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「誰かを好きになる」を考察

「好き」という感情について考えてみる。

「誰かを好きになる」という感情について考えてみる。

好きってなんだろう。

誰かを好きになると、人は確実に相手に求める。

いろんなことを次々と求める。

わたしはあなたのことが好きです。

あなたのことを好きなだけで幸せです。

あなたが私をどう思っていようが、あなたが私にどんな態度であろうが、そんなことはどうでも良いのです。

、、、なんて人はいない。

相手にも自分のことを好きになってほしい。

LINEの返信ほしい。

デートしたい、手を繋ぎたい、セックスしたい、、、

自分のものにしたい。

好きとは「求める」ことなのだろうか。

ただただ愛を与えるだけでは満足できない、「求める」人々の欲望の吹き溜まりである「好き」という感情。

自分が相手を想うのと同じくらい、相手も自分のことを想ってほしい。

好きってほんとに傲慢だな。

なんて押し付けがましいんだ。

勝手に好きになっておいて、勝手に傷ついて、勝手に相手を責めて、勝手に泣いて、怒って。

それはあなたが相手に求めたからだろう。

求めたものが例え返ってこなくたって、あなたの好きという気持ちは充分尊いのに。

誰かを好きになる

ってすごく素敵なことだな、キラキラしているな

って思うときもあるのに、

濁った感情の渦の中にあるものとしか思えない瞬間もある。

好きとは求めることなのであれば、やっぱりどうでもいい人になんて絶対に好きになられたくないし、迷惑でしかない。

私もそうだし、あなたもそう。


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