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[Of yours.] 完遂。

本日21時、最終章である『Hazy Daisy』のミュージックビデオが公開され、遂に夏の三部作 [Of yours.]が完結します。
https://youtu.be/zUeOhn1Bfv8

「Kitty」、「ミス・ブルームーン」、「Hazy Daisy」と、
postmanなりの、寺本颯輝なりのラブソングを三曲書き上げました。
「新鮮でいい!」「これからも書いてほしい」など思いの外、受け入れられてるようでよかったです。中にはそんなにラブソングじゃなくない?という声も頂き、確かに…と自分でも思ってしまいましたが、個人的には挑戦であり、実験であり、脱皮のようなものであったので反応がとても気になる次第であります。

でも無理したり、媚びたり、狙ったりは一切ないのでご安心を。納得いく三曲をリリース出来て大満足です。

最近はというとお察しの通り、良い気の抜け具合で曲を作れています。

生きているうちに答え合わせが出来る未来は一つしかないので、考え過ぎても、考えなさ過ぎても、期待し過ぎても、期待しなさ過ぎても結果はどれも同じような気がしています。
この諦念が希望か絶望かは、それを運命として受け入れられるかどうかでしかないのではないかと。

例えばこの世に100%で保証されているものは、「死」しかないという事実。
これを希望と取るか、絶望と取るか。それは「死」を受け入れられるかどうかでしかない。
僕は半年前くらい、ある出来事により「死」を受け入れた。
それからというもの変に一人で考え過ぎたり、悩みこむことが減り、とても気が楽になった。

"いつ死んでもいいように、やり残したことをなくそう!"なんて気負ったものではなく、どんな辛いことや苦しいことがあっても生きていれば着々とゴールに向かっていて、息をしているだけで、朝目覚めるだけで、運命の上を今日も上手に歩いていると気付いたからだ。

なるようにしかならないとはよく言ったもので、初めてこの言葉を聞いたときは無責任な励ましと思っていたが、24になってようやくこんなに安心できる言葉はないと感じられた。

誰にも癒せない傷もあれば、やり直しが利かない失敗も生きていれば時にはあるが、どれも運命と受け入れてしまえば、あとは歩き続けるだけ。それだけでいい。生きる意味なんて要らなかった。

そして幸か不幸か、面白いことに考え方も変わってゆく。

大失恋もこうして名曲を生むきっかけとなるしね。ヒソヒソ
あと語尾に"〜もまた一興"とかつければ、何とかなる。


足りないものだらけのまま声を枯らせ。

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