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中学生がつくるカフェ①「カフェ ブーケ」

里山百手プロジェクト、第七回からは、4チームからなる「地域に感謝を伝える一日カフェ」を順次開店していきます。
どんなカフェにするかを検討した授業の様子は、下記の記事をご確認ください。

一店目は「カフェ ブーケ」のチーム。

テーブルセットは手づくりのメニューと、マスクケース、コースター。折り紙でつくった花で彩りを添えて。

店内には南摩地区の風景の写真を飾り付けて、地域愛を表現しました。
時間もない中でしたが、みんなで一所懸命準備して当日を迎えました。開店時間の30分前に集合。テキパキと空間づくりを進めました。
この日ご招待したのは、お囃子を教えてくださっているボランティアの方々や、地域の草刈りをしてくれている方々、点字を教えてくださる方々、コミュニティセンターの職員さんなど。
直接的、間接的に受けてきた地域からの贈与を再認識し、カフェでのおもてなしを通して感謝を伝えます。

お出迎えの様子。

「こんにちは!いらっしゃいませ!」

お客様が席に着いたら、ここではどんな感謝を伝えたくて今日までどう準備してきたのか。どんな時間を過ごして欲しいかを、ご挨拶と共にお伝えしました。

ご提供するメニューは、コーヒー、プリン。これは講師が用意するので、時間の都合で4店舗共通です。お土産に、テーブルセットで用意したものに加えて、食べ終わった頃に折り紙で作ったお花のブーケ(見事でした!)。

コーヒーはラテにして、器用な女子生徒が手描きでかわいく。

お客様と積極的にコミュニケーションを取りながら、丁寧に接客することを心がけました。

食べ終わったお客様の席を回って、一緒に写真撮影。ここで撮った写真は印刷して後日お客様にお渡しします。

全てのお客様と写真を撮ったら、締めのご挨拶。
お忙しい中集まってくださったことに感謝して、お土産のことも丁寧に説明しました。

お見送り。
皆さん終始笑顔で過ごしてくださいました。カフェブーケ、いいお店だったよ!

この授業の狙いは、今まで自覚的に、もしくは無自覚のうちに地域から受け取っていた贈与に改めて気づき、受け取り、地域と出会い直すこと。そしてその返礼を、今の自分達にできるアイディアや工夫、そこに真心を乗せて表現してみること。それらを通じて、地域への愛着を感じたり、自分の暮らしを見つめる解像度を高めることです。
付随して、普段の学校の教室では体験できない"店舗を運営してみる"ことを通じて、生徒のみんなの中に興味や衝動のタネが芽生えたらいいなぁと。
そして何より、みんなにとって良い思い出になってくれたら最高です!
カフェブーケのみんな、お疲れ様でした!
来週はどんなカフェかな。楽しみです。

里山百手プロジェクト 第七回
講師 福田大樹

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