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エチオピア渡航記DAY2

【2022年 3月 11日】

時差ボケか1時くらいに起きた。昨日は21:30に寝落ちしてたから4時間くらい。

蚊がうるさくて、ずっとうとうとで過ごす。

トイレの環境悪くて、シャワーも浴びたくなくて、気持ち悪いまま布団でゴロゴロ。

6時くらいに再び起きてシャワー。お湯でなくてむちゃ寒かった。
シャワー後はすっきりして、とりあえず溜まってた返信を返す時間。
8:00お腹減ったので街に繰り出す。ジロジロ見られるけど治安はいい。
どの店も閉まってるから大通りに。ローカルのパン屋さんに入ってむちゃ辛いピザと油っこいサーターアンダギー風のパンを買う。先にいた女性客にすんごい見られた。けど目は合わず。

ローカルのお店でティッシュと水も買った。だんだん買い物も慣れてきた。35ブルが75ブルって聞こえて「え高くない!?」ってツッコんだり、10ブル札を20ブル札と間違えて「もう2枚足りないよ」と言われた時に「いやいやこれ20ブル札だし」などと謎の挙動に出たけど結局お店の兄ちゃんとは笑顔で別れた。

Bette Bunaとの打ち合わせ。迎えに来てくれるので待ってた。すると「俺のブルとお前のドル交換してくれよ」っていう人が来た。「ああ、いいよ」って言ったけど考えたらもうそんなにブルいらないな、、、とちょっと後悔。

謎にその男がもたもたしている間に送迎が来たから結局両替はせずに出発。ちょっと良かったと思ってしまった。

車で30分くらいのオフィスに向かう。車間距離めちゃくちゃだし、車線は機能してないし、これぞって感じ。
送迎してくれるBette Bunaの人は英語がわかるから質問たくさんできた。
木の足場だと思っていたものは実は建物の骨組みだった。いや耐震性ゼロ過ぎるでしょ。でもお金がないから金属製の素材で骨組み組めないらしい。
あと俺がいるところは都心ではなかった。郊外と都心の間くらい。オフィスはすごく都心の場所にあった。
昔住宅街だったところを通った。トタンで作ったボロボロの家が並んでいる。ベトナムを思い出す。
信号待ちの車をノックする物乞い。そこまでするのか。
African Union(AU)も通り過ぎた。エチオピアが植民地化されたことがないというのはやはり誇りらしい。

Bette Buna到着。
今まで入ったどこよりも綺麗なオフィス。
早速コーヒーを飲みながら自己紹介。
すごく聞く姿勢を持ってくれた。たくさん話した。そして共感してもらった。
Bette Bunaのみんなの話を聞いた。
・Bette BunaがHouse of Coffeeという意味であること
・換金作物の性格が強いコーヒーを、社会を良くする手段と捉え直し、収入の増加・バランスの取れた生態系・地域への還元などを通してコーヒー生産地域全体の機会均等を目指していること
・フェアトレードのプレミアは労働者ではなく会社に還元されるという限界があること
・バックオフィスメンバー5人のバックグラウンド
など、たくさん話した。

それを受けて、俺もフィリピンのゴミ山体験、シンガポールの留学、卒論でリサーチしたことを共有し直した。

面白かったのは、そもそもコーヒーの品質を上げるという発想自体が現地の人にとっては新鮮なことらしかった。

あと、エチオピアでは日本に対する印象が良いらしい。中国と比較された。彼らは日本の伝統などに興味があった。少し前までは90%くらいがトヨタの車だったらしい。

彼らも2期目の会社で、これからという感じだったけれど、目線もビジョンも揃っているしとてもいい出会いだったと思う。この関係を育てて一緒に5年10年と戦っていきたい。

キックオフミーティングの後はランチ!
Hester(代表)と日本やオランダのコミュニケーションの取り方とかビジネス文化について話し合った。あとは社会起業という概念への世の中の反応とか。

その後はカフェでコーヒー談義。お互いのビジョンをより深く共有した。やっぱりコーヒーの話が1番盛り上がる笑

オフィスに戻って帰りのタクシーを待つ。その間に、秋田や男鹿の良いところとか話したり、日本来なよみたいな話をした。SCAJ展示会などと抱き合わせで来れたら最高だよねっていう話もした。

日本語の話をして、「コーヒー」という文字を書いたり、発音を練習したりして爆笑
24歳の農学に詳しいメンバーはイジられキャラだった笑

タクシー全然来ないのでビール飲み始めた笑
盛り上がって、「11月とか農園ツアー組まない!?」っていう話をしたり、文化の違いや言葉の違いについてたくさん話した。

帰宅。
めちゃくちゃ疲れた!最高な時間だった。発信系進める。

暗くなる前に、とご飯を食べに行く。
シロっていう食べ物を注文。羊の肉だった。でもインジェラの上に乗って出てきて「もうインジェラは、、」って感じだった笑
200ブルはちょっと高いけど、値切るエネルギーも残っていなかったのでまあ良いかと支払いを済ませる。

食べ終わる頃は暗かったので少し緊張感持って帰宅。
併設のバーにも寄らず、部屋に戻る。
身体が熱くて微熱ありそうな感じ、太陽もたくさん浴びたし時差ボケもまだまだあるし、2日間張り切り過ぎたなと思った。
シャワーは浴びずにアルコールテッシュで体を拭き、歯を磨いて電気を消した。21時ごろ。

謎に、もしもここで死んだらとか考えたけど、Bette Bunaの人とか仲良くなったし孤独感はないなと思ったら安心してすぐ寝れた。


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