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知識は武器

「アホになるなよ。頭を使え。」

毎週のように大阪から東京に通い始めて
早3週間目。

夏の豪雨と荒れ狂う雷を背後に
モデルの先輩はその言葉を何度も口にした。


頭が良いって、一言で言うけれど

・勉強ができて成績がいいこと?
・頭の回転が早くてトークが上手いこと?
・地頭が良くて、どんな事にでも臨機応変に対応できること?

どれも正解ではあると思うが
これって生まれつきで得たものではなくて
個人が育ってきた環境や後天的に得たものだろう。

つまり、”経験値”が頭の良さに
直結するのではないかと思う。


日本人はアジアで一番学ばない国だ、
と、数年前に出会った誰かが言っていた。


頭の良さと、私がなろうとしているプロモデル
何の関係があるのか?

関係大アリだ。

モデル業は個人事業主
いわゆる自己プロデュースのオーナー業である。

考えるべきことは

・そもそもなんでモデルやりたいの?
・モデルやってどうなりたいの?
・どのマーケット(市場、ジャンル)を狙うの?
・そのジャンルはどんなモデルがいて、どんな特徴があるの?
・エリアは日本?アジア?欧米?
・宣材写真はどんな意図でどんなものを準備するの?
・今の自分の強みと弱みは?
・短期と長期で見たPDCA


…思いついて整理しただけでもこれだけある。

加えて、先輩は
自分を露出する場所は選ばないといけない、と言っていた。
所謂、ブランディングというやつだ。

近年はイベント形式のショーが増えていたり
モデルが参加費用を払って参加したり
モデルとしてのスキルや体格が全く関係ないものも増えている。

これは、結局自分が「いつまでに・どうなりたいか」
ということが明確であれば
今この露出をすべきなのかどうか、
この仕事を受けるべきかどうかの分別ができるだろう。


結局、これも業界のことや、傾向を知らないといけないので
知識が武器になるのである。

そして、教わったことを体現できるようになって初めて
自分の技術になる。

SNSで数字を持っているのも実力、
(ただしフォロワーが多ければいいというわけでもない)
現場やキャスティングでの立ち回り方を知っていることも
また実力のうち。


さっさと海外のエージェントをリサーチしないと。

2025年秋冬シーズンのチャレンジへの準備は
もう始まっている。

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