初めてのルーブルは手強かった
パリ旅の最終日、5月5日の金曜、
最大のイベントは「ルーブル美術館」だ。
2ヶ月前の予約でもやっと取れたのは11:30と言う入場時間だった。
少し早めに行って、宮殿であったルーブルとシンボルのピラミッドの周りをぐるりと歩く。
すでに人混みがピラミッドに吸い込まれていく。
事前に知り合いたちにルーブルの感想を聞くと一貫してみんな言うのは、「Overwelming!!…あれを一日かけて、しかも人混みの中回るのは無理だと思った方が良い」
あまりにもみんなに言われるので、それなりの覚悟は出来ていた。
実際の宮殿だった石積みの城を感じながら、
ココは、ヒンヤリと涼しい空間だった。
個人的にスペインハプスブルク家のストーリーとベラスケスが描いたファミリーの絵画は興味深い。近親婚にこだわりすぎた末、スペインハプスブルク家は、消滅した。
ルネサンス、マニエラ、バロック、ロココと迷いながら絵画を追い、人混みを掻き分け、としているうちに体力を消耗。
軽いランチ休憩を挟み、
エジプトを巡る〜。
知り合いの忠告通り、初めての +人混みの中のルーブルは制覇なんぞ到底無理だった。
下調べしたお目当ての絵画もじっくりゆっくり観ること自体も難しい。
しかしながら、故にまた戻ってきて、初回の見逃しを次回ゆっくり観れたらとも思った。
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