ならいごとノート:十津川村で「ゆべし」を習う
ゆべしは柚をくり抜いて、味噌やクルミ、山椒を詰め込んで藁にまいて半年ほど熟成させる保存食。今でも和歌山や奈良の農山村に伝わっています。ゆべしというと、スイーツの餅が先に浮かぶ方が多いかもしれませんが、かつては武士の携行食として戦場に持って行ったという味噌の保存食。作ってみるとわかるのですが、「柚餅子」と呼ばれるのはゆず自体が餅のようにもちもちしてきます。
<ゆべしができるまで>
十津川村でゆべしづくりを習う最寄駅からバスでゆられること3時間。
平均年齢70歳、7世帯の住民