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アジア民族の食卓誌

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発酵、保存食のフィールドノート
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#旅

マニアックすぎる本屋「台湾文庫」新本が入荷しました。

里山文庫では、2012年から失われつつある農村文化を学びに、ブータンやインド、東南アジア、台湾を中心に全国の農村を訪ねた記録をまとめたジャーナルとして、おじい、おばあから学んだ手仕事や保存食、植物の知恵を公開してきました。連れて行って欲しいという要望が増え、アジア農村ならいごとの旅への同行者をときどき募集しています。 その中でも、台湾で収集した書籍や資料を展示した「台湾文庫」を奈良の古民家でオープンしました。食と農と手仕事がテーマで、マニアックなラインナップを揃えています。

再生

発酵建築 Fermentation Architecture

微生物が発酵する環境づくりをテーマにデザインされた「発酵建築 Fermentation Architecture」。 ニューヨークで建築を学んだキムさんが、マッコリを作っていたお祖母さんの家で、発酵する建築を科学的に研究してできた家。 いつか見に行きたい場所です。 コリアヘラルド http://www.koreaherald.com/view.php?ud=20161110001076 ブログ http://minapark.com/journal/2016/10/20/fermentation-in-the-family

【中国フードツアー#04】福建客家土楼で学ぶ食の知恵

たまに同行者募集している食をめぐる旅。客家土楼編です。 参加を検討してくれていた方はこれまでにもあったのですが、なかなか都合が合わず、今回は初めて日本から同行者が来てくれました!! 客家の保存食が面白い。台湾に通っているときから、本場の客家の食のことを聞きたくてようやく実現。土楼に泊まり、糯米の酒を作ってる酒坊を訪問してきました。 土楼はアパートだと思っていたけど、むしろ街でした。 最大600人住んでいる土楼もあって、長がいる。みんな一族なのだ。 4階建になっていて、