見出し画像

季節と一緒に(カエルさんのお家)

春の訪れと共に野草の新芽を
いただける季節になった

セリ、クレソン、ヨモギ、野蒜
昨夜は皆んなで食べた

誰が種を蒔いたわけでもなく
肥料を与えられたわけでもなく
季節の循環に連動し枯れては芽吹く
大地からの恵みを食べることで

私の命も季節と連動することを
イメージし感謝するよ

今朝、そうTwitterで呟いた

世界は今、戦争色に染まりつつある

大きな傷跡を今も抱えている前回の大戦の時とは違い、国民がスマートフォンでリアルを発信できる時代
よくも悪くも、あたかもそこに居るような感覚を作り出す

表層では色々な意見、考え方
例えば、どっち寄り、、、とか、、、がある
そんな中、巻き込まれて
見失ってははいけない
もっと根本的な大切なもの
そこだけは見失わないように

世界は人間だけのものではない
人間が支配する、出来る、ものではない
それでも、私達は喜怒哀楽を持った人間で生き
時々、大切なものを見失う

その、喜怒哀楽はどこから生まれたものなのか

人間社会の中で生まれたものなら
それはとても表層的なもの

生きている自然界の循環から生まれたものなら
それはそもそもの元々の根本的なものではないかと思う

大切なのは根本的なもので
この忙しく、慌ただしく
アスファルトやコンクリート
建物だらけの街に居ると
なかなか見えにくいもの
冬は特に生き物が眠ってしまうから
余計に分かりにくいね


だけど、今、季節は春真っ只中で
休眠していた様々な生命が目覚め、芽吹く時

こんな破壊された街の中でも
自然界はひっそりと健気に生き残っていて
目をやると、人間ではない生き物の生命がある

私が暮らしている森の小屋のそばの栗の木に
カエルさんの家がある

私は一本建て高層タワーマンションと呼んでいる

ここに二つの穴が開いていて
近づいて覗くと、カエルさんが居る
もう少し近づけて見るよ

下の窓なしの窓に、居る居る!


一階にはこの方


2階には、この方↓


多分、雨の日も2階に居たのは、こちらの方なので

雨の日に撮った画像

決まっているのかも知れない

こんな小さな生命たちは
タワーマンションの家賃を得る個体など居ない
法律で決められていることもない
だけど、秩序はちゃんと保たれている
人間では考えられない
全く違う次元の世界

私がカメラを近づけても
逃げない、この姿勢に
非武装、非暴力、不服従と言う
ガンディーの思想が重なる

人間は、何に執着しているのだろう
虚勢を張って何を守ろうとして
何にいつも怯えているのだろう
そして、いつまで大切なものを見失い
壊し続けるのだろう

私は、自然から生まれて
自然と共に生き
その自然を壊すことをしない
カエルさんを尊敬する

あなたと私の境界線を作り
壁を築き、違うものを排除し
利益を守ろうとする
バカな人間の私は、反省する
自然と切り離して、存在を考えることは出来ないのに、切り離してしまう
愚かさを顧みる

大地から生まれた野草を摘み食べることで
少しはこの自然と連動し
脳内の奥深く眠っている大切なものを
思い出せるんじゃないかな…と思う

この季節に、このタイミングに
季節と一緒になることは
表層的に掻き乱されている心を落ち着けるため
とても大切なことの様な気がする

読んでくれてありがとう!
傷つき、怯え、悲しみに暮れる人々に
平穏な日々が一日も早く戻ることを祈ります

颯月

2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!