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ようこそようこそ南市原




去年の7月から、加茂地区にやってきた伊藤さんと愛犬のモシャくん。家の中には、空き家からレスキューした家具が沢山。そんな素敵な空間で、お話を伺いました。

南市原に来たきっかけは?

出身は愛知県なんですが、就職先が木更津市にあったんです。それと当時は、東京のお仕事と掛け持ちをしようと考えていて。それで、住むところに困っていたので、職場の人に声をかけてもらってシェアハウスに住み始めました。シェアハウスがあったのが姉崎で、その時初めて市原市民になったんです。半年間シェアハウスに住んでみて、ずっと住み続けるわけにもいかないなと思っていた時に、知り合いが古民家に住んでいるのを知ったんです。ずっと古民家に住みたいという思いはあったので、めっちゃ羨ましいなと思って、真剣に家探しを始めたんですよね。それで、今住んでいる物件を見つけました。私は川が好きで、この家は、家の目の前が川なんですよ。雨が降るとめちゃくちゃ増水しますけど笑。 川の近くめっちゃ良さそう! って思って見学したら、サイズ感も日当たりも、どれもちょうど良くて、すぐにこの家に決めました。

移住してから変わったことは?


友達をよく家に呼ぶようになりました。前に住んでいた家では呼ぼうという気にならなかったけど、この家なら来てほしいなって思います。それと、このお家はペットOKだったので、今年のゴールデンウィークに保護犬だったモシャを飼い始めました。

古民家に魅力を感じた理由は?


学生時代から環境問題に興味があったんですよね。昔の人は、使い古した和服を雑巾にした後、燃やして肥料にしていたんです。その循環が、すごく素敵だなと感じていました。それで環境問題を学びに大学に行った後、現在のオーガニックハーブガーデンの仕事に辿り着いたんです。その職場が、建物も何もない状態からの立ち上げで、代表のこだわりにすごく魅力を感じていました。そういう経験もあるからか、古民家の細部までこだわって作られている所に、魅力を感じるようになりました。こんなに贅沢な木材の使い方って、今だとできないと思うし。住まなくなった古民家を使わないままにせず、自分が住むことで新たな循環が生まれれば良いなと思います。

地域の好きなところは?


千葉の田舎って、自然と人が近いと思ってるんですよね。他の県にも住んだことがあるけど、自然は脅威っていうイメージがあって。見る分には良いけど住むには違ってくるなと。でもここは「里山」。人がいるからこそ成り立ってる自然なんだと思いました。今の環境問題の原因は、自然を管理する人がいなくなってきたからというのもあると思うんです。自分一人じゃ何もできないかもしれないけど、人と自然の共存が、ここだったら成し遂げられるんじゃないかなと思います。あとは、千葉の人って明るくてオープンですよね。受け入れてくれる人たちの優しさがあるなって。ちょうどいい繋がりがあるのも良いですよね。お互いがお互いを尊重しあってる感じがするのかな。

地域の人たちへひとこと!

最近、町会の草刈りにも参加しているんですけど、ご高齢の方が多い中で、日々、道や田んぼをきれいに管理している人がいるからこそ、魅力ある場所になっているんだと思いました。なのでお体に気をつけて過ごしてくださいね! 「維持してくれてありがとう」という気持ちです。これからもよろしくお願いします!


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