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待てない親、待てる親

実は、お盆前にコロナに罹り、体調不良が続く日々でした。予定していた夏休みの体験会も止むを得ず中止となり、とても残念に思ってます。楽しみにして下さっていた方、スタッフ関係者の皆様申し訳ありませんでした。次の企画、楽しみにお待ちくださいませ。

さて、同時期にコロナ発症した家族や友人達も長引く症状に悩まされており、改めて健康である日々の有り難さが身に沁みている次第です。
コロナの後遺症というのでしょうか、余りに体調不良が続きすっかり精神的にも参っていましたが、そんな中友人が久しぶりに電話をくれて、彼女の息子さんの近況を教えてもらって、なんだかとっても元気をもらったので皆さんにシェアしたいと思います。

彼女の息子さんは現在通信制高校に通う1年生。
小学校の中学年頃から学校に行かず、ホームスクーリングを選択していた彼は、いわゆる学校のお勉強はほとんどせずに自分の興味関心のある事に没頭する日々を送っていました。

それはそれは清々しいほど、自分の興味ある事を掘り下げていて、どんな風に成長していくのかとても楽しみでした。そしてそれを一番近くで見守る母である友人が、そんな彼を受け入れて、学校に行かないこと、机上の学びをしていないことなどへの、焦りのない様子を目の当たりにして、すごいなと感心するばかりでした。

しかし、私の娘が彼と同じ立場になって感じるのは、本人より母である私がとにかく焦ってしまっているということ。机上の学びを少しでもしないとかな、させないとかな、何か学校に代わる学びの場を・・・などとすごく焦ってしまっていることを自覚したところでした。

今まで不登校支援してきた経験や、友人知人たちの子どもたちが学校以外の学びを選択している中で必要な時がきたら各々のペースできちんと学び、巣立っていく姿を何度も目撃しておきながら、いざ自分の子どもが当事者になるとこんなにも焦燥感や不安感に苛まれ冷静でいられない・・・人間とはなんと愚かなのだろうかとつくづく感じております。いや、人間とはなんて主語が大きかったな、私、ですね愚かなのは(笑)

まぁ、でもそんなものなんじゃないでしょうかね、人間(私)なんて。頭では分かっているけど・・・みたいなこと多くないですか?

友人に聞いてみました。「以前から、息子くんが不登校で、学校の勉強全くしてないこと、焦ってないようにみえたけど本当に焦ってなかったの?」と。

彼女は、自分が同じ状況(不登校)だったし、焦りは正直なかったけど、時折不安になることもあったと。でも自分と息子は別の人間、自分のペースと彼のペースは違うからこちらから「こうしたらいいんじゃないか」みたいな強制をするという考えは全く無かったと、はっきり言いきりました。

それを聞いて、私はまだ娘を1人の人間として信頼しきれてないのだと、ただただ反省。

でもね、愚かな私は繰り返すのよ笑

また今日も余計な問いかけを彼女にしてしまったかも。全然待てないのね、私。 

娘が公教育以外の学びを選択しているいま、親の私が試されてるっていうか、人として学ぶ機会を頂いてるのを感じてます^ ^

こんな記事書いておきながら、また同じこと繰り返すのだろうなぁ、私。分かってる、頭では分かってるけど、つい余計なこと言っちゃうのよね☺️

「待てない」私から少しでも成長できたら、またお知らせします笑




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