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サツダイのオープンキャンパスレポート #01

「話せる、大学。」をテーマに掲げる札幌大学では、オープンキャンパスでも、高校生と保護者のみなさまが現役学生や教員、職員との会話を通じて、リアルなキャンパスライフをイメージしていただけるような企画を提供します。今年は3月から11月まで全7回の開催を予定しています(うち2回は実施済)。

本学のオープンキャンパスでは、最初にウェルカムガイダンスで全体説明を行った後、体験授業や学生による専攻説明、キャンパスツアー、保護者説明会など、参加者のみなさまがそれぞれの目的に合わせて自由にご参加いただく形式を取っています(各回提供プログラムが異なります)。また、隙間時間に立ち寄っていただける「札大生と話そうコーナー」や「教員による専攻説明会」なども随時開催。参加者のみなさまの質問にスタッフが全力でお答えします!

▶大学公式サイトにオープンキャンパスの全体レポートを掲載中

[次回は6/29!!]第2回オープンキャンパスご参加ありがとうございました

今回こちらのnoteでは、5月25日(土)に開催した第2回オープンキャンパスから、特別企画「私たちのサツダイライフ~留学編~」の内容をピックアップしてレポートします。

「私たちのサツダイライフ~留学編~」

「私たちのサツダイライフ」は、現役札大生によるスペシャルトークショーで、オープンキャンパスごとにテーマが異なります。今回は「留学編」。英語専攻4年の学生2名がそれぞれ体験した交換留学について報告会形式でトークを行いました。(今後のオープンキャンパスでは、課外活動編や就職編、国内留学編なども予定しています。)

菅原花さん(札幌大学英語専攻4年)の韓国留学ストーリー

▲英語専攻4年の菅原花さん

菅原さんは、昨年度(2023年度)1年間、韓国の中央大学校で交換留学生として学びました。中央大学校はソウル特別市内にあり、ソウル中心部を流れるハンガン(漢江)の近くに位置します。

▲「とても綺麗で、留学中何度も見に行った」という菅原さんおすすめのハンガン(漢江)の夜景

札幌大学に入学した理由の一つが交換留学だったという菅原さんからは、主に交換留学のメリットについてお話いただきました。

交換留学とは、留学先で取得した単位を自分が通う大学の単位として認めてもらえる制度のことを言います。そのため、在籍する大学(札幌大学)への学費を納入することで、留学先の学費が免除となるほか、休学せずに留学できるという点が大きなメリットだと菅原さんは感じたそうです。菅原さんのように1年間留学したとしても、卒業に必要な単位を修得していれば4年間で大学を卒業することも可能となります。

韓国ドラマを観ることが好きな菅原さんは、英語専攻ですが英語圏ではなく韓国に留学しました。「文化を体験する」「リアルな韓国を見る」「韓国人の友達を作って韓国語で会話をしたい」などの強い思いを持って韓国へ出発したそうです。行く前は不安や心配ごとがたくさんあったと言いますが、現地では人に恵まれ、たくさんの思い出と貴重な経験ができたと言います。中央大学校には世界各国から留学生が来ていたので、国や文化の異なる仲間に囲まれて生活する中で、他者を理解し、尊重することができるようになったことも留学による大きな収穫だとお話されました。

ほかにも、留学先での年間スケジュールや日課、大学祭の様子、日韓の大学の授業の違い、休日の過ごし方などのお話から、菅原さんが大変充実した留学生活を送られたことが伺えました。どうやって友達を作ったかとの質問に対し「とにかくたくさん話しかけること」とアドバイスもいただきました。

野村柊友さん(札幌大学英語専攻4年)のアメリカ留学ストーリー

▲英語専攻4年の野村柊友さん

野村さんは、昨年度(2023年度)秋からの半年間、アメリカ合衆国にあるBall State University(ボールステイト大学)で交換留学生として学びました。ボールステイト大学はアメリカのインディアナ州のマンシー市内にあり、広さはなんと東京ドーム約116個分相当。広すぎるキャンパス内は、バスやキックボードで移動する学生も多かったそうです。

札幌大学に入学する前から留学したいと考えていたという野村さんからは、交換留学に必要な費用や学力基準、リアルな生活のことなどを具体的にお話していただきました。

▲「現地ではインプットと同じくらいアウトプット量があって英語力が大幅に向上した」と野村さん。

札幌大学では、交換留学を申請する際に修得単位数を含む学業成績やTOEFL(英語圏のみ)の点数などの選考基準があります。野村さんは大学1年生の頃からTOEFLを何度も受けて点数を積み重ね準備を行ってきたそうです。また、留学先の学校にもさらに高レベルな基準値があったり、現地到着時にもテストが課されたりするなど、英語力についてはとくにシビアに判断されます。

留学前準備としては、勉強だけでなく、アルバイトや留学先の地域のリサーチ、予防接種、ビザやパスポートの準備などを行います。それぞれにかかる費用についても教えていただきました。

「さまざまな国籍の友達を作る」ということも留学の目標の一つに掲げていたという野村さん。クラブ活動やサークル、ホームパーティーなどに積極的に参加したことによって、友達がたくさんでき、一緒にジムに通ったり、趣味のバスケットボールを楽しんだりと思い出深い時間を友達と一緒に過ごしたそうです。そんな経験から「心を開いて留学すると友達はすぐできる」というアドバイスをいただきました。

▲キャンパス内にある本格的なスタジアムでゲームを観戦したことも。日本とは比べ物にならないくらい広大なキャンパス環境や寮での生活のこと、長期休暇の過ごし方などもお話いただきました。

最後は、留学にかかった費用を全て合算した金額をお知らせいただき「大きな金額ではあるが、アルバイトなどを頑張れば手が届く金額でもある」と野村さん。「留学の経験は自分の人生の中で大事な経験だし、就活でも強い武器になると思う。挑戦したい気持ちがある方は、入学後すぐに相談、早めに準備を始めてみて。」と力強い励ましの言葉をいただきました。また、語学力についても「日頃の授業を大切にすれば大丈夫。自主学習では自分はとくに話すことにポイントを絞って取り組んだ」と経験談も教えていただきました。

参加者からは「自分も留学したいと考えているが、今回のトークショーを聞いて良いモチベーションになった」「とくに費用のことなど現実的なお話が聞けてよかった」などの感想が寄せられました。

札幌大学の国際交流活動について

札幌大学では、学生が自らの専門分野を海外で発展的に学ぶことや、異文化社会への適応力と多様性への理解を養うことなどを目的として、国際交流活動の推進に取り組んでいます。現在、海外11か国・地域の41大学と交流協定を結んでおり、在学生は交換留学生として1年間または半年間それらの大学で学ぶことができます。また夏休みや春休みを利用した短期プログラムも用意しています。

キャンパス内にはアメリカや韓国、中国、東南アジアなどからの留学生も多数在籍し、学生ボランティア団体「国際交流ひろば」が外国人留学生のサポートや交流イベントの企画運営を担当。学内での国際交流活動も積極的に行われています。

札幌大学の各種留学制度について

おわりに

今回は5月25日(土)に開催された第2回オープンキャンパスから、特別企画「私たちのサツダイライフ~留学編~」の内容についてピックアップしてご紹介しました。札幌大学の次回のオープンキャンパスは6月29日(土)を予定しています。引き続き、たくさんの高校生とその保護者のみなさまのご参加を心よりお待ちしております。

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