KinKi Kidsコンサート24451 The Story of Us

KinKi Kidsコンサート24451 The Story of Us 東京公演2日間、大阪公演2日目の3公演に参加しました。
大阪公演の帰り道にこれを書いていてまだ思い出すと泣きそう。
KinKi Kidsの2人とその周りの方々から発せられる力強い愛と優しさにものすごく感動しました。
東京1日目は2人からみなぎる緊張厳かなパワーに泣き、東京2日目は2人の仲の良さに泣いた。
そして今日、コンサートオーラスのアクシデントで垣間見えたキンキの強く美しい絆に、ダバダバ涙がでました。
KinKi Kids、とんでもなく愛情深い。
わたしは5万5千人のうちの1人にすぎず、2人は私の顔も名前も素性も知らないのに、確かに愛されてることを感じた!それに、私の愛も届いてるって思った。こんなことあるんだね。

キンキのドームは花道もバクステもなくてぎちぎちにお客さんが詰まっていて(カウコンみて気づいた)、これだけたくさんの人がキンキに会いたいって思ってクリスマスやお正月、家族や親戚にヲタバレする恥ずかしさやいろんなことを乗り越えて集まってるんだってことにまず感動する。
そして、トロッコで、2人が近づくと波のように変わる赤と青のペンライト。こんなに美しい景色をみせてくれることにも感謝したくなる。

以下は簡単な曲ごとの感想です。一部とばしてる曲あります。
全体として、若い頃から2人がもつ哀愁を帯びた歌声の魅力に、成熟した2人だからこそ力強さと寄り添うようなやさしさが加わって、本当に素晴らしかったです。

・The Story of Us
コンサートのオープニングを飾った曲。このスケール感、2人にしか出せない!2人が持ってるパワフルさ、みなぎる前向きなパワーを存分に浴びて、最高。
いまの2人を象徴してる曲なんだと思う。最強。

・硝子の少年
踊ってる2人が最高 KinKi Kids最高にかっこいい。古びなさがすごい。毎回歌ってると思うのに、毎回新鮮に感動する。

・スワンソング、薄荷キャンディー
永遠にわたしの大好きソングです。
松本隆先生の書く詩を表現するキンキが大好き。

・欲望のRain
なんか、40代の2人が歌うと、オンナ殺したんじゃないかとかなんかしら事件性を感じるほどに切羽詰まり感がすごかった つよしさんはエロくて光一さんはセクシー。色気がたまらない。最高。

・lOve in the Φ
音源で聴く1000000倍ライブが好き!
本当にかっこよかった。
サビの振り、そんなに難しい動きはしてないのに、2人がやるとほんっとうにかっこよくて、ダンスの本質を感じる。
本当にかっこいい人は何もしなくてもただそこにいるだけでもグルービーなのよ

・銀色暗号
5万5千人もその場にいるのに、キンキ2人以外は雪の粒になってしまったような密やかさがある曲だなと思う。今日も2人だけの神聖さが保たれてた。

・高純度romance
どの日もびしゃびしゃに泣きました。私の中でこのコンサートのベストだったかも。(アメラブ以外で)
東京2日目、光一さんの「流星群をみた夜更けに丘から見た街のあかり」の歌い方が最高でさらに泣いた 
「そんなとき背中を軽くポンと叩く君の手に救われたのさ」で2人がステージ上ですれ違うところにも泣いた。
それに「そんなときだじゃれで笑わせてくれたね」のところでは、2人がハマったジャンケンポンGOや玉置浩二のモノマネを思い出して、なんて2人にぴったりの歌詞なんだろうと感動。

・KANZAI BOYA
わたし、この曲を踊ってる光一さんが最高にセクシーでグルービーで好き 素晴らしくいい男だよ

・KinKi Kids Forever
東京公演が特に印象的で。
1日目、つよしさんのまわりをパタパタ走り回る光一さんが完全に天使だった。
光一さんがジャニーさんの姿を借りて「KinKi Kids フォーエバーだよ!」って言ったのにも泣いた。
2日目、つよしさんもジャニーさんになってコミカルだったけど、キンキの2人にしかみえない絆、愛を感じてじーんとした。

・愛されるより愛したい
結構時代感がある歌だと思うのに、今日も最高にかっこよくみえるの、本当にすごいと思う。懐かしのあの歌を歌いました感がない。すごいことだね。

・雨のMelody
なぜかこの曲でも泣いた!やっぱりキンキが歌うとドラマチック感が他の人が違うのとはひと味違う!恋人を森の中に埋めてるんじゃないかと疑いたくなる緊迫感。素晴らしい…

・Anniversary
それぞれの歌割りに合わせて手書きの歌詞が映し出される演出。
この演出で泣かないのは無理だよ…2人の愛がダイレクトに伝わってきました。
こんなん写経じゃないか。祈りがこもってたよ。

・Happy Happy Greeting(京セラだけ)
あの山下達郎に、コンサートに合わせてオーダーメイドでキンキに寿ぎの歌をあつらえたジャニーさんの愛情の大きさに驚く。
たしか宝塚劇場のカウントダウンコンサートに合わせてぎりぎりに作った曲(なかなかオッケーでなかった)という話を山下達郎さんが話してた記憶があって、一年中ずっと祝えるようにってオーダーだったって言ってたけど光一さんのお誕生日のために、そして光一さんのお誕生日を祝うつよしさんのためにお願いした曲なんだろうなあ…愛よ…

・Amazing Love
生がいちばん素晴らしいです!!明らかに、どんな歌番組の披露よりもいちばん素晴らしかった。

Amazing Loveは京セラオーラスで、光一さんのイヤモニにトラブルがあったみたいで、イヤモニを外して歌ってた。
カモンは省略してたし、Bメロを合わせるのは難しそうだった。
でも、Bメロが合わないことで、ああやっぱり毎回お互いの声を聴いて歌ってるんだなあって実感してむしろ感激してしまった。
なにより、歌い切る光一さんのかっこよさは筆舌に尽くしがたい。みなぎっていた。歌声がかっこよかった。壮絶に美しくてかっこよかった。
それをカバーするつよしさんは光一さんにきこえるようになのか、いつもより強くはっきり歌ってるように感じた。そのやさしさ・かっこよさもすごかった。やっぱりつよしさんはスーパースターだった。

東京では薔薇と太陽の前にちょっとヘッドホンの調子が…と話すつよしさんに、光一さんが「つらかったら止めてね。そういうのは嫌いじゃないから」と伝えたのに感動したけど、京セラではつよしさんがアクシデントに見舞われた光一さんをリードする様子に本当に感動してしまった。
ステージ上、たくさんのサポートメンバーはいるけど、やっぱり乗り越えるのはふたりきりで、もうこんなの屁でもないくらい数々の荒波をこえてきたんだってわかった。
そのあと、ここまでの3日間ではなかったアンコールを堂島孝平さんが先導してクラップした。堂島神が、「このまんまじゃ終われないよね!」って言って、ぶわーっと涙がさらにあふれた。
アンコールは紅白の衣装に着替えてのフラワーで、そのあとのつよしさんのあいさつ、光一さんがイヤモニ交換しながら時間をかけて着替えてたのを「ずっと裸でいるからフィギュアかと思った」と笑いを交えてたのにも泣き…高純度romanceの歌詩のようだった。
光一さんがくやしそうだったけど、つよしさんのことばでふっとほどけたのを感じた。
光一さんはそのあとつよしさんに「これからもよろしくお願いします」って言っていて、それにつよしさんが「今ここで言う?…はい」って答えたのにも泣いた。
本当に最強の2人だった。

この公演を通じて、KinKi Kidsがいかにキンキのコンサートに集うファンや、コンサートが作り出す空気感を愛してるのかを知った。
その景色は、KinKi Kidsじゃなきゃ叶えられないもので、だからこそKinKi Kidsの可能性を感じてるんだろうな。
剛さんの持つ圧倒的なボーカルの力。光一さんの放つ圧倒的に華やかなオーラ。どちらもそれぞれのコンサートや舞台でも存分に味わえるけど、でもやっぱりその圧倒的なスターふたりがふたりの可能性を面白がって大切に作ってるステージだからこそKinKi Kidsはすごいんだと思う。
2022年大晦日に掲載された讀賣新聞のインタビューで、つよしさんがキンキの歌声を「舞台で培われた光一の発声とソロのライブで培われた自分の発声の合わさる独特の魅力」について語っているんだけど、それにすごい納得した。
つよしはソロでファンクをやってる/光一はソロでミュージカルをやってる じゃなくて、ファンクやってる堂本剛とミュージカルやってる堂本光一がキンキをやってるから面白くて、それぞれの活動を分ける必要ないんだなと。

それから、光一さんがカウコンで「自分を見てほしいファン」が理解できない話をしてて、本当にこの人(たち)はいわゆる愛嬌のあるファンサービスじゃなくて自分達のつくりだすステージで人の心に寄り添いたいって信念があるんだなって改めて感服した。

2人はキンキのファンを、キンキのステージを通してみれる景色を、キンキの音楽を叶えてくれるミュージシャンや作詞・作曲家を、2人を出会わせてくれたジャニーさんを、そして、KinKi Kidsを続けたいと思えるほど頼もしくそして魅力的なお互いを心の底から愛してるんだね。AmazingなLoveしかないね!って完全に感動したコンサートでした。
この先も楽しみです。
La La Love! La La Love! La La Love!
La La Love! La La Love!

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