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【佐塚真啓個展「おばけ館_美術やしき」通信_03】20230609

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【佐塚真啓個展「おばけ館_美術やしき」通信_03】
20230609
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●会期:2023年8月8日〜9月24日
[休館/月曜日](10:00~17:00)
●場所:せせらぎの里美術館
https://www.okutamas.co.jp/seseragi/
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「美術」という言葉は、
檻の中で閉じ込められている。
解放してあげなければ!という半分冗談、
でも、半分は本気な話から、
美術解放運動をやることになりそうだ。
個展とは関係ないが、、
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絵を描く事、物をつくる事が「美術」
視覚芸術・造形芸術が「美術」
描かれた絵、つくられた物が「美術」作品。
絵を描く事、物をつくる事を教えるのが「美術」教育。
描かれた絵、つくられた物が並ぶのが「美術」館。
「美術」は描く人つくる人、それを見たい人だけのもの、
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そんな概念の檻に閉じ込められた「美術」は、
本当は、もっと多くの状態や物事のありようを指す言葉なんじゃないか?
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なんだか10年以上、
美術、美術、美術、ずっと言っている気がする。
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美術解放運動については、
またいつかちゃんと発信したい。
そもそも、「美術」を解放してしまっていいのか??
なんだか、少し面白くなりそうな予感がしている。
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テレビで、「ジェンダーアイデンティティー」という言葉を
法律の中で使う、使わない、の話をしていた。
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明治期、「アート」や「クンスト」という言葉が入ってきた時に、
よくわからないから日本語に置き換える必要を感じて、
「美術」「芸術」という言葉が生まれた。
そうやって、外の概念を、自分たちの言語の中に
咀嚼して取り込んでいった時代があった。
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今、「ジェンダーアイデンティティー」という言葉を咀嚼しないで、
マルっと飲み込もうとしているようにみえる。
はたして、今の日本でそれができるのか。
なんとなくでマルっと飲み込んだものを血肉にできるのか。

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町田市立国際版画美術館に行ってきた。
版画というメディアについて考えた。
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[メディアとは、媒体、媒質、伝達手段、中間などの意味を持つ英単語]
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もう、普通に「メディア」って言葉は使っちゃうよね。
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