見出し画像

経営戦略は3つに分けないとわからない!?

前回の記事では戦略と戦術の違いについてかきました。

今回は経営戦略について書きたいと思います。

経営戦略経営戦略って聞くけど、その経営戦略って実は3つにわけることが出来るんです。

経営戦略はその3つがわからないとわかるわけないのです。

僕もそうでした。

経営戦略って考えてみるとすごい漠然としているんですよね。

だから、段階を踏んで理解をした結果経営戦略がどういうものかやっとわかりました。

この記事では、経営戦略について誰もがわかるように簡単に3つにわけて書きます。

最後まで読むころには、自分の会社の経営戦略がどういうものかをより具体的に調べることが出来たり把握することが出来るようになります。

まず、経営戦略は全社戦略・事業戦略・機能戦略に分けることができます。

1つ目の全社戦略は「会社が進むべき道」を決めることです。

例えば、A社がアパレルや飲食業など複数の事業を持っているとします。

その事業をまとめている経営層の人たちが、どの事業にどのくらい資産をつぎ込むかなどを決めて、どんな風に会社を成長させていくか考えていくことです。

また、その会社の事業戦略を先に決めてそれに合わせて全社戦略がとられる場合があるので全社戦略と事業戦略は相互関係にあります。

2つ目の事業戦略ですが、これは「会社の中の事業が進むべき道」を決めることです。

会社の事業、例えば飲食業を経営していく上で安さを意識するのか、味を意識するのか、回転率を意識するのかなどの「事業」が進む方向性について決めたりします。

そのため、会社が1つの事業しか持っていない場合は、全社戦略と事業戦略が一緒に考えられたりします。

3つ目の機能戦略ですが、これは「事業が進むべき道をどうやって進めるか」決めることです。

例えば、飲食業で安さを追及していくのであれば、その飲食業の営業がコストが安そうな企業と交渉したり、メニュー開発チームがコストを抑えたメニューを開発をするなどといった事業の中の各チームごとに練られる戦略が機能戦略です。

このように経営戦略と言ってもその言葉の意味を分解していくと様々な戦略が見つかると思います。

これをきちんと把握しないと自分の会社の経営戦略がわからなくなってしまいます。

まとめると、経営戦略は3つにわけることが出来ます。

全社戦略は「会社が進むべき道」です。

事業戦略は「会社の中の事業が進むべき道」です。

機能戦略ですが、これは「事業が進むべき道をどうやって進めるか」です。

この3つを意識して経営戦略を把握していきましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?