2024/04/13 ディアボラ風チキン
今日は疲れが出てしまって、ひたすら眠っていた。
夜は、歩いて十五分ぐらいのところにあるファミリーレストランに行った。
行くまではハンバーグを食べるつもりだったのだけれど、お店に着いてメニューを開いてみたら、なんとなくハンバーグを注文するのは気が進まないように感じた。
今日はほとんど歩いていないので、胃腸としては牛ひき肉のハンバーグは重すぎる、と感じているようだった。
脳でイメージする食べたいものと、実際に食べたものを引き受けて消化する胃腸が食べたいと感じるものが、ときどき違ってしまう。
お店までやってきて、メニューを開いてみることで、そのときに胃腸が食べたいと感じているものがやっと感じ取れるようになるのかも。
結局、ディアボラ風チキンを注文してみた。
ディアボラ、というのはイタリア語で「悪魔」という意味だ。
丸鶏の内臓を取り去り、左右に大きく切り開いたときの姿が、マントを広げた悪魔のように見えることからそう呼ばれるようになった、という説と、唐辛子を多めに振りかけて調味する場合があり、それを食べた人が辛さのあまり悪魔のように真っ赤な顔色になってしまうためにそう呼ばれるようになった、という説があるよう。
炭火やグリル、フライパンなどで、もも肉の皮のほうが香ばしくパリッと焼き上がるように仕上げたものをディアボラと呼ぶらしい。
席に着いてメニューを見てから、オーダーをする。土曜日の夜なので、サラダは先に出してもらえたけれど、チキンがなかなか出来上がらなかった。鶏のもも肉は火が通るまでにすごく時間がかかるし、土曜日の夜なので他のお客さんもたくさんいる。
しばし待つ時間も、お料理を美味しくするのに大事な要素なのかも。
ディアボラ風チキンとライスのお皿を持ってきてもらった時は、とっても嬉しかった。
ここのお店では、パリッと焼き上げた熱々のチキンの上に、細かく刻んだ玉ねぎペーストが載っていて、ガルムソースがかかっている。
ナイフで鶏肉を切り分けるのが、楽しい。自宅で鶏肉を料理するときには、あらかじめ一口大に切り分けてしまうから、食べる時にナイフで切ることがない。右手にナイフ、左手にフォークを構えて食事をするのは、ファミリーレストランでのひとつの楽しみだったりする。
熱々に熱せられた鉄板の上で、少しずつ鶏肉を切り分けて、玉ねぎペーストを乗せて食べてゆく。鶏もも肉なので、ぷりっとした強い弾力がある。うまみも濃くて、しっとりしている。玉ねぎペーストが少しシャキシャキしていて、ガルムソースの甘味が加わり、素晴らしい味わいになっている。
ゆっくりと食事をして、自宅に戻る。
そのあと、すぐにお風呂に入ってしまうと消化不良になってしまうので、しばらくの間ウクレレの動画を見る。
そして、とても素敵な動画を見つけた。
LENさんの動画は、見ていて心が浮き立った。
「そうか、初心者なんだから、これでいいんだ!」と、とっても心が楽になった。
LENさんが初めてウクレレ(Aria AU-2)の入ったダンボール箱を手にしたときの笑顔がとても素敵なので、ぜひ、『ウクレレ買ってみた!Aria AU-2』の動画は見てみて下さい……!
(このあと、せっせとどのウクレレを買おうかいろいろ調べていたのですが、頑張り過ぎてしまったのか、楽しいのを通り越してちょっと泣けてきてしまったのです。楽しいのを通り越すと、シリアスになってしまうのですが……どうしてだろう)
楽しむことがもしかしたら、少し苦手なのかもしれない。
少しずつ、いろんなことが楽しめるようになれるよう、日記を書く中で、楽しいことを見つけてゆきたい。
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