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阿蘇の森から一人歩き

まもなく阿蘇の森から離れます

2020年12月末から
2022年5月←現在

家族が暮らす関東から
単身、ケンゴマンを頼りに九州へダイブし
ケンゴマン達と暮らした約1年5ヶ月の暮らしの中から得たものを持って
関東へ戻ります!

元々は街暮らしから
全てを手放し
それまで全く経験したことのない
オフグリッドの自然と共にある暮ら方を
応援と言うエネルギーで支えられ
ここ、九州で1年5ヶ月過ごして来ることが出来ました。

Twitterやnote、Instagramでは
楽しげな発信が多いと思いますが。
環境の変化に体がついて行かず体調の悪い日が続いたり。
不便さ、寒さ、暑さ、長雨、湿気との戦い、虫だらけの虫刺されだらけ…などなど。
これまでの概念の枠の中ではネガティブなものを全部ポジティブに変え、自然と共に生きることが未経験な私にとって、実際は、なかなか簡単なことではありませんでした。

しかし、SNSから応援、声援、共感、驚きを送ってくれた方がいて、心の支えとなり、新しい環境に少しずつ順応する事が出来ました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

もう少し時間をかけて、次の一歩を探すつもりでしたが。
新型ウイルスのパンデミックは、次々型を変え、終息を見せない上。
ロシアのウクライナ侵攻で始まった戦争で、人類が構築して来た社会、それに伴う経済の世界情勢が、今まで以上に大きく揺らぎ始めた。

明日は何が起きてもおかしくない。
私の、誰かの、命が終わることが
いつ起きてもおかしくない。
そんな、昨今の世相になり。

大切な人が生きているうちに。
元気なうちに。
私の命があるうちに。
私が元気なうちにしか出来ないことを。

そんな気持ちが沸き起こり
消しても消しても出て来てしまう様になりました。

今はまだ元気な高齢の父
兄弟家族

私の取った行動で、心に傷を負ったまま
生きる力を発揮出来ないでいる娘

その娘を支えている
元家族の人たち

大丈夫かと心配し
途絶える事なく定期的に連絡をくれる友人知人

皆、私の生き方を否定せず
頑張って!無理しないで!楽しんでね!
と送り出し
早く戻って来いなどと、一言も言わず
ずっと支えてくれていた人々。

元気なうちに、たまには会える
もう少し近くの、関東の山林に住む場所を探し。ひょうたん市場と、阿蘇の森で
得た暮らしを、ゼロから一つ一つ整え、
あちこちに散らばっているもの(預けて放置してある所有物)をそこに集め、有効に使う。
また、生きる力を取り戻す様なコミュニケーションを取れる場を作って行きたいと思っています。

元々住んでいた群馬県の、赤城南麓に水源がある土地を見つけ、手に入れられたら良いな。。。

放射能から逃げて来た方たちには、
関東なんて…と。
きっと、理解し難い行動だと思います。
その考え方、私も分からないわけではないです。それでも、の決断です。

資金はありません。
人の縁が引き起こすパワーが頼りです。
全くのゼロからです。
どんな人や出来事に出会えるか
楽しみです。

これは、実験です。
こんな、何もない私が
生き生きと生きる事が出来るのかどうか。
どんな困難に会い
どうやって乗り越えるのか。
どうぞ、見てあげて下さい。
出来たら、応援して下さい。

簡単なことではないことは分かってます。

だから、
それと同じくらい

不安もあります(笑)

けれど、せっかく手に入れた、
自然を破壊することなく、自然と共に在るこの暮らしと生き方から、元に戻りたくないのです。

一歩一歩です。

かと言って…
関東には、万が一の時には頼れる人が
いるので。無理はせずに、頼る事にしようと思っています。

未来を思い生きるこれからのこと

人の足を引っ張り合い
人の上にのし上がる。
今を生きるため
その為に未来に負の遺産を遺したとしても
それは、仕方ないじゃないか…。
それが今までの社会で、それが当たり前。
押し付け、同調圧力、自己責任論が連鎖し
、弱いものは置いてきぼり。まだまだそんな生き苦しい世の中で、生きる力がこそげ取られているような気さえします。

この先の未来に必要なのは
そうではなくて。
経済活動を主軸に置いたグローバリズムの影に身を潜め。
潜在的にある、互いの違いを認め合い、これまでの概念に縛られず、有機的に支え合うことが出来る本当のグローバリズムの力。
そう言う力を使う人々と繋がり、生きる力を取り戻す小さな場所を作り、未来に繋げたい。

その場所で
古布などを使ったものづくりは
続けて行きます。
場所が決まったら撃ち込んで下さい!
そして、出来たものを買って下さい。
お金は、不要なものではなくて
人々と繋がるための大切なツールであり
いい循環を作るエネルギーです。

近日中に、簡単なギャラリーサイトを
作ってみようと思います。

それから
必要なものがあったら
新しいものを買うのではなく、不要品を募集します。
大切な地球の資源、作った人の労力と時間。無駄にしたくないです。
それもどうぞ撃ち込んで下さい!


ただの私になる準備中

先ずは、場所探しから。
ひょうたん市場や阿蘇の森、ケンゴマンのブランドがない。

ただの、なんにもない私で。

一歩、一歩、進んで参ります。

それでも、良かったら応援して下さい。

応援投げ銭、募集中です❣️

ゆうちょ銀行
記号 10420
番号 06178351
フクダ スミコ

※※※※※※ ※※※※※※ ※※※※※

ゆうちょ銀行以外の金融機関からは

店名 048
普通預金 0617835
フクダ スミコ

このnoteのサポートでも有り難いです。
100円からサポート出来ます。

現在は、毎日荷造りと発送とに追われてます。
振り返ると、1年半の間に3回移動すると言う事になりそうです。
持ち物は少ない方だと思いますが、それでも毎回、大変です。正直、疲労します。
それも、笑えるし、楽しんでます。

マロ君とハナちゃんが、無償で譲ってくれたバモスに、当面の間、テントを張って生きられる分の荷物を積み。
近々で使わないものは、父が一時預かり所として協力してくれるので、そこへ宅配便で送ってます。

無事に、関東へ辿り着くまでの経過も
時々、発信します。
ロケットストーブで火が焚け、煮炊き出来る場所を知っていたら教えて下さい。

最後に…
ケンゴマン、ノブさんに
心からのリスペクトと心からありがとう!!!

このことをケンゴマンに伝えた時。
ケンゴマンはガッカリだよーーー!と言いました。
でも、またおいでよ。今度はお父さんと。
と言ってくれました。

ノブさんは、この森に来てくれたのが、颯月さんで良かった。と言ってくれました。
女の私が一人で始めると思うと、怖いだろうなと、自分のことの様に思えて…とこの先を心配してくれてます。

ここで共に生きた時間に、多くのことを発見し、気づき、学び、知り、体験しました。

火が焚けなくて大変で忙しくご飯を作り。
出来上がった時はヘトヘトで…でも、皆んなで話しながら食べるご飯は美味しく、疲れなんて忘れちゃって。
かけがえのない時間をいーーっぱい過ごしました。

手取り足取りではなく、放置し、見守ってくれる事で、経験したことのない新しい体験の中で起こる困難を、私が持っているだけの力で知恵を絞り、試行錯誤し、乗り越えてこられた。
ただのコピペで付け加えたものではない、以前の私からのバージョンアップ出来ました。

ケンゴさん、ガッカリさせてしまって
ごめんなさい。

ケンゴマンたちが、沢山の経験で得たものから。本当は、バッグパックいっぱい詰め込んだくらいのものを、持って行きたかったのですが。
ものすごく深く、広く…
ケンゴマンには一生追いつけないし、追いつこうとも思わないし、学ぶ事は一生かけても尽きることはないでしょう。

喩えたら、ちょうど、手のひらに包めるだけ程のものですが。
凛として灯る小さな火種の様な、とても暖かく大切なもの。
持ち帰り、手放さないように生きて行きます。


宮崎で会った皆んなにも感謝です。
九州、ひょうたん市場、阿蘇の森…
また来ます!
本当にありがとうございました。

颯月(๑・̑◡・̑๑)

2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!