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ならいごとの旅

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世界の小さな村を訪ね、保存食や手仕事など昔ながらの知恵を学ぶ旅の記録
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#観光

究極のslow food葛の根からの葛粉づくり

とろみつけに使われる葛粉、どうやって作られているか知っていますか?葛という植物はどこにでも生え、堤防や道端に育っているのを見かけたことはあると思います。でも、だれも、その根を掘り出し、葛粉をとろうと思う人はいません。 ものがない時代は、それが、大事な栄養源でした。わらびの根や、タピオカ、さらには毒のある彼岸花の根まで、人は食べてきたのです。その苦労を味わいながら、本葛の貴重さを知ろうというのが今回のワークショップ。吉野葛の本場、奈良県宇陀での大実験です。 本気の葛の根掘り

ならいごとの旅 in 台湾 (6)山に生きるルカイ族の民族植物と愛玉づくり

ルカイ族の集落で愛玉づくり数年前、台湾の屋台で初めて愛玉という植物のことを知り、なんとか現物と加工の様子を見たいと思っていましたがやっと実現しました。 愛玉のタネからペクチンを取り出し、ゼリー状に固めた物が屋台でもよく見られるオーギョーチ。 そしてこれがそのタネ。 愛玉の樹(学名:Ficus awkeotsang クワ科イチジク属)は、台湾の固有種で、主に南東部の山間地帯で育てられているようです。 屏東からバスで約1時間。今回おじゃましたのはルカイ族が多く居住する高雄

いまどきのチャイナ(4)「無用」のデザイン

ファッションブランド「無用」のショールームで働く友人の案内で文化創意圓77へ。 発起人はもともと高名なデザイナーであった馬可さん。ファッション業界に疑問を抱き、しばらく活動を休止して、農村を旅する。今や見捨て去られつつある「無用」のものを探しに。 北京のショールームは彼女のコレクションを集めた生活空間のミュージアム兼ショップになっていて、「無用」の手仕事が現代に蘇る。建物は「テーマ展示」「家」「真味 Real Food」と3つに別れ、「家」に展示される洋服や生活用品等、1点

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岩茶のふるさと武夷山を尋ねて

【中国フードツアー#05】武夷岩茶を学ぶ壁のない"暮らしのミュージアム"

たまに同行者募集してます食の旅。発酵食品や農家、陶芸家、尺八の演奏者など訪ね、茶園に泊まり込み、村の人たちと語り合い、飲み明かし(茶を)、全国から集う中国の茶業関係者たちとともに岩茶の合宿クラスを受ける。そして、岩茶のふるさとと言われる武夷山の岩山に登ってきました。 壁のない暮らしのミュージアム"無壁博物館"の活動大紅包評茶会での金賞農家でもあり、「壁のない暮らしのミュージアム」を提唱するメンバーでもある応紅さんの農場で3 日間滞在し、岩茶について学んできました。 「壁の

中国で金縛りにあったら中国語だった件

中国で金縛りにあった。 関空閉鎖による帰国難民問題でぐったりして考える余裕もなく空港近くの安宿を適当にとった。 するとですよ。テレビに出てきそうな「ヒュードロドロドロ〜」って音がどっからともなく聞こえた。窓がなく真っ暗で、天井にはヒビが入っていた。疲れてたので、部屋を変えてもらう気力もなく、そのまま寝たら金縛りにあった。 一年に数回くらいなのですが、金縛りになると色々見えるタイプなのだ。日本では、子供達のかごめかごめの歌声が聞こえたり、女の人が窓から入ってきたりするわけ

【中国フードツアー#03】お茶に酔う!馬連道究極のお茶ツアー

3000軒のお茶関係店舗が連なる「馬連道茶城」 朝から約6時間、ふらふらになりながら15種類の茶を飲み続けるという究極のお茶ツアーに参加してきました。 茶馬古道が茶を運んだ道なら、「馬連道」は全国の茶が集まる集結地。いわば、「茶の築地市場」だ。約3000件の茶問屋、茶菓子、茶道具、パッケージ屋さんまで、茶に関するあらゆる店がずらりと並ぶ路地は圧巻。 もちろん、一人でも回ることはできますが、つてが無いと、もはやどこに入って良いかわからない。しかも、5階建ての同じような問屋の