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コレがない子どもは受験に必ず失敗します【プロフィール②】


前回の記事で、読書で「考える力」を身に着けたと述べました。中学受験でよく言われる考える力を身につけるには、本を定期的に読むことすなわち読書習慣が必要です。

読書習慣がないと中学受験を突破することは難しいでしょう。

私がどうやって活字中毒になるほど読書が習慣化したのか、その遍歴を小学生からご説明します。


きっかけは母親たちの読み聞かせ会



私が読書に親しむようようになったのは、小学1年生の時、母たちが近所の子どもたちを集めて開いた「読み聞かせ会」でした。


集団登校の同じ班の母親たちが月1回、自宅で持ち回りで開いたものです。
さすがに何を読んだかは覚えていませんが、会に参加するとお菓子をもらえるので、お菓子目当てに参加したことを今でも覚えています。



母も自分の主催会のために、熱心に本を探したりしていました。また私たち兄弟が寝るときに(私には2歳下の妹がいます)、よく本の読み聞かせをしてくれました。


まだ字もろくに読めない小学1・2年生が本に親しむには、親の読み聞かせが大切です。読み聞かせは音読です。



まず音声から本に親しみ、文書の正しい読み方を大人から学ぶことは、子どもの読解力の基礎を鍛えるのに役立ったと思います。

小学2年生になると読み聞かせだけでは飽き足らず、自分でも本を選んで、読んでみたくなりました。


移動図書館に夢中になる




そこで母に連れていかれたのが近所の公園に来ていた移動図書館です。





小学低学年は自分で本は選べません。使いこなせる語彙が少なく読解技術もまだまだ未熟なため、興味ある本の判断がつかないからです。


だからなのか小学1.2年生のころに学校の図書室を利用した記憶がありません。本はもっぱら買うよりも知り合いから借りることが多かったと思います。


子どもが最後まで読むかわからない本を買うのは、ハードルが高いとお考えのお母さんは、移動図書館で本を借りることをお勧めします。


移動図書館は図書館の小型版なので、持ってきていない本は在庫にあればリクエストすることが出来ます。


移動図書館は小学3年生から学校の図書室を利用するようになったので、あまり利用しなくなりました。ただし近くに図書館はなかったので、移動図書館で数回リクエストした記憶があります。


今回は小学2年生までの読書体験を説明しました。ポイントは親から強制されたわけではなく自然な流れで読書に親しんでいったということです。

自然な流れで平易な本から、徐々に難しめの本にステップアップしていったおかげで、飽きることなく読書習慣を身につけることが出来たのだと思います。


次回は本格的に読書をするようになった小学3.4年生の読書体験(遍歴)
について書きます。

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