年金はクレカ引き落としなので、手続きのタイムラグがありそうですし…早めに申請しないとですね。

(今調べたら出産日の6か月前から申請できるらしい!もうやらなきゃ)

日本年金機構 国民年金保険料の産前産後期間の免除制度

産休・育休期間のお金計画(生活費)

私は8月13日が出産予定日なので、6週前と考えて、7月からセルフ産前休業に入ろうと計画しています。フリーランスなので、もちろん産休・育休はないので無収入です。

生活費は以下のようにシミュレーションしています。

【7月】
セルフ産休(もしかしたら1~2案件さくっと前半でこなして5~10万円稼ぐ)

【8月】
出産月のため休み(7月に少し働いた分&6月末締め8月末払いの案件の売上が入る)

【9月】
出産直後なので休み(無収入)

【10月】
体調を見ながらぼちぼちお客さんに連絡開始。単発のライティングなどで5~10万ほど目指してみる(体調次第で無収入)。

【11~12月】
可能であれば仕事を再開したい

【翌1~3月】
どんなに遅くとも年始1月には仕事を再開したい

【4月】
保育園受かっていたら最高

このプランでいくと、7~9月の3か月は確実に仕事ができないです。10月~12月の3か月間はとにかく体調次第なのですが、恐らくライティングのような隙間時間でできる仕事かつ単発で調整すれば5~10万は目指せるラインです。

年始1~3月はまだ保育園は難しいと思いますが、旦那の休み日程や、一時保育の利用を検討しているので、最低でも月20万~は目指したいと思っています。

これらを鑑みると、私の場合は最低でも3か月、マックスで9か月の生活費があれば安心という計算になりました。ざっくり月10万あれば死なないラインだと見積もっていて、6月までに90万ないし100万の貯金は達成できそうなので、今のところ貯金ペースは良い感じかなと思っています。

最後に

今回も、フリーランスと妊娠、仕事の両立とリアルな資金繰りについてご紹介しました。次書くときには性別も分かって、貯金ももう少し進んでいるころかなと思います!


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