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1冊の絵本をきっかけに大阪へ。こども本の森中之島に行ってきました。(2024/9/30)

先日、子どもたちと大阪・京都へ2泊3日の旅行をしてきました。

なぜ、大阪を目的地にしたかというと、夫が以前、大阪出張のお土産で買ってきてくれた絵本『いたずらのすきなけんちくか』で出てくる図書館に行ってみたかったからです。

建築家の安藤忠雄さんが原作者のこちらの絵本。

おとうさんと一緒に本の森にやってきた子どもたち、図書館の中にある不思議な小道を探検しているうちに黒い服のおじさん(=安藤さん)に会い、どうやって使うのかがわからない不思議な”くうかん(空間)”をどうして作ったのか疑問をぶつけていきます。

この絵本は、2020年にオープンした『こども本の森 中之島』との連動企画で出版されたそう。

この絵本を読んで、我が家の子どもたちは「くうかん、行ってみたい!」「黒いふくのおじさんに会いたい!」と実物を見たくなった様子。

私も行ってみたい場所のひとつだったので、(ちょうどマリオットボンヴォイの無料宿泊特典の使用期限が迫っていたこともあり。笑)こども本の森 中之島を目的に大阪旅行を計画したのでした。



こども本の森 中之島

絵本の表紙に出てくる青りんご!

こども本の森のシンボルとなっている青りんご。なんで青りんごなんだろう!?と思っていたら、ちゃんと説明文が書いてありました。

サミュエル・ウルマンは「青春」の詩の中で、
青春とは人生のある期間ではない、心のありようなのだ、と謳いました。

失敗を恐れることなく困難な現実に立ち向かう挑戦心。
どんな逆境にあろうとも、夢をあきらめない心の逞しさ。

身体・知性がいかに年を重ね、成熟しようとも、この内なる若さを失わなければ、人は老いることなく生きられるというのです。

建築家 安藤忠雄(こども本の森 中之島)


学ぶことや挑戦することは、孤独を感じたり、つらく苦しい局面もあるけれど、その経験も糧にしていく逞しさを持っていよう。その逞しさこそ価値なんだよ。時には苦しい道のりの途中で、本が知識として役立ったり心の支えになることもあるよ、本との出会いを楽しんでね、というメッセージ性を感じました。


絵本に出てきたなぞの”くうかん”も発見!

安藤忠雄といえばコンクリート!
思わず入りたくなります。


この大きな階段では、座って絵本を読んだり少し休んだりと自由な使い方ができます。京都駅の大階段みたい。
私たちが来館した日は、絵本の読み聞かせも行われていました。

子ども用の椅子もたくさん配置されているので、気になる絵本があるとすぐに落ち着いてページをめくることができます。

私は絵本が大好きなので、ずっといられる空間でした。

子どもたちと一緒に楽しみたい絵本をたくさん見つけたので、この秋は読み聞かせの時間を楽しみたいな。


大阪ステーションホテル

アメックスの無料宿泊特典を使って、今回泊まったのは今年の夏にオープンしたばかりの大阪ステーションホテル。

大阪駅直結というアクセスの良さが子連れには便利。KITTEとも直結しているので、夕食に出るのも楽でした!(夕食はKITTEの串カツだるまへ。食後はエレベーターに乗ればお部屋に戻れるので気が楽でした)

ゴミ掃除をしているうちに長針と短針が動いていくという時計。永遠に見ていられます笑
雰囲気のある廊下を通ってフロント階へ
大阪駅の歴史を感じさせる飾りがそこここに。


普段は田舎暮らしで高い建物を見ることがないので、高層階に大興奮の子どもたち。
子ども用のパジャマの用意もあったので、助かりました。

映画ロストイントランスレーションを思い出すのは私だけ?!


写真はありませんが、ウェルカムドリンク・スイーツとして出汁や飴ちゃんが用意してあるところにも大阪を感じました。


よしもと漫才劇場

Eテレのわらたまドッカーンというお笑い番組が大好きな子どもたち。

せっかく大阪に行くのでよしもとも見てみよう!とまずは新喜劇を予約しようと思いましたが、直前ではもはやチケット取れず。行かれる方は余裕を持って予約することをおすすめします。

そこで今回はよしもと漫才劇場に行ったのですが、結論から言うと3歳4歳には早かった(笑)。
すぐに飽きていたので途中で退散。滞在10分足らず(涙)。まぁしょうがないですね。

ちなみに、公式サイトによると、赤ちゃん(未就学児)は通常の公演は入場可能、番組収録や配信を行う公演については入場をお断りする場合があるとのことでした。


おまけ(京都少しだけ) プチレストランないとう

今回は京都にも少しだけ立ち寄ることができました。

学生時代は京都で過ごしていた私。京都に住んでみたくて京都の大学を選んだくらいには京都が大好きです。

ランチではずっと行きたかったお店、”プチレストランないとう”に行くことができました。

プチレストランないとうは洋食屋さんで、ハンバーグとメンチカツを大人がオーダーし、子どもたちと取り分けしました。
お店の雰囲気も接客もあたたかく、子どもたちにも気さくに話しかけてくださってありがたかったです。

お惣菜も販売されているので、お土産にもよさそう!

お出迎えしてくれる豚さんがかわいい


今回は1冊の絵本をきっかけに、大阪・京都へ行くことになりました。1冊の本から世界が広がっていくこと、子どもたちがいつか体感してくれたら嬉しいなぁ。


旅行の目的地が決まったら、食べるものや行く場所をリサーチするのに、noteの検索を使うことがあるのですが、このnoteもどなたかの大阪・京都旅行の参考になると嬉しいです。


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