飽き性な自分を愛してつるっつるな私になる

飽き性？チャレンジャー？
ずっと一つのことを続けることが苦手でした。
昔から何をやっても数年で飽きてしまいます。

だから習い事も夢中になってやっていたと思いきや急に冷めてやめてしまう。

趣味も特技も特にないまま、この年齢になってしまいました。

ただ、その分新しいことへのハードルも低く、とりあえずやってみようと挑戦することはできたりします。

今回は「あれ？飽き性も捨てたもんじゃないかも？」
そんな風に思えた新しい視点について書いてみようと思います。

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昔、あるタレントさんが本で
「飽き性はクリエイティブ」と言っていてちょっと救われたような気持ちになったのを思い出しました。

私自信は何かクリエイティブにできるほどのことがありませんでした。
だから、「そうなのかなぁ」と、そう信じたいけど、信じきれないというような気持ちになって悲しくなったのを覚えています。

そんな私が唯一長く続いていたのが客室乗務員を目指すということでした。

空が好き、飛行機が好き。
ただそれだけで目指し続けた客室乗務員という職業。

だけど、そんな夢も結局冷めてしまったんです。

だから、そんな現実に、自分の飽き性ぶりにうんざりしてしまいました。
ずっとそんな飽き性な自分が嫌だったけど、「もっと嫌になる」
そう感じました・・・。

この仕事だけは、飽きることなんてないだろうと、続くだろうと思っていただけに、さすがにショックでした。

ただ色んな理由がある中でも、一番の理由となる感情を紐解いていったら、
結局残ったのは前向きな理由だったんです。それは、

違う世界に挑戦したい

という理由でした。

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先日YouTubeで「若々しくいる人は沢山挑戦している」という話をしていて、なるほどと思いました。

その方は「挑戦をしないとウズウズしてきて魂が腐るような感覚になる。」とのこと。

この話を聞いたときに私は「わかるー！」と思ったんです。

なんでそう思ったのか考えてみると、私が何かに飽きるときの感情と繋がっていると気がつきました。

私が何かに飽きるとき、基本的にはもっと違うことに挑戦したいと思うときでした。

私は初めてのこと、経験のないことに挑戦すること、どうなるかわからないことに挑戦する感覚が楽しいんです。

私としては、一つのことを続けて極めていくこと、プロフェッショナルになることに憧れもありますが、どうしても続けるための集中力とパワーが続かない…。

そんな自分にうんざりしていた時期もありますが、よく考えてみると新しいことにチャレンジして、新しい世界を知ることにワクワクしている時が一番私らしくあるように感じます。

JAL再建に携わった京セラ創業者の稲盛和夫さんの著書「生き方」を読んだ時、恐れ多くもわかると思ったお話がありました。

それが、「魂を磨く」ということでした。

生きている間に少しずつ、自分だけの正しさを身につけ、行動し、魂を綺麗に磨いていくことが大切だと・・・。

中学生のとき、多感な時期で友人関係に悩み、自分のアイデンティティに悩み、本当に辛かった時期がありました。

その時にふと、ガラス玉をピカピカに磨くイメージが浮かんだんです。

そうやって魂を磨いて、自分を内側から輝かせることができれば、私は自信を持って生きることができるとそう感じました。

その後、周りがどうかというものさしではなく、自分と自分の大切な人がどう感じるのかをなるべく一番に考えるようにし、行動に移してきました。

そして大人になるにつれ、より自分の心に従うことの重要性を感じるようになったのです。

色々な状況の人がいるからこそ、いつも自分の考えだけで好き勝手行動できないことはわかっています。

ただ、一方で周りのために自分を犠牲にする必要はないんだとも感じます。

何かと挑戦をする時、少なからず家族には迷惑や影響を与えてしまいますが、申し訳ないという思いが生まれる分、覚悟ができます。

迷惑をかけてしまうかもしれないけど、その分全力で頑張ってみよう。と、
そう思うわけです。

色々な挑戦をし、色々な世界を知ることは知見を広げるだけでなく、自分の人生に豊かさを与えてくれます。

そんな挑戦を繰り返し、色々な世界の幅広い知識や経験を積み重ねたとき、また一段と成長ができると思うのです。

少しずつ成長して、魂を磨いていく。

そうして、つるっつるになれればなぁと今は思います。

そのためにもやっぱり挑戦は大切だなと思うと、飽き性も悪くはないのかもしれないと思うようになりました。